親孝行に決まりなし
8月8日は
パパ、はは、ばぁばぁの日
あなたにとって
親孝行ってなに?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が220日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
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本日、8月8日は
親孝行の日とか
ばあさんの日だそうです
8と8で
パパ、はは、バァバの
ゴロ合わせが由来とのこと
「親孝行」というと
プレゼントを送ったり
一緒に旅行に行ったり
というのをよく聞きます
本当の親孝行って
なんなんでしょう?
そんなはなしをお寺の
茶話会ではなしていると
ご住職が昔話を
してくださいました
江州(いまの滋賀県)に
近所でも評判の
孝行むすこがいたそうです
お殿様にも見出されて
君が江州一番の親孝行むすこ
とご褒美を頂きました
ところが噂によると
信州(長野県)の方に
日本一の親孝行むすこ
なるものがいるらしい
「日本一とはいったい
どんな男だろう」と
たずねてみることにしました
その家についてみると
年老いたおかあさんがいて
息子さんは山へ行って不在
たきぎをとりにいって
もうすぐ帰るから
ちょっと待っててと
おかあさんがいいます
しばらく待っていると
息子さんががたきぎを
背負ってかえってきました
すると
お母さんは土間におりて
息子の背中から
たきぎをおろしてやり
わらじを脱がせて
足をあらいはじめました
しまいには床に寝かせて
「おつかれさま!」と
足腰をもんでやる
その様子を見たおとこは
「おいおい!
なにが日本一の親孝行だ
親にたかってるだけだ
全くとんでもない」と
怒って帰っていきました
しかし
途中で思い返して戻ると
信州のおとこにたずねます
「あなたは日本一の親孝行と
いわれているようだが
どうしてそういわれるのか
その秘訣を聞きたい」
かれはこたえます
「私は親孝行が
どんなものか全くしりません
なぜ日本一かもわかりません
ただいつも山からかえると
母親が足を洗ったり
腰をもんだりする
そうしてもらうと
母親がたいへん
きげんが良いものですから
まあ、仕方なしに
そうしてもらっている」
とのこと
信州のおとこには
親孝行という意識が
全くなかったんですね
ただ
母親の喜ぶようにしている
これに引きかえ江州の男は
「親孝行とはこうあるべきだ」
という固定観念があった
親孝行はした方がいいのは
よく分かっています
でもどういう形がいいのか
なにを親が喜ぶのかは
その家によって違います
決まっているものでもなく
やらないといけない
そういうものでもない
先に両親が亡くなり
親孝行できなかったと
後悔することでもない
そのように
ご住職は仰ってました
それよりも
今を精一杯生きて
親に限らず身の回りの人に
喜んでもらう
いのちに感謝するのなら
お仏壇に手を合わせて
お仏飯をお供えする
ごはんを仏壇に
お供えする理由は
生きている私たちが
日頃の感謝を表すため
だといわれています
そのため
普段食べている主食を
お供えするようになりました
親孝行も
こうあるべきという
固定観念は必要ないんです
日ごろの感謝を大切に
相手が喜ぶことを
やってみる
そうすることが
自然と親孝行となって
いくのかもしれませんね
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
今日は
「発酵食品の日」
でもあるそうです
親の大好きな漬物を食べて
「この!うつけもの!」
って言われない様に
気を付けましょうね!
カーカッカッカッ!