義父への恩返し
福山城はことし
築城400年なんですね!
義父さんへの
恩返しに出来ることは?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(250日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
―――――――――
「オクラがえっとできたけぇ
持って帰りんさい!」
(えっと=たくさん)
そう仰ってくださったのは
修復のご依頼を頂いた
福山のお客さま
福山と言えば
福山駅から見える福山城が
築城400年を迎えるんですね
築城した初代藩主は
倫魁不羈(りんかいふき)
と呼ばれた水野勝成
倫魁不羈とは
「あまりに凄すぎて
誰にも縛ることが出来ない」
ようするに
「扱いづらい人間」
ということでしょうかね
水野勝成の史実によると
実の父親も手をやいて
勘当するほどだったそうです
この度のお客さまから
ご依頼を頂いた経緯を
お伺いすると
「義父への恩返しにね~」
と義理のお父様との思い出を
教えてくださいました
「若いころは仕事が順調で
ドンドンと忙しくなってね
義理の両親とはなしをする
時間もなかったんよ
一緒に住む家を建てて
お義父さんには
ゆっくりしてもらうおと
離れを用意したんじゃけど
あれがイケんかったね
後から聞いたら
のけもんにされとると
感じたらしいんよ」
騒がしいリビングに
近いお部屋よりも
静かな方がいいかなと
離れを用意したことで
逆に寂しくなったんですね
いつも一緒にいる家族でも
なかなか気持ちが届かない
そんなことってありますね
お義父さんが亡くなられて
お仏壇も移動されたとか
「仏壇も父の部屋から
リビングの近くに
みんなの声が聞こえる
この部屋にしたんよ」
なにも言わなくても
分かってくれるだろう
そう思ってしまうのが
家族なのかもしれません
でも意外と
伝わってるようで
伝わっていないのが
家族なんですよね~
冒頭に出てきた水野勝成は
実の父親に勘当されてから
15年後に父親と和解します
しかし残念なことに
そのすぐあとに勝成の父は
亡くなってしまいます
「生きとっての間にもっと
話しをしとけばよかった
そのお詫びと恩返しで
仏壇を綺麗にするんよ」
「懺悔」
という言葉があります
キリスト教用語のようですが
実は仏教がもとになっていて
「さんげ」と読みます
仏教では、まずは自分が
「無知」であると知る
そこからスタートします
「自分は知らない」
ということを知って
今の間違いを正していく
それが「懺悔」になります
逆に一番怖いのは
「自分は正しい」
という心なんだそうです
身近な家族とのことは
「自分は正しい」よりも
「自分は分かっていない」
の方がいいかもしれませんね
毎日どこかで何かしら
間違ってしまう自分
お仏壇の前で「懺悔」して
明るく前向きに
生きていきましょう
よーーしっ
お義父さまにも届くように
綺麗に修復しますね!
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
生きやすくなる
ブツダンライフを
伝えていきます!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
オクラって
日本語じゃないんですね!
実は初めて知りました(笑)
英語で「Okra」って
書くそうですよ~
あれ??
オクラの話し
なんかしたっけ?
そう思ったあなたは
もう一度最初から
読んでオクレ!
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