涅槃会と誕生日/広島 仏壇 修理 音羽屋
こんにちは。
広島でお仏壇の修理を専門にしている音羽屋の山縣です。
当店は、お仏壇という家の中の大切な場所を繋いでいくことで、その「家ならでは」の想いが伝わっていくことを使命にしています。
この「職人の日記」では、掃除・洗浄・修復・塗替え・移動・保管・御処分・配置・向きのことなど、お仏壇のことで皆様のお役に立てれば嬉しいです!!
ということで・・・
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本日2月15日は、お釈迦様がお亡くなりになられた日になります。
日本の各宗派の仏教寺院では「涅槃会(ねはんえ)」と呼んでいます。
「涅槃会」とは「仏教の教えを説いたお釈迦様がお亡くなりになられた日の法要」になります。
そして、偶然にも代表 山縣の誕生日でもあります。
お蔭様で、43歳になりました。
母親に聞くと、難産で15日の夜中1時15分に産んでくれたとの事。バレンタインデーではなく、涅槃会まで辛抱してくれた母親に感謝しております。その節はありがとうございました。
そんな、涅槃会の日に届いた真言宗の御住職様のメルマガが以下のような文面でした。
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2022/02/15/4481【励めよ】
お釈迦さまの入滅の日。
お釈迦さまが生涯を通じて、弟子たちに伝えたかったこと……
それは「励みなさい」ということでした。
人に後押しされることなく、自らが発心してとにかく励む。
それが精進ということです。合掌拝
◎みほとけ画「今日のことば」
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メルマガの発信者は、天野高雄(あまのこうゆう)先生。
岡山県倉敷市にある高野山真言宗「医王山 持明院 高蔵寺」さんの御住職様になられます。
御法話の中の例え話しやエピソードが分かりやすく、とても面白いので、ポッドキャストやYouTubeで勉強させてもらっています。
「高蔵寺」さんのホームページ
天野高雄先生は、画家であり造形作家というアーティストとしてもご活躍しておられます。
そんな天野先生のお話が高野山真言宗の「公式」YouTubeチャンネルにございましたので、こちらでシェアさせてもらいました。
内容は、天野先生とそのお母様とのお話でした。見ていてグッとこみ上げるものがありました。
今日、僕の誕生日、朝一番に連絡があったのは母親でした。
「生まれてきてくれてありがとう。体調に気を付けて。」
いつまでも母親として、離れていても気にかけてくれている。
本当に感謝しかありません。
逆にまだまだ心配をかけているようです。
こちらから母へ電話をして御礼を言わないといけないのに恥ずかしい限りです。
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天野先生以外にも沢山の貴重な法話がコチラからお聞きいただけます。
【公式】高野山の法話
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何はともあれ、天野先生のメルマガにありました・・・
「人に後押しされることなく、自らが発心してとにかく励む。」
お仏壇をさわらせて頂く仕事をさせてもらい、涅槃会に産んでいただいた身として、まだまだ「励み」、精進していきます。
まだまだ若輩であります。
引き続き、ご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!