日々の出来事
日々の作業や出来事を、出来るだけ毎日綴ってます…。
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職人の日記 2022.08.13
あーぼんやすみ♪
食べすぎたり
好きなことをしたり
してしまうと・・・
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が225日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
―――――――――
今日からお盆の入りですね
行動制限なしのお盆
お出かけも多いはず
好きな時間に起きて
おいしいものを食べて
やりたいことが出来るぞ!
自分だけがおいしいものを
自分だけがいい思いを
ってなると
こころの餓鬼が
ざわざわしてきますね~
とういうことで
今日はお盆の説明のお話し
お盆とは
サンスクリット語の
ウランバーナが盂蘭盆になり
お盆と呼ぶようになりました
このウランバーナとは
「逆さ吊り」
という意味です
逆さづりって
なんかこわい・・・
お釈迦様のお弟子に
目連(もくれん)さまという
超能力の持ち主がいました
目連様にはとっても
自分をかわいがってくれた
優しいお母さまがいましたが
ある日お亡くなりになります
優しかったお母さまのことが
忘れられない目連さま
お母さまに会いたい
超能力であの世を探しても
どこにもお母さまがいません
まさか・・・と思って
地獄をのぞいてみると
なんと
お母さまは骨と皮にやせ衰えて
餓鬼道(がき)という世界で
逆さ吊りにされていたのです
あんなに優しかった母が
なぜなにも食べられず
しかも
逆さづりにされているのか
お母さまは生前
息子をかわいがるあまり
おいしい食べ物が手に入ると
他の子には隠すようにして
目連さまに与えていたのです
わが子だけを必要以上に
かわいがりすぎる
「むさぼりの心」の報い
そのため「餓鬼の世界」に
落とされてしまいました
なんとか母を救いたいと
お釈迦さまに相談すると
夏の修業を終えた仲間に
分け隔てなく食べ物などを
渡して供養をしなさい
と言われました
目連さまはいわれたとおり
修行僧に食べ物を振る舞い
盛大に法要をいとなんで
一生懸命にお話を聴きました
するとお母さまはたちまち
苦しみから解放されました
私たちには
だれしもみんな仏のような
優しい心があるそうです
しかし生きていく中で
「私が、私が」という
煩悩に支配され
優しい心が逆さまに
なってしまうのだそうです
常に誰かのためにと
緊張し続けるのは
しんどいかもしれませんが
仕事はお休みでも
休んでいない人の
働きのお蔭と
感謝する視点
それが見えるだけで
こころの餓鬼が
おさまる気がします
お盆にお墓参りにいく
実家のお仏壇にお参りする
そしてお供えをする
それはご先祖への
感謝だけではなく
だれしも貪りで
簡単に逆さになる
こころを持っているよと
気づけるかも
それではどうぞ穏やかな
お盆をお過ごしください
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
目連さまは
お母さまが
地獄から救われた時
うれしさのあまり
踊りあがって
よろこんだことが
盆踊りの始まり
といわれています
そして盆踊りのあとに
オツカレ~さま!
と言って食べたのが
おおつかの盆カレ~
になったとか
ならなかったとか・・・
ウフフ -
職人の日記 2022.08.12
お線香のように
生きている人がいる
その生き方とは?
お仏壇には生きる
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「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
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本日はお盆前に
仕上がったお仏壇を
お納めさせてもらいました
お客さまが高校生の時に
お父さまがご購入された
大切なお仏壇
そのお父様の
ご法事があるという今年
「おやじが生きてきた証
それを受け継ぎたくてね」
毎日お参りするお仏壇を
キレイにしてあげたい
そう思い立って
当店にご連絡くださいました
納品にはご夫婦で
お立会いくださり
お仏壇の戸を開けた瞬間
「綺麗になった!
おやじよかったな~」
「お義父さん喜んでるわ!
いいお盆になるわね」
僕たちもホッとひと安心
ああ、よかった~~
嬉しいです!!
