地獄と極楽/広島 仏壇 修復 音羽屋
5月9日は
じごく(59)?
ごく(59)らく?
どちらになるか
わたしが
懺悔します!!
今日もブツブツ言ってます
職人ブログ129号は
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇の
ことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋では
お仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
に繋がることで
明るく楽しい
生き方になることを
お約束いたします!
―――――――――
5月9日
ご(5)く(9)
ら(5)く(9)
たしかに
「5」と「ら」も
薄目だと同じに見えます
では今日は
極楽の日ですね!
温泉につかって
てあしを伸ばして
「あーー
ごくらく
ごくらく」
って言ったこと
ありませんか?
じご(5)く(9)
とも読めるので
地獄の日かも?
「あーー
じごく
じごく」
地獄温泉の卵は
言ってるかも
しれませんね
この
「じごく」と
「ごくらく」
のことを
幽体りだつで
みてきた人に
教えてもらいました
――――――――
地獄と極楽の
見学をしにきた
ひとがいます
最初に
地獄へ行くと
ちょうど
お昼ごはんの時間
食事のせきに
罪人さんが並んでます
「地獄でしょ
きっとひどい
食事にちがいない」
とテーブルを見ると
おおお!
ごうかな料理が
ならんでいます!
でも罪人さんは
みんなガリガリに
やせているんです
あれれ?
よ~く見ると
食事のはしが
とっても長いんです
およそ
1メートル以上も
ある長い箸なんです
みんなながーい箸で
ごちそうを自分の口へ
入れようとします
ところが
まったく入りません
イライラして
怒りだすひともいます
隣の人がつまんだ
料理を奪おうとして
みにくい争いまでするしまつ
やれやれ・・・
と、その人は
つぎに極楽へいきました
こちらも
お食事の時間
極楽のひとたちは
テーブルに仲良く座って
にこやかにされてます
お料理はこちらも
豪華なお食事
ふと箸をみると
地獄と同じ1メートルの
あのなが~い箸です
ただ、争いもなく
和やかに食事してます
「いったい
地獄と極楽は
どこが違うんだ?」
じっと見ていると
その謎が解けました
極楽のひとたちは
長い箸で
お料理をはさみ
「どうぞ」
と、向こう側の人に
食べさせてあげてます
にっこりと
ほほ笑んだ相手は
「ありがとうございます
こんどはお返ししますよ
なにがお好きですか?」
と食べさせて
あげています
「なるほど!
極楽の人はちがうな~」
とその人は
戻ってきました
――――――――
え!?
これって
・・・
そ、それは
言わないお約束で!
このはなしで
伝えたいことは
「自分のことだけよりも
相手のことを考えると
自分にかえってくる」
それが
天国と地獄の違い
と
ここまでは
よくあるおはなし
ですが
ここから少し
ぼくなりに
考えてみました
なぜ?
なが~い箸なのか
もしも
みじかい箸で
ひとから
食べさせてもらうと
・・・
うっとおしいです!
ただし
ながい箸をつかって
食べさせるには
箸を上手に
使えないと
とても難しいはず
つまり
みじかい箸が
うまく使えてこそ
やっと
ながい箸での
はなしが成り立ちます
箸で料理をつかんで
口に入れる
これは
何かをやって
習得することのたとえ
つまり
みじかい箸
=自分で出来ること
ながい箸
=相手があって
出来ること
とかんがえると
自分でできることを
出来るようになって
やっと
人さまの役に立つ
ことができるようになる
逆に
自分のやるべきことが
出来ていないのに
人のためにとやっても
うまくできないし
迷惑になる可能性も
また相手が
自分でがんばれば
できること
=みじかい箸
なのにこちらが
やってしまうと
成長の妨げになり
さらには
うっとおしく
感じるかもしれません
子育てや
社員教育
などの場面で
そのひとの
やろうとしている
ことが
ながい箸なのか
みじかい箸なのか
その見極めも
大事ですね
みんなが上手に
箸をつかえて
ながーい箸で
お互いに
助け合える
そんな
ごくらくに
なっていくといいですね!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
じつは・・・
今日は
ごくらくの日
でも
じごくの日
でも
どちらでも
ないんです
ただ
わかってください
みなさまに
仏さまの
おはなしを
たのしく
聞いて
もらいたかったんです
おねがいます!
テー
テー
テー
テーーー!
ああ!
ごめんなさいー