毛穴から入っていくお盆!?
あれから5年・・・
お盆の過ごし方は
毛穴から入ります!?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が226日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
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本日は妻の実家がある
大阪に来ています
こどもたちも里帰りが
広島から大阪へという
都会帰りにもなれてきました
妻のお父さんは
5年前の夏亡くなられました
里帰りしたら
先ずはお土産をお供えして
みんなでジイジヘ報告
5年前といえば
長男は小学4年生
次男が小学1年生
長女は産まれる10日前
大阪で行われたお葬式に
お腹が大きかった妻は
参列できませんでした
お葬式ではジイジが
好きだった曲を流して
見送ったのを覚えています
今年のお盆も
ジイジが好きだったモノで
お迎え・・・
というわけでもなく
バアバが好きなモノを
お土産で買って帰りました
まあバアバが喜ぶほうが
ジイジも喜んどるよね~
なんて話しながら
来年の七回忌をどうする?
というような話をしたり
思い出ばなしをしたり
みんなでにぎわいます
やはりお盆になると
家族で故人の話をしたり
お墓参りにいったり
お仏壇にお供えをしたり
いまを生きてる人と
亡くなられたあの人が
繋がる家が多いことでしょう
そんなお盆を
どんな雰囲気で迎えるのか
日本各地のお盆を
ちょっとご紹介しましょう
先ずは広島のお盆といえば
色あざやかな盆灯篭
広島県の西部方面では
お墓参りに行く時に
赤や黄色の派手な灯篭を
お供えする風習があります
うちの近くのコンビニにも
この灯篭が売られてました
諸説ありますが江戸時代に
亡くなった娘を偲んだ
紙問屋さんがはじめたとか
いつも殺風景な墓所が
お盆だけカラフルになります
派手なお盆といえば
長崎のお盆は凄いそうですね
ちょうどNHKの番組で
放送していましたが
カゴいっぱいに
入っているのは「爆竹」
長崎ではお盆になると
お墓や街なかでバンバン
花火や爆竹を鳴らしまくる
ド派手な音と光で
故人を送り出すんだとか
長崎出身のさだまさしさんの
弟さんもお母さんのために
花火を購入しておられました
テレビのインタビューでは
爆竹をド派手にならさないと
お盆を迎えた気分にならない
大好きだったじいちゃんを
にぎやかに送ってやりたい
母ちゃんもあの世で
きっとよろこんでますよ
故人への思いが詰まった
長崎独自の行事のようです
似たような感じで有名なのは
岩手県盛岡市の舟っこ流し
北上川に浮かべた舟に
火が灯して
やがて静かに焼け落ちて
流れていくという行事
コロナで中止でしたが
三年ぶりの今年は
開催されるそうです
にぎやかといえば
沖縄のエイサーも
もともとは
お盆の行事だったそうです
全てに共通してるのが
故人やご先祖さまを
派手ににぎやかに送り出す
という点
爆竹や花火に舟に火を灯す
これらは邪気を払う意味も
あるそうです
ご先祖さまと一緒に
色んなものが
やってくるんですね
インタビューにあった
これをやらないと
お盆を迎えた気分にならない
この気持ちわかりますね~
僕も広島出身なので
あのカラフルな灯篭を見ると
ああ、盆が来たなとなります
この仕事をしているので
お盆前には忙しくなりますが
お盆が来たという感覚は
盆灯篭を見るときに感じます
これは体感的にというか
DNA的にというか
体に沁み込んでるんですね
行事の意味を知って
それをやることも大事ですが
習慣としてやることで
体に入っていることも大切
産まれたばかりの長女を
抱っこして参加した法事で
お坊さんが仰ってました
「法門は毛孔より入りて
遠く菩提の縁とならん」
お経が毛穴から入ってくる
聞いていないようで聞いてる
分かっていないようで
毛穴から入ってくるそうです
子どもの頃は
意味は分からないけど
それでもいい
大人になって
疲れて寝ててもいい
そこにご縁して
いつか花咲く「仏の種」
それが毛穴から入ってくる
小さなころから
お墓参りに連れていく
一緒に法事に参加する
仏壇に手をあわせる
こころの中で
小さな種が育まれます
それを代々継承してきた
ご先祖さまのお蔭で
今のお盆があります
大切な仏の種をこれからも
繋いでいきたいですね
本日もどうぞ大切な
お盆をお過ごしください
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
五年前のあの夏に
生まれた長女
今では立派な
箱入り娘に育ちました
箱に入ってウロウロする娘
リアル箱入り娘です(笑)