こちらがビフォーアフターです
▼ ▼ ▼
▼ ▼ ▼
▼ ▼ ▼
お仏壇は何十年とお参りして
そのときに焚いたお線香
その煙で徐々にくすみます
それはほんの少しずつ
ほんのちょっとずつなんです
それが50年近くも経つと
金の輝きが茶褐色になります
それは
毎日お参りした証
毎日生きてきた証
毎日祈った証
お線香には
「努力精進」の意味が
あるとされています
一旦、決心の火をつけると
線香は熱をもって
最後まで燃えていきます
自分の身を燃やし
香りを放ちながら
煙をくゆらせて
サラサラと灰になる
俺は燃えている
ここにいるという
狼煙(のろし)のような
煙ではなく
周りを包み込むような
香りをたずさえた煙
煙たい(けむたい)
ではなく
香しい(かぐわしい)
つまりお線香は
努力をしながら
周りに快い香りを薫じ
一生懸命に頑張る
という生き方のたとえ
その煙による
お仏壇のくすみこそが
お父さまが生きてきた証
そのものなんです
また、お線香の煙によって
あの世とこの世が
つながるともいわれています
お線香を焚くことで
煙を通じて故人と対話できる
「おやじが生きてきた証
それを受け継ぎたくてね」
再び輝きはじめた
お仏壇にお線香を焚くことで
お父さまは
毎日なにを祈っていたのか
対話のきっかけになれば
嬉しいです
ことしも暑いお盆が
やってきましたね
お墓参りやお仏壇参りで
お線香を焚かれるとき
ご先祖さまに届く
煙を見ながら
お線香のように
自分の身を燃やして
周りのために生きてきた
ご先祖さまに
感謝をしてみませんか?
そういう僕は
おやじの生きた証を
まったく受け継げてないな~
まだ生きてますけどね(笑)
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
お盆といえば
ご先祖さまへの
お参りもありますが
家族サービスの
長期休暇でもありますね
しかし、わが子を
かわいがり過ぎると
・・・
続きは明日のブログで!
んがんんっん -
職人の日記 2022.08.11
縁結びといえば
「ヒト」ですが
「モノ」や「アイデア」も
結んでくれる神様といえば
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先日の岩国社会見学の
続きのブログです!
昨日のブログはコチラから
欲望が溢れるあなたへ
お漬物の「うまもん」さんの
見学のあとは錦帯橋を渡って
武家屋敷が並ぶ街並みへ
次に行ったのは
「白山比咩神社」
(しらやまひめじんじゃ)
「白山比咩神社」の
本社は石川県にあり
岩国はそこの分祀になります
石川県の「白山比咩神社」は
全国に2千社ある
白山神社の総本山
「しらやまさん」として
地域の人に愛される神社
ここのご祭神が凄くて
縁結びの神様であり
縁切りの神様でもある
ククリヒメ様が祀られてます
ククリヒメ(菊理媛)は
日本三大霊山、白山の女神
「くくる」から
ご縁をくくる縁結びの神
だけではなく
その本質は「円滑な縁切り」
不要になったご縁を
すみやかに遺恨を残さないで
「切る」
「くくる」の反対で
「手放し」のご利益が
大きいといわれています
白山比咩神社の本山のHPに
掲載されているククリヒメ
ということで
参加者がそれぞれのご縁を
くくり直してもらうべく参拝
ククリヒメに人のご縁を
整え直すという話は
ネットでも色々とあがってます
僕がもう一つ
一緒に言ったメンバーの
ご利益になればいいなと
思ったのが・・・
商売のアイデアや
商品のヒラメキの
御利益もあるらしいという点
それは本山のある石川県で
超有名な「芝寿し」の
会長さんからお聞きしました
芝寿しさんは
仕出し弁当が有名な会社
なかでも代表商品「笹寿し」
こちらが生まれたきっかけ
それが白山比咩神社とのこと
創業者が参道に売られていた
笹餅を見て参拝中に
ピーンっと閃いたそうです
それ以降も柔軟な発想から
ヒット商品を次々と生み出し
斬新な経営戦略で築き上げて
こられたとのこと
二代目である会長さんも
白山比咩神社を大切に
崇敬するとともに
全国の神社巡りが趣味
各地に行くたびに
その地域の有名な神社へ
必ずお参りされるそうです
神社に行くと
神聖な気持ちになり
よいアイデアが閃くことも
そして神社参りとともに
大事にされているのが
ご先祖さまへのお参り
これは変えていいご縁と
変えてはいけないご縁が
あるということでした
変えてはいけないのは
自分とご先祖とのご縁
先祖代々が営んできた
商売の「理念」にあたる部分
変えていいのは
時代に合わせて変えていく
商品や販売方法
商品や販売方法には
アイデアやヒラメキが
大切ですね
自分の軸となる
ご先祖さまとの繋がり
ここをしっかりとして
神さまから頂ける
ご利益を活かしていく
お仏壇で
ご先祖さまからは生きる力を
神社で
神様からのヒラメキを
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
9月9日は
ククリヒメの日
とも言われているそうです
身のまわりのご縁を
結び直したい方や
円滑な縁切りをしたい方
ぜひ
近くの白山神社へ
お参りしてみてください
皆様によいご縁が
ございますように!
