お仏壇じまいとお線香のお話/広島 仏壇 処分 音羽屋
こんにちは!
広島のお仏壇修理専門
音羽屋の山縣です。
音羽屋ではお仏壇という
家の中の大切な場所を
繋いでいくことで
その「家ならでは」の想いが
伝わっていくことを
使命にしています。
お仏壇のことで
皆様のお役に立てれば嬉しいです!!
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職人ブログ69号
今日もブツブツ言ってます。
昨日は「お仏壇じまい」を
させてもらいました
お仏壇のご処分から
お線香と努力とウ〇コ
のおはなしになります(笑)
昨日はお仏壇の
ご供養をして頂きました
音羽屋ではお仏壇じまい
つまり「ご処分」で
お預かりした後に
お参りをしてもらいます
大切な場所として
それぞれの家で
お参りしてもらったお仏壇
形あるものとして
役目を終える前の
感謝のお参りになります
今回は神棚もお引取り
させてもらっていましたので
ご一緒にご供養していただきました
お仏壇のご供養と
神棚のご供養は
は別々のお経になります
役割が違えば
後始末の仕方も
変わってくるんですね
今回のお参りの途中
お線香の煙が
途絶えてしまいました
お参りが終わり御住職から
「山縣さん、お線香は精進なんですよ。」
とお話がありました
「ぼくの修行中はお参りの途中で、お線香が消えると精進が足りん!と怒られたものです。」
「お線香には努力精進の意味があるんですよ。」
線香には努力精進の意味があります。
一旦決心の火をつけますと、線香は熱をもって最後まで燃えていきます。
燃え尽きたならば灰になって忘れてしまいます。
つまり線香には、努力をしながら周りに快い人徳の香りを薫じつつ、一生懸命に頑張るという意味があります。
そして完成すれば、今まで自分のやってきたことを、サラサラと灰にして忘れてしまうということが大切です。
これは自分がやったのだと、いつまでも人に吹聴するような努力の仕方は線香の精神から外れます。
また自分だけが助かるという努力の仕方も、線香の精神から遠のきます。
他に良い感じを与えながら、人格の香りを周囲に漂わせながら、一生懸命に熱を持って、精進するという意味が線香にあります。
〈ひと言ひと言がわかる 般若心経入門:近藤堯寛 著〉より
お線香一つでも深いですねー!
周りのためにと努力する
その努力はさらさらと忘れる
以前、広島の超覚寺さんの
Facebookにこの様な投稿がありました
超覚寺さんは掲示板が
面白くて、ためになり
ウーン!と唸る言葉が多く
全国的に有名なお寺さんです
超覚寺さんのホームページ
お仏壇のご処分から
お線香と努力とウ〇コ
のおはなしになりましたが
今日のところは水に流してくださいね(笑)
本日もお読みいただきありがとうございました!