井戸水を使うことでわかること
なぜ井戸水を使うの?
それは〇足な
生活をするためよ
と教えてくださいました
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人ブログ193号は
今日もブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
に繋がることで
明るく楽しい
生き方になることを
お約束いたします!
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本日もお仏壇修理の
ご相談を頂いたお客様宅へ
お伺いしてきました
そちらのお宅では
普段から井戸水を
使っておられるとのこと
ちゃんと水道水も
きているのですが
ほとんど使わないそうです
その理由は水道代が
かからないからですか?と
お聞きすると
「いやいや、逆なんよ
水道の方が無駄に使うんよね
ひねれば出てくるけぇね
出しっぱなしにしたり
よおけぇつこうたり
つかうことに慣れると
毎日のことじゃけぇ
変なくせになるんよね
井戸のみずなら
くんできたぶんだけで
工夫してつかうじゃろ」
確かに
水道代を節約といいながら
当たり前に使っています
あるものだけで過ごす
足るを知るというのは
大切な生きかたです
有名な仏教のことばで
「小欲知足」があります
小欲(しょうよく)とは
いまだ得られていないものを
欲しないこと
知足(ちそく)とは
すでに得られたものに満足し
心が穏やかであること
あれも欲しい
これも欲しい
もっともっと欲しい
すでに得ているものは
もっと良いもの
もっと多くのものを欲しがり
まだ得ていないものは
それが欲しくなってしまう
欲望は現状に満足できない
ことでもあり
逆に満足を喜ぶことによって
欲望がへっていくんですね
お客さまのお話によると
義理のお母さまの影響が
あるのよとのことでした
そのお義母さまは周りから
「よかったねおばあちゃん」
と言われていたそうです
「お水が出てよかったね」
「花がさいてよかったね」
「晴れてよかったね」
「雨がふってよかったね」
毎朝お仏壇に手をあわせて
おじいさんに話しかけながら
とにかくなんでも
「よかったね」
と言っておられて
家族以外の人にも
「よかったね」
「よかったね」
が口ぐせだったそうです
日本で浄土宗をひらいた
法然上人は「喜足」と
言っておられたそうです
「足るを知る」のではなく
「足るを喜ぶ」
その心を大切にすること
これはモノに対する
欲にかぎらず
全てのことに通じますね
一日のあいだに
いやなことも沢山あります
でもよかったことも
やはり沢山あります
夕方
お仏壇にお参りするとき
きょう一日をふりかえり
今日も暑かったな
でも〇〇さんから
お茶をもらってよかったな
そうやってよかったとこを
大切にすることこそ
「おかげさま」の心なんですね
おかげさまという言葉を
より多くつかえる人生で
みずから楽しい明るい
生き方にしていきたいですね
仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
井戸のポンプの
調子がよくないんよ
とご相談いただき
井戸に詳しい
知り合いをご紹介すると
もう古い井戸なんで
イドうしましょうか?
イドみます?
と井戸ギャグ満載で
たイドがでかかったそうです
なんちゃって
井戸のなかも涼しイドーーー