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職人の日記 2022.08.10
水のように溢れる
「欲望」って
どうしたらイイの?
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岩国市の「うまもん」さんへ
漬物づくり見学会に行ってきた
昨日のブログの続きです
昨日のブログはコチラから
人生の「コク」ってなに?
うまもんさんのお漬物が
美味しい秘密は
「三度漬け」「酵母菌」と
もう一つあるとのこと
それは「お水」でした
すぐそばを流れる「錦川」の
伏流水を七つの井戸から
使っておられるそうです
実際に飲んでみると
軟水でとてもやわらかくて
おいしいっ!
一杯では満足できないので
2杯3杯と飲んじゃいます
300年ずっと伏流水を
使っているそうですが
一度も枯れてないとのこと
こんこんと地下から
湧いてくるおいしいお水
このお水のおかげで
岩国の日本酒も
美味しいんですね
ほっといても
溢れてくる「お水」
まるで・・・
ぼくの欲望のようです
たとえ井戸にフタをしても
湧いてくるものは
どんどんと湧いてきます
人の欲望も
どんなに抑えよとしても
湧いてくるものは
仕方がありません
よね!
お腹が空いたら
食欲という欲望がでてきます
水が無ければ
なんにもできない様に
欲がなければ
僕たちは生きていけません
あれっ?仏教って
欲を無くそう
煩悩を無くそう
っていう教えじゃないの?
僕もそう思ってました
でも
色んなお坊さんにお会いし
本とか説法を聞いても
欲が無い人はいません
欲を無くす
ではなくて
欲を扱えるかどうか
人には水が必要ですよね
全くないと死んじゃいます
とはいえ水が多すぎると
溺れてしまい苦しくなります
お腹がすいたなーと
食欲のままに食べ過ぎると
病気や肥満になり
自らを苦しめるます
やり過ぎた欲望は
自分の身を滅ぼすことにも
多すぎても
少なすぎてもいけない
まさに欲望は水のようです
まるで僕たちが
水に浮かんだ船みたいに
船を沈ませるのも「水」
船を浮かしているのも「水」
欲望はその程度によって
人を殺すものともなれば
人を生かすものとも
なってしまうんです
じゃあ
どれぐらいの
バランスがいいの?
貨物船を運転する人に
聞いたのですが
大きな船体を操作するのに
「バラスト水」というのが
必要だそうです
バラスト水は重石代わりに
船内に取り込む
水のことを言います
船は重心があがると
波や風で転覆しやすく
なってしまいます
また、推進力が低下したり
舵が効きにくくなる
こともあるそうです
そこで船内のタンクに
海水を取り込んで
重石の代わりにして
船を安定させるそうです
水の扱い方によって
船を活かせるようになる
欲望も使いようによって
人を活かすものになると
僕は感じました
欲が無さすぎると
前に進まないし
周りに流される
欲がありすぎても
ずぶずぶと沈んでしまう
欲望の力とどのように付き合い
どのように方向付けするのか
それを確かめるためには
同じ価値観を共有している
仲間をみること
今回の見学会のように
毎日ブログを書くという
共通の目的がある
仲間のようすをみてみる
このブログを書いている
メンバーはそれぞれに
ビジネス(航海)をしています
乗っている船の大小によって
お互いの欲の大小もあります
商売をやっていく上で
この「欲」をどう扱うか
まだまだ勉強していきます
船は違うけど毎日ブログで
自分のビジネス(航海)を
より良くしようという
仲間に出会えたことに感謝です
あ、写真間違えた!
ご縁をお仏壇で感謝して
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
欲がとまらないメンバーと
漬物の後に見に行ったのは
金運がアップするという
「白へび」
からの
縁むすび最強の神さま
ククリヒメ様
「くくる」と「手放し」の
縁結びの神様については
明日のブログで!
