震災後、福島のお寺に行って/広島 仏壇 修復 音羽屋
こんにちは!
広島のお仏壇修理専門
音羽屋の山縣です。
音羽屋ではお仏壇という
家の中の大切な場所を
繋いでいくことで
その「家ならでは」の想いが
伝わっていくことを
使命にしています。
お仏壇のことで
皆様のお役に立てれば嬉しいです!!
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職人ブログ70号
今日もブツブツ言ってます。
東日本大震災から11年
原発近くにある
南相馬の
お寺に行って
「受け継ぐ」という
使命を体験
というお話です。
2011年3月11日
東日本大震災から11年
様々な記事が
掲載されています
僕は震災後
その年の夏に
南三陸へ
翌年には
南相馬の
原発20キロ圏内へ
ボランティア活動に
行かせてもらいました
南三陸では
真夏の炎天下で
海岸のガレキ清掃
おわった後に
活動拠点にしている
旅館の女将さんから
「皆さん、暑い中ありがとうございます。これを食べてくださいね!」
と、冷凍してある
ロールケーキを
頂きました
「綺麗になりました!気を付けて帰って、今度は観光で泊まりに来てね。」
グッとこみ上げてきました
ボランティアに行った
こちら側が元気を頂きました
南相馬では
一時立入り可能区域の
同慶寺さんの清掃へ
一時立入りなので
宿泊は不可
御住職とコッソリ
お寺に泊まりました
当時、誰もいない町
県外に避難しているのに
月に2回はお寺の清掃へ
集まっておられました
なぜわざわざ
それはお寺には
相馬のお殿様の
お墓があるから
どこに行っていても
自分たちのお寺は
綺麗にしておきたい
当時はまだ放射線を計る
ガイガーカウンターが
ピーピーと鳴るレベルでした
その時も帰り道
大きな大きなおにぎりを
握ってくださいました
「遠くまでありがとう。気を付けて帰ってくださいね。また、お会いしましょうね。」
帰りのバスで
おにぎりを食べながら
涙が出てきたのを思い出します
鎌倉時代からのお殿様と
ご先祖様がいるお寺
受け継いできたことを
繋いでいくという役目
この時に「受け継ぐ」
という使命を身をもって
体験しました
あの頃に行った場所の
ホームページを見ると
復興しているのが垣間見え
またまた
元気を頂いた一日でした
僕も生まれた広島で
お仏壇という大切な場所を
受け継ぐお手伝を頑張っていきます
本日もお読みいただき、ありがとうございました!
よかったら
それぞれのホームページも
見てくださいね!
南三陸「ニュー泊崎荘」
南相馬「小高山 同慶寺」