お彼岸に命の輝き!/広島 仏壇 修復 音羽屋

「金」の輝きは
「いのち」の輝き!
 
金の特徴の2つを
お彼岸の中日に
超ロングにブツりました
 
今日もブツブツ言ってます
職人ブログ80号は
 ↓ ↓ ↓
 
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こんにちは!
広島のお仏壇修理専門
音羽屋の山縣です。
 
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音羽屋では
 
お仏壇という
家の中の大切な場所を
繋いでいくことで
 
「家ならでは」の想いが
伝わっていくことを
使命にしています
 
お仏壇のことで
皆様のお役に立てれば嬉しいです!!
 
―――――――――
 
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昨日の日曜日は
お昼過ぎまで
子どもたちのお世話役
 
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中一、小4、年少さん
妻と手分けして
 
ソロバンの昇段試験
ソフトボールの試合
と車に乗せてウロウロ
 
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ソフトの試合結果は
4チーム総当たりで3位
 
5年生から1年生で
10人の人数ギリの
チームですがみんな明るーい!
 
そんな中
小3からやっている
次男が試合で初ヒット!
 
親よりも
コーチの皆さんが
喜んでくださいました
 
人数少ないので
レギュラーですが
一人だけ空振りばかり
 
アドバイスいただいても
体がウマく動かせない
 
2週間前に入った
新入部員の子は
初打席で初ヒット!
 
そんな姿を見ながら
やっと打てたから
よかったものの
もしも今日も打てていなかったら・・・
 
喜びの反面
素直じゃない
僕がいました
 
あの子はできて
うちはできない
 
あの人にはできて
自分にはできない
 
あの家にはあって
わが家にはない
 
僕は色んな事を
自分のモノサシで
比べてしまいます
 
1720
 
こんな時
関西にいる頃に聞いた
法話をおもいだします
 
京都の仏教学の先生のお話でした
 
私たちは「ものさし」を
生涯、捨てることは出来ない
 
いつでもどんな時でも
このものさしを使って
ものを考え、判断し
行動しているのです
 
ものさしを持たずにおれない
それによって
周りを傷つけずにはおれない
 
そんな人間の愚かさ
悲しさに目覚めるには
「ものさし」のいらない
世界からの働きかけが要るのです
 
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それが
阿弥陀さまの願いのひとつ
「悉皆金色(しっかいこんじき)の願い」
 
この「金色」とは
一つには「価値」あるもの 
二つには決して色あせることのない
「不変」という意味があります
 
つまり、すべての「いのち」を
変わらず価値あるものとして
光り輝かせようという願いになります。
 
実際に「金」は
サビることがなく
万国共通の価値があります
 
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そして先生は
こんなエピソードも
教えてくださいました
 
――――――――――
  
女学校の先生を
しているころのこと
 
「すべてのいのちは
いついかなる時でも
金色に輝いている」
という意を込めて
 
「ものみな金色なり」と
ノート一面に大きな字で書かせ
 
社会に出て行く生徒への
「はなむけの言葉」
とされていました
 
ある時教え子の一人から
「この言葉によって救われました」
 
というお礼の手紙が
先生に寄せられました
 
その子は、卒業後、結婚
やがて待望の赤ちゃんに恵まれますが
 
そのお子さんは
生まれながらにして
重い障害を抱えていたのです
 
最初は二人で頑張って
育てていましたが
次第に夫婦仲もこじれ
別れることになりました
 
お子さんと二人暮らしになった
彼女は、一生懸命頑張りました
 
しかし
障害者への世間の目は冷たく
時には心ないことを
言われることもありました
 
彼女はほとほと疲れて
「もうだめだ。
この子と二人で死ぬしかない」
とまで思い詰めるのです
 
呆然としたまま
身辺整理をしていたところ
 
たまたま大学時代の
ノートが目に付き
何気なくペラペラとめくっていると
 
ノートいっぱいに
「ものみな金色なり」
と書かれた文字が
眼に飛び込んで来たのです
 
その言葉は絶望の淵に
沈んでいた彼女の心に
深く染み入りました
 
そうして、あの時の
「いついかなる時でも
いのちはみんな金色に
輝いている」
 
という言葉が
鮮やかに脳裏に
蘇えったのです
 
「そうだった、そうだった
障害を持って生まれた
我が子のいのちは
金色に耀く尊いいのちであった
 
この子は、今
そのいのちを精一杯
輝かせて懸命に生きているんだ」 
 
彼女は大粒の涙を流しながら
我が子を強く強く抱きしめました
 
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考えたら僕は
これまでの経験や知識で
自分の「ものさし」
を確立してきました
 
残念ながら
その「ものさし」は
 
自分にとって
都合の良いものを
「よい」
 
そうでないものは
「いらない」という
身勝手な「ものさし」でした
 
「ものみな金色なり」
と願われた阿弥陀さまの願い
 
それは、この世のすべての
いのちは私たちにとって
なくてはならないもの
 
いる、いらない、ではなく
みんな必要なものとして
精一杯歩んでくださいね
という願いなのかもしれません
 
お仏壇に手を合わせて
金の輝きを見つめながら
少しの時間これまでを振り返り
 
ふっと周りを見渡せば
あの人もこの人も
先立ったあの方も
 
みんなみんな私たちにとって
なくてはならない仏さまと
気付くのかもしれません
 
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お彼岸の中日。
 
金の輝きを感じながら
お仏壇に手を合わせて
 
ご先祖様から繋がった命に
感謝の日になさって頂けると嬉しいです!
 
もしも、お仏壇の輝きが
くすんできた・・・
 
そんな時は、音羽屋へお気軽にご相談くださいね!
 
本日も超ロングをお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
ちなみに・・・
 
昨晩はお祝いに
クルクル回る
お寿司屋さんで
 
家族みんなで
黄金色の輝きを
味あわせて頂きました
 
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船に横たわった瓶ビールを初めて見ました(嬉)

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