9月には縁結びの・・・ -
職人の日記 2022.08.09
つけもの工場見学で
人生の「コク」と
お仏壇の関係に気づく!?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が221日連続
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こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
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昨日は毎日ブログの
メンバーと工場見学へ!
山口県岩国市にある
「うまもん」さんという
老舗のお漬物屋さんです
「うまもん」さんの工場は
江戸時代からの建もので
中には蔵まであります
そこに錦川の伏流水が
涌き出る7つの井戸があり
お漬物の材料は全て地下水で
洗われているとのこと
今回はお漬物の製造工程を
中野社長に直接案内して
いただきました~
製造工程のなかでも
特徴的なのが「三度漬け」
粗漬・中漬・本漬と
三度漬け替えするそうです
この工程により
白菜の水分が75%以上も
減るんだそうですよ
そこからキムチの場合は
唐辛子で更に漬けるので
四度漬けになるとか
樽一杯だった白菜が
ちょろっとになるまで
水分が抜けきってます
ここから発酵が始まり
植物性乳酸菌が豊富な
自然の風味が生まれ
これがいわゆる
「コク」となります
ここはもともと
八百屋甚兵衛という名で
お醤油を作る蔵らしく
その蔵で漬物造りをするので
古来からの醤油蔵に住む
酵母菌を受け継いでいるのも
大きな特徴だそうです
代々の蔵に住む「菌」と
「三度漬け」で
本当に美味しい「コク」が
でてくる
なんどもなんども
石を載せられて
ギュウギュウされる
人間の「コク」も
似たような感じかも
辛いことや苦しい事
悩みがあって
ギュウギュウして
無駄な水分が抜けきって
自分らしさの「コク」が
でてくる
漬物だと五分の一の
重さになるとのこと
人生80年としたら
五分の一にして
16年分ぐらいが
食べられる部分
人生の中で
食べられる部分というと
人に影響を与えられる
そんな感じでしょうか?
それにプラス
その蔵に昔から住む
「酵母菌」の存在
これこそはその家々の
先祖代々が受け継いだ
その家ならではの「家風」
山縣家ならではのもの
田中家ならではのもの
山田家ならではのもの
困ったときや
苦難があった時に
グッと耐えて絞られる
その耐える時に
「菌」のように発酵する
ご先祖からの潜在能力
これを受け継いでいくには
やはり毎日毎日
繰り返しご先祖と繋がること
それこそが大事です
正直に僕自身も
お仏壇に毎日手を合わせる
それって意味あるの?
そのような
疑問を思った頃もありました
しかし困ったときだけ
お参りをするお仏壇ではなく
毎日のお参りで
仏さまご先祖さまと
繋がって熟成されていく
そうしたときに
困りごとに対処して
解決をしていくと
人生の「コク」が生まれる
仏教の教えもそうやって
お釈迦さまからの
「酵母菌」を受け継ぎ
色んな時代の数多くの
僧侶の苦しみの末に
うみだされたもの
だから教えに「コク」
という「ありがたみ」
があるんですね
僕はまだまだ「コク」も
「うまみ」もない人間ですが
ギュウギュウされながら
精進していきます
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
「うまもん」さんが
美味しい理由の
もうひとつに
〇〇があるそうです
それは明日のブログで!
明日も読んでいただけると
浅漬けの人生から
三度漬けの人生で
いい香りがしますよ~
「好奇心は人間を
生き生きさせる」
「うまもん」さんの
ご親戚でお漬物を
こよなく愛した
宇野千代先生の名言でした -
職人の日記 2022.08.08
8月8日は
パパ、はは、ばぁばぁの日
あなたにとって
親孝行ってなに?
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本日、8月8日は
親孝行の日とか
ばあさんの日だそうです
8と8で
パパ、はは、バァバの
ゴロ合わせが由来とのこと
「親孝行」というと
プレゼントを送ったり
一緒に旅行に行ったり
というのをよく聞きます
本当の親孝行って
なんなんでしょう?
