ジミー・カーターから教わったこと
ジミー・カーターが
教えてくれたこと
目の前のモノは
あなたの心しだいで
武器にもなるし
祈りの道具にもなる
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人ブログ190号は
↓ ↓ ↓
今日もブツブツ言ってます
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
に繋がることで
明るく楽しい
生き方になることを
お約束いたします!
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今日は三次市甲奴町の
お客さま宅へお伺いしました
広島市内から車で90分
甲奴(こうぬ)と読みます
お客さまのご相談内容は
お仏壇の「高さ」について
仏さまの位置が少し低い為
お客さまが立ち上がると
仏様を見下ろすようになる
それを何とか解決して欲しい
という内容でした
仏さまを見下ろすことが
失礼にあたるという感覚
お仏壇のご本尊さまは
仏さまそのものです
しかし・・・
見る人から見れば
ただのモノ
ご本尊さまが掛軸であれば
ただの紙切れとも言えます
それを尊いと
捉えられるか捉えないかは
すべて心しだい
「見下ろしてしまうのが
どうも気になって気になって
これに慣れてくると自分が
偉そうになるようでね」
お仏壇の位置ひとつで
自分を戒めることが
できるんですね
甲奴町は元アメリカ大統領で
ノーベル平和賞も受賞された
ジミー・カーター氏と
繋がりが深いんだそうです
アメリカ大統領と
広島の山奥の町を結んだのは
お寺の梵鐘でした
梵鐘(ぼんしょう)は
あのゴーンと鳴らす
大きな鐘のことです
甲奴町のお寺にあった
その梵鐘は
第二次世界大戦中に
砲弾の資材として
軍に供出されました
戦争が激化した当時
鉄砲の玉から軍艦の材料の
金属が不足してきたので
お寺にある数々の仏具から
個人の家の仏具まで
国が取り上げていました
梵鐘は呉の工場まで
持って行かれましたが
兵器とはならず
数奇な運命をたどって
イギリスそしてアメリカへ
在米の日系人たちの
努力によって
平和のために活動中の
ジミー・カーターへ
寄贈されたことが
ご縁の始まりだそうです
もともとは
お寺の鐘だったものが
戦争になると互いを
攻撃する兵器になる
国を動かすという
頭のイイひとたちでも
平気で
兵器にしてしまう
そういう状況にしてしまう
それが戦争なんでしょうね
たまたま
兵器にならなかった
甲奴の梵鐘
日々の生活の中で
ちょとのことで
思いとどまる
それが
少しでもズレていくと
遠い先で
大きなズレとなる
ご本尊の高さと戒め
梵鐘とアメリカ大統領
ふっと
ばあちゃんが言ってた
「お天道様が見とるよ」
を思い出した一日でした
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
ジミー・カーター氏は
海軍をやめた後に
ピーナッツ事業で成功
そこから州知事になり
あっという間に
大統領にまで上り詰めた
いわゆる
アメリカンドリームを
手に入れた方です
ぼくもピーナッツで
ハッピーな夏に
したいです!!!
「グフフ」と笑うカーター人形