見る/広島 仏壇 修復 音羽屋
アナタはカミを
シンジマスカ?
奇妙に見えますが
「神さま」です!
今日もブツブツ言ってます
職人ブログ109号は
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島のお仏壇修理専門
音羽屋の山縣です
音羽屋では
お仏壇という
家の中の大切な場所を
繋いでいくことで
「家ならでは」の想いが
伝わっていくことを
使命にしています
お仏壇のことで
皆様のお役に立てれば
嬉しいです!!
―――――――――
「目からうろこが落ちる」
は聞いたことあるけど・・・
「目から手がはえる」
って聞いたことないですよね!
お名前は
「甲子太歳金辨大将軍」
(こうしたいさいきんべんだいしょうぐん)
な、ながい
ですが
ちゃんとした中華圏や
台湾で祀られている
「神さま」
なんですよ
なぜ目から
手がでているのか
というお話しは省略して
まぁまぁ
ちょっと奇妙な
見た目ですよね
新聞に掲載されていたのは
写真家 佐藤健寿さんの
個展の案内になります
その他にも
中国にあるホテル
ベトナムの公園
様々な奇妙な写真が
展示されているようです
佐藤さんにいわく
「奇妙かどうかは
常に見る側のもんだい」
TV「クレイジージャーニー」に出演しておられた佐藤さん
きのう呉市安浦にて
修復のご依頼で
お預かりしたお仏壇
100年以上前の
お仏壇ですがそのなかに
「石」
がおまつりされてました
お客さまも
「しらんのんよ~
おばあさんが
おいちゃったんじゃろうね」
「ほうじゃろうの~
わしも初めてみたで」
とまじまじと見ながら
「よーみたら
顏があってじゃわ!」
こちらを見て
おられます!
いいお顔ですね~
ぐるっと回してみると
「うしろを向いちゃったり
前をむいちゃったり
ほんま仏さんにみえるの~」
お客さまも
とっても嬉しそうです
おばあさまが見つけた
仏さまに見える「石」
誰にもいわずに
お仏壇にまつっておられた
ホトケさまのいし
きっと
みつけた時のおばあさま
仏さまのお顔をみて
嬉しかったことでしょうね
おばあさまが
お亡くなりになられてから
さびしくなっていた
家のなか
石の仏さまのお顔で
ポッと明るくなりました
トコトコトコ
おじいちゃんネコの
ダイちゃんも
お部屋に入ってきました
ふんわりと
やわらかな
はるの風がふく縁側
きっと
おばあさまが
のぞんでいた雰囲気
その家ならではの
風がふいた時でした
この石
普通の人が見たら
ただの石
石をみて
石と思うか
ほとけと見るか
見る側の心しだい
佐藤さんの仰った
奇妙とみるのは見る側の問題
モノを見てどう思うかって
見る側次第ですよね
石を見て仏さんと
見えるのは
おばあさまのご信心と
その想いを受け継いで
お仏壇をお直ししようと
決心してくださった息子さま
お二人のお気持ちが
繋がったおかげです
お仏壇をとおして
ホトケごころが遺伝する
こうやって
その家ならではの
あかるい心が伝わっていきます
お仏壇で
こころ穏やかな
家族づくりを願うなら
音羽屋に
お任せください!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
仏さまを
見る目
ではなく
仏さまの目
仏眼
これが手のひらに
現れている人は
「直感力に優れている」
そうですよ!
アナタの手に
はありましたか?
もちろん
僕は・・・
ありませんでしたー!