そんなはなしをお寺の
茶話会ではなしていると
ご住職が昔話を
してくださいました
江州(いまの滋賀県)に
近所でも評判の
孝行むすこがいたそうです
お殿様にも見出されて
君が江州一番の親孝行むすこ
とご褒美を頂きました
ところが噂によると
信州(長野県)の方に
日本一の親孝行むすこ
なるものがいるらしい
「日本一とはいったい
どんな男だろう」と
たずねてみることにしました
その家についてみると
年老いたおかあさんがいて
息子さんは山へ行って不在
たきぎをとりにいって
もうすぐ帰るから
ちょっと待っててと
おかあさんがいいます
しばらく待っていると
息子さんががたきぎを
背負ってかえってきました
すると
お母さんは土間におりて
息子の背中から
たきぎをおろしてやり
わらじを脱がせて
足をあらいはじめました
しまいには床に寝かせて
「おつかれさま!」と
足腰をもんでやる
その様子を見たおとこは
「おいおい!
なにが日本一の親孝行だ
親にたかってるだけだ
全くとんでもない」と
怒って帰っていきました
しかし
途中で思い返して戻ると
信州のおとこにたずねます
「あなたは日本一の親孝行と
いわれているようだが
どうしてそういわれるのか
その秘訣を聞きたい」
かれはこたえます
「私は親孝行が
どんなものか全くしりません
なぜ日本一かもわかりません
ただいつも山からかえると
母親が足を洗ったり
腰をもんだりする
そうしてもらうと
母親がたいへん
きげんが良いものですから
まあ、仕方なしに
そうしてもらっている」
とのこと
信州のおとこには
親孝行という意識が
全くなかったんですね
ただ
母親の喜ぶようにしている
これに引きかえ江州の男は
「親孝行とはこうあるべきだ」
という固定観念があった
親孝行はした方がいいのは
よく分かっています
でもどういう形がいいのか
なにを親が喜ぶのかは
その家によって違います
決まっているものでもなく
やらないといけない
そういうものでもない
先に両親が亡くなり
親孝行できなかったと
後悔することでもない
そのように
ご住職は仰ってました
それよりも
今を精一杯生きて
親に限らず身の回りの人に
喜んでもらう
いのちに感謝するのなら
お仏壇に手を合わせて
お仏飯をお供えする
ごはんを仏壇に
お供えする理由は
生きている私たちが
日頃の感謝を表すため
だといわれています
そのため
普段食べている主食を
お供えするようになりました
親孝行も
こうあるべきという
固定観念は必要ないんです
日ごろの感謝を大切に
相手が喜ぶことを
やってみる
そうすることが
自然と親孝行となって
いくのかもしれませんね
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
今日は
「発酵食品の日」
でもあるそうです
親の大好きな漬物を食べて
「この!うつけもの!」
って言われない様に
気を付けましょうね!
カーカッカッカッ! -
職人の日記 2022.08.07
熱中症から気付いた
思い込むより
思い当たるという生き方
お仏壇には生きる
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今日も暑かったですねー
午前中はこどもたちと
ソフトボールの練習
熱中症に気をつけて
こまめに水分補給
練習開始から2時間経過
「なんかしんどいです」と
一人の子が離脱しました
六年生でいつもは元気で
休むことなどない子ですが
自分で異変に気づいた模様
そのまま練習を見学
その他の子たちも
途中で休憩したり
元気がない子は
コチラから声を掛けます
なにごともなく練習が終了
最後の挨拶をした後
一人の子が倒れました
体が熱くなりグッタリ
スグにユニフォームを脱がし
保冷材などで体を冷やします
そのまま背負って
車に乗せて帰宅
無事に復活したそうです
彼は五年で頑張り屋さん
チームのムードメーカー
暑いけどみんなのためにと
おおきな声をはって
気を張っていたようです
気づいてあげられず
申し訳ないです
どのタイミングで休むか
自分の体がしんどいことを
感じ取れるか
本当は休みたいけど
周りを気にして言えない
「自分が頑張らなければ!」
まじめな子ほど
無理をしてしまいます
自分がやらないと
自分ならできる
気合で何とかなる
時にはそんな思い込みが
