沖縄県「慰霊の日」に頂いた〇〇の「牙」
ハブの牙をもらいました!
沖縄慰霊の日
知るということの大切さ
とお仏壇の役割とは
今日もブツブツ言ってます
職人ブログ174号は
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋では
お仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
に繋がることで
明るく楽しい
生き方になることを
お約束いたします!
―――――――――
本日は島根県からわざわざ
お客さまがご来店くださり
ご本尊様の掛軸の修復に
関するご相談をおうけしました
遠路はるばるお越しくださり
本当にありがとうございます!
お話しが盛り上がっていると
あるものを見せてくださいました
中を開けてみると
・・・
これ「ハブの牙」なんです!
「ハブ」と言えば
沖縄地方に生息する
あの猛毒のヘビ
お客さまはハブの生態を
奄美大島で研究者して
おられたんだそうです
見たことのない
「牙」に感動です!
よーくよーく見ると
毒の出入口も見えます
ジーッと見ていると
「あげますよ」
と牙を頂いちゃいましたー!
そしてハブのことを
色々と教えてくださり
なかでも「毒」についての
お話しが興味深かったです
ハブの毒は
ハブの体内にある時は問題なくて
噛みついて相手の中に入った時に
猛毒の効果が出るそうです
自分の中にある時には
何の問題もないけれど
相手の中に入ると
大変なことになる!
当たり前のことですが
よく考えると人間の毒も
同じかもしれませんね
仏教にでてくる人間の「毒」
それは「三毒」(さんどく)
貪(とん)瞋(じん)痴(ち)
それぞれに
貪:むさぼり・必要以上に求める心
瞋:怒り・憎しみ・妬みの心
痴:おろかさ・愚痴・無知
という心の毒と言われるモノ
これらも自分の中に
おさめて認識しているあいだは
大きな害はないかもしれません
しかし
人にたいしてあらわになった時
相手を傷つけてしまいます
他人との比較からの「貧」
周りのせいにする「瞋」
ゆがんだものの見方の「痴」
どんな人にでもあるという
「煩悩」
それが「毒」となって
人に牙を向けたとき
おたがいに悲しい結果
になっていきます
偶然にも今日6/23は
「沖縄県慰霊の日」
沖縄戦では連合国軍と日本軍
合わせて20万人以上の犠牲者
そのなかに一般の犠牲者は
推計で約10万人
沖縄県民の4人に1人が
命を落としたという
壮絶な戦いで
甚大な被害がありました
沖縄にある
「ひめゆり平和祈念資料館」
の館長さんのお話しを思い出しました
――――――――
戦争で
生き残った人たちは
本当の戦争を知ったら
つまり自分たちの町が
戦場になると
どういうことになるのかを
本当に知ったら
誰も戦争をしようとは
思わなくなると言います
――――――――
それは
「知らない」ことの恐ろしさ
「知る」ことの大切さ
戦争体験者からおそわった
戦争の悲惨さや命の尊さ
そして平和の大切さ
「絶対に戦争は起こしてはならない」
体験者から受け継ぎ
次世代に「知ってもらう」
そして
他国との比較をおさえ
周りのせいにすることなく
ゆがんだものの見方をやめる
自分たちの毒をどれだけ抑えられるか
お仏壇も仏さまの教えを
伝えていくとともに
ご先祖の体験を知って
受け継ぎ伝えていく場所
だれもがこころに
持っている「牙」が
教えと先祖の体験で
草のように優しく包んで
「芽」になっていくといいですね
未来にきれいな
花と実がなりますように
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
高校生のとき
沖縄へ修学旅行で
行かせてもらい
「ハブVSマングース」
を見たのを思い出しました
どちらもやる気がなく
疲れた様子で
なにごともなく終わりました
ハブさん
ハブててたんですかね・・・
「ハブてる」
※広島の方言ですねる、むくれる、いじける
って解説入れたら
恥ずかしぃー
明日からはもうすこし
キバります!!
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