神棚のお札の並べ方/広島 仏壇 修理 音羽屋
こんにちは。
広島でお仏壇の修理を専門にしている音羽屋の山縣です。
当店は、お仏壇という家の中の大切な場所を繋いでいくことで、その「家ならでは」の想いが伝わっていくことを使命にしています。
この「職人の日記」では、掃除・洗浄・修復・塗替え・移動・保管・御処分・配置・向きのことなど、お仏壇のことで皆様のお役に立てれば嬉しいです!!
ということで・・・
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本日はお朔日参りに氏神様である舟入神社へ行ってきました。
地元の神社さんですが、普段は神主さんが不在で、一日のみ来てくださいます。
そこで、お正月に交換できていなかったお神札(お札)を新しくしてもらいました。
新しい御札は気持ちがいいですね。
「神棚のお札の交換」
御札は1年間お祀りして、古くなったものは神社にお返しするのがいいそうですよ。
また、お札に巻いてある薄紙は上巻紙といって、家の神棚へおまつりするまで清浄に保つためのものです。神棚におまつりする時には、取り外してからおまつりします。
早速、仕事場で新しいお札を並べました。
「神棚のお札の並べ方」
・向かって中央に神宮大麻。
・右側には住んでいる地域の氏神の神社のお札。
・左側には個人的に信仰している神社、崇敬神社のお札。
をお祀りします。
当店の場合の崇敬神社は様々なご縁のある厳島神社さんになります。
本日は神棚のお話になりました。
日本古来の八百万の神様、そして伝来してきた仏教。
いずれにしても「命の本」を辿っていくと人間ではない大いなる何かに行きつくのかなと思います。
ご先祖様に繋がるお仏壇を触らせてもらう仕事をしている身として、地元の神様に感謝をのべて今月も精進していきたいと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。