体に無理をさせて
倒れてしまいます
スポーツに限らず
人生においても
おなじことが言えます
周りの期待に
応えようとして
頑張りすぎる
休むことやサボることが
悪のようになってしまう
そして突然電池が切れる
先日お話を聞いた
お寺さんからの一言
思い込みではなく
思い当たっていく
ボタンのかけ間違いは
シャツを着おわって
ようやく気付きます
しかし
人生のかけ間違いは
亡くなった後では
取り返しがつかない
宗教は思い込むのではなく
思い当たっていくもの
この教えは間違いない
この考え方しかない
そういう思い込みが
あぶない方向へいくことも
自分で考えて
自分の感覚を大切に
自分の感覚とは
周りの期待ではなく
あなたがイイと思うこと
ご住職はさいごに
まじめな人ほど気をつけて
と仰ってました
自分のやりたいことや
イイと思うことを
これはわがままだから
悪だからと抑え込む
周りが求めることや
人の期待にあわせて行動する
褒められれば
褒められるほど
承認されれば
承認されるほど
自分ではない
自分を生きる
しんどくなる前に
突然倒れる前に
ちょっと休憩も必要です
練習を外から見て
気づいたことがありました
途中でリタイヤして
休憩していた彼が言ってました
休むこと離れることは
悪いことではない
そう分かるだけでも
大事ですね
本当の自分が分からない
頑張りすぎてるか
よく分からない
そんな時はお仏壇に
手をあわせてみてください
あなたの中にある感覚は
きっとご先祖さまから
受け継いだ唯一無二の感覚
より良い方向へ
導いてくださいね
そうお祈りするだけで
きっと導いてくれる
出来事があるはずです
頑張るときと休むときを
ご先祖さまに委ねてみると
自分にすなおに生きれますよ
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
熱中症になりかけた
彼からの一言
「ポカリがうまい!
やっぱポカリ最高!」
今も昔もポカリなんですね~
あなたはポカリ派
それともポッカ派 -
職人の日記 2022.08.06
原爆が落とされた
その前の日は
どんな夜だったのか
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本日8月6日は「原爆の日」
平和記念公園では式典が
開催されました
ここ広島への原爆投下から
77年となるそうです
原爆投下の翌日
僕の母親のとおちゃん
僕の祖父は広島市内に
戻ってきて被ばく
母が高校生の時に
亡くなりました
今日が原爆投下された日
その前の日のヒロシマは
いったいどんな雰囲気
だったのでしょうね
そんな8月5日に毎年
祭典をしている友人がいます
「ひろしまかがり灯の祭典」
新聞に昨晩開催された
様子が載っていました
原爆ドーム前を流れる
元安川で点灯したかがり火
この祭典は「100年後の
広島を創ろう委員会」が主催
100年後の広島を祈りの地
平和創造のシンボルとする
そのために
「かがり灯」の炎に
平和への祈りとして
原爆や戦争による死没者の
慰霊・供養・追悼の意を込め
広島から世界に発信できる
独自の伝統行事・文化・観光
として根付かせておられます
このかがり灯に協力をすると
「願い札」をいただけます
そこに平和への願い
祈り・思い・夢を記載して
かがり灯で炊き上げます
今年は
「平和のはがき」という
広島県産の檜を使用した
木のはがきでした
早速、家族で
それぞれの平和への想いを
記入をしました
長男(中二)
「Peace to the World
平和を世界へ」
さらっと英語を
書くのね・・・
次男(小五)
「罪の無き人が
犠牲にならぬ世界へ」
え・・・ギセイって
父ちゃんは書けないよ
長女(年少)
「ままのおしごとみたい」
うんうん・・・
えっと父ちゃんは?
妻(中年)
「Peace穏やかな日々」
子育て中の
切実なねがい・・・
僕(中身中二)
「一人でも笑顔が
増えます様に!」
か、かるいよねー
手でかくさないで・・・
そして昨日の夜に
祭典を主催する知り合いへ
お渡ししてきました
この顔がかるいよねー
そのまま家族で
夜の平和記念公園を
歩くことに
原爆が落とされた
前の日の夜もこんな感じで
静かだったのでしょうか?
まさか翌朝に
あんなことになるなんて
投下した側は
どんな気持ちで
寝たのでしょう?
