人生の「コク」ってなに?
つけもの工場見学で
人生の「コク」と
お仏壇の関係に気づく!?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が221日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
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昨日は毎日ブログの
メンバーと工場見学へ!
山口県岩国市にある
「うまもん」さんという
老舗のお漬物屋さんです
「うまもん」さんの工場は
江戸時代からの建もので
中には蔵まであります
そこに錦川の伏流水が
涌き出る7つの井戸があり
お漬物の材料は全て地下水で
洗われているとのこと
今回はお漬物の製造工程を
中野社長に直接案内して
いただきました~
製造工程のなかでも
特徴的なのが「三度漬け」
粗漬・中漬・本漬と
三度漬け替えするそうです
この工程により
白菜の水分が75%以上も
減るんだそうですよ
そこからキムチの場合は
唐辛子で更に漬けるので
四度漬けになるとか
樽一杯だった白菜が
ちょろっとになるまで
水分が抜けきってます
ここから発酵が始まり
植物性乳酸菌が豊富な
自然の風味が生まれ
これがいわゆる
「コク」となります
ここはもともと
八百屋甚兵衛という名で
お醤油を作る蔵らしく
その蔵で漬物造りをするので
古来からの醤油蔵に住む
酵母菌を受け継いでいるのも
大きな特徴だそうです
代々の蔵に住む「菌」と
「三度漬け」で
本当に美味しい「コク」が
でてくる
なんどもなんども
石を載せられて
ギュウギュウされる
人間の「コク」も
似たような感じかも
辛いことや苦しい事
悩みがあって
ギュウギュウして
無駄な水分が抜けきって
自分らしさの「コク」が
でてくる
漬物だと五分の一の
重さになるとのこと
人生80年としたら
五分の一にして
16年分ぐらいが
食べられる部分
人生の中で
食べられる部分というと
人に影響を与えられる
そんな感じでしょうか?
それにプラス
その蔵に昔から住む
「酵母菌」の存在
これこそはその家々の
先祖代々が受け継いだ
その家ならではの「家風」
山縣家ならではのもの
田中家ならではのもの
山田家ならではのもの
困ったときや
苦難があった時に
グッと耐えて絞られる
その耐える時に
「菌」のように発酵する
ご先祖からの潜在能力
これを受け継いでいくには
やはり毎日毎日
繰り返しご先祖と繋がること
それこそが大事です
正直に僕自身も
お仏壇に毎日手を合わせる
それって意味あるの?
そのような
疑問を思った頃もありました
しかし困ったときだけ
お参りをするお仏壇ではなく
毎日のお参りで
仏さまご先祖さまと
繋がって熟成されていく
そうしたときに
困りごとに対処して
解決をしていくと
人生の「コク」が生まれる
仏教の教えもそうやって
お釈迦さまからの
「酵母菌」を受け継ぎ
色んな時代の数多くの
僧侶の苦しみの末に
うみだされたもの
だから教えに「コク」
という「ありがたみ」
があるんですね
僕はまだまだ「コク」も
「うまみ」もない人間ですが
ギュウギュウされながら
精進していきます
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
「うまもん」さんが
美味しい理由の
もうひとつに
〇〇があるそうです
それは明日のブログで!
明日も読んでいただけると
浅漬けの人生から
三度漬けの人生で
いい香りがしますよ~
「好奇心は人間を
生き生きさせる」
「うまもん」さんの
ご親戚でお漬物を
こよなく愛した
宇野千代先生の名言でした