明日の朝に爆弾を落として
沢山の方が犠牲になる
その爆弾を自分が投下する
投下した側も
落された側も
おなじ人間なんです
生まれた国が違った
それだけです
どちらがどうこうではなく
こんなことにならない様に
みんなで気を付けないと
いまでもロシアに限らず
世界のどこかで
戦争をしています
原爆死没者慰霊碑
公園内を周って
慰霊碑で手を合わせます
慰霊碑には
「安らかに眠って下さい
過ちは 繰返しませぬから」
と刻まれています
これは人類みんなの誓い
いまも戦争がありますが
それでも
世界の平和を祈り続ける
出来ることは
一人ひとりが
身の回りの平和をたもつこと
遠くの平和も大事ですが
近くの平和はもっと大事
先の戦争という時代から
原爆投下という悲劇から
懸命に生き抜いてきた
ご先祖のお蔭で今があります
日々のお仏壇のお参りで
その日一日だけでも
穏やかにすごせるように
誓ってみませんか
ご先祖に感謝をして
目の前の人と仲よく過ごす
これが平和への第一歩かも
そう感じた夜でした
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
ピースは英語で
PeaceとPiece
平和とかけら
「Piece of Peace」
一人ひとりが
平和のひとかけら
となりたいですね
高尚なオヤジギャグもいうのよ! -
職人の日記 2022.08.05
NHKで放送された
お仏壇の処分や
リメイクについて
じつは・・・
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が217日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
―――――――――
今日のNHKニュース
「きん5時」のなかで
お仏壇の特集がありました
お盆目前!
わが家の仏壇将来どうする?
供養は?処分方法は?
お悩みに専門家が回答
回答している専門家は
小谷みどりさん
シニア生活文化研究所の
代表理事のかたです
小谷さんは「ボツイチ会」
主催者でもあります
「没イチ」は配偶者が没し
一人になったことを指し
前に海老蔵さんがTwitterで
つぶやいて話題になりました
話を戻して
特集の内容を
ザックリというと
「実家にある仏壇を
どうしたらいいの?」
という内容でした
これって・・・
音羽屋でいつものように
ご相談頂く内容です
テレビで紹介されていた
方法は「処分」と
「リメイク」でした
処分を依頼する場合は
・仏壇店
・専門業者
・自治体
がありますよとのこと
費用面では
・仏壇店・専門業者が
2万円~8万円
・自治体ですと
1,000円~
この差は「ゴミ」として
扱うかどうかの差です
自治体の場合は「家具」
つまり「大型ゴミ」として
扱います
・仏壇店・専門業者は
引取に伺う人件費
その後の処分費
これらが入った金額
また処分をする前には
お寺さんにお参りをして頂く
ことが望ましいのですが
難しい場合は
仏壇店や専門業者が
代わりのお寺さんを
呼んでくださることもある
もちろんその時にも
別途「お布施」が必要です
というご紹介でした
スタジオの濱田マリさんは
「ゴミはちょっとなぁ~」
という感じ
モダンチョキチョキズのひと!
さてさて
音羽屋はどうかというと
「仏壇店&専門業者」
になります
さらにお寺さんにはいつも
当店でお参りして頂きます
音羽屋での流れとしては
・お仏壇の引取り
・お寺さんのお参り
・分解作業(仕分)
・処分業者へお渡し
料金面は
お寺さんのお参りも含めて
NHKの相場とほぼ一緒で
3万円~7万円位
ちゃんとした料金表もあり
お仏壇の幅と
置いてある場所
によって変わってきます
お引取りに伺った際も
サッサと持って行く
ことはしていません
中身を1つずつ並べて
ご処分されるか
手元に残しておくかを
お聞きしながら整理します
もう一つご紹介された
「リメイク」という方法
こちらは
音羽屋の専門です(キリッ)
ご実家からお預かりした
お仏壇を当店でリフォーム
キレイに修復して
ご自宅へお納めする
70年前のお仏壇のリフォーム
もしくは
コンパクトな大きさに
リメイクしてからご自宅へ
モダン仏壇へリメイク
これまでの修復事例はコチラから!
番組の中では
ダウンサイズという表現で
大きなお仏壇を
小さく作りかえることも
ご紹介しておられました
こちらも最近は
増えてきています
お仏壇だけではなく
ご本尊さまのダウンサイズ
寸法直しも承っています
阿弥陀さまのダウンサイズ事例はコチラ
おおっと!
今日は音羽屋のPRばかり!
今日のようにNHKで
特集されるということは
まだまだお仏壇で
お困りの方や
悩んでおられる方が
多いということ
お仏壇はいらない
必要ではないのかも・・・
という時代の流れよりも
お仏壇があってよかった
お仏壇があると
こんなことやあんなことが!
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供できるように
これからも発信をしていきます!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
本日は8月5日
あの原爆投下の前夜になります
これから家族で
平和への願い札を持って
平和記念公園へ行きます!
ではでは!
野球はカープ
むすびはむさし
仏壇は音羽屋へ!
これって
広島人しかわからんか~(笑) -
職人の日記 2022.08.04
おばあさんが
お仏壇を通して
孫に伝えたかったこと
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が216日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
―――――――――
昨日の島根県での納品では
ご本尊の掛軸と一緒に
・御文章・御文章箱の
修復が仕上がったものも
納品させてもらいました
[御文章の修復]
ビフォー
ボロボロの表紙の御文章
こちらは250年近く前の
ものになります
装丁をお直しして
引き続きお使いいただける
状態になりました
アフター
大切な御文書の中身は
そのままです
[御文章箱の修復]
その御文章をいれる
御文書箱という仏具
ビフォー
外側も内側も塗装が剥がれて
割れている所もありました
下地から完全に
修復をさせてもらいました
アフター
ツヤが戻り輝いてます
ほかの角度から見ると
一目瞭然のちがいです
ビフォーアフター
▼ ▼ ▼ ▼
「どうしようか悩んだけど
やっぱりお願いしてよかった
250年前のご先祖と同じものを
触れるというのは不思議です」
お客さまからお声をいただき
本当に嬉しいですね
その後はお茶を頂きながら
家のことお仕事のこと
趣味の事を教えて頂きました
納品後のお客さまとの
会話はとても贅沢な時間
仏さまがキレイになり
ご先祖さまに喜んでもらい
お客さまもホッとして
僕たちもホッとした状態
仏さまがお仏壇を通して
結んでくださったご縁を
感じる時間です
お話によると
お客様のおばあさまが
とても熱心にお仏壇に
お参りをしておられたそうです
「いつどうなるか分らんけぇね
何かあったら阿弥陀さんに
迎えに来てもらうんよね」
おばあさまはいつも
この様に仰っておられたとか
元気なのに死んだ先のことを
考えるなんて不思議だなと
子ども心に
感じておられたそうです
そして虫が大好きだった
お客様に対して
「いつどうなるか分らんけぇ
好きなことを
とことんやりんさいよ」
そうやってずっと
応援してくださったそうです
そのまま生き物を調べ続けて
奄美大島にわたり
ハブの第一人者と呼ばれる
生物の研究者になられました
今生きてることの
不思議に感謝して
阿弥陀仏に全てをゆだねる
生きさせてもらっているなら
思いっきり好きなことを
やってみる
感謝し
委ねて
生ききる
他人と比較して
他人と競争して
他人に合わせて
そのような人生ではなく
自分の人生をとことん生きる
「祖母はそれを
伝えたかったんでしょうね」
そう仰りながら
今でも続けておられる
昆虫の標本を
見せてくださいました
今回修復をさせてもらった
御文章の中には
有名な一文があります
「朝には紅顔ありて
夕には白骨となれる」
このフレーズは
白骨の御文と言われる部分で
人の世の無情である
今は血色の良い
「紅顔」(こうがん)でも
わずかな時間のうちに
死んで白骨となってしまう
それほどに命とは
はかないものであること
そのときに嘆き悲しんでも
もはや意味がない
命の大切さに気づいて
阿弥陀如来を頼り
念仏を唱えるべき
そのような内容になります
おばあさまは
この白骨の御文のことを
お孫さんに分かりやすく
好きなことをとことん
やってみなさいと
伝えたのかもしれません
さて
今をいきている私たち
今日という一日に
感謝して
自分のやりたいことを
とことんできているか?
お客様のお話から
ハッとした瞬間でした
あなたはいかがですか?
お仏壇をとおして
仏教の教えで生きるヒントを
ご先祖さまからは生きる力を
いただきましょう!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
最後のお土産に
お客さまから
ステキな道具を頂きました
棒の先に
ハブの牙を取り付けた
オリジナルの道具
これは標本をつくる時に
昆虫の触覚や足などを
整えるのに
とても便利なんだそうです
お盆前の繁忙期
牙を見ながら
気張っていこうと思います!
あ、ムシしないでーーー -
職人の日記 2022.08.03
本来のチカラを
発揮したいのなら
自分を大切にそして
ご先祖さまを大切にしよう!
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が215日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
―――――――――
本日は島根県の邑南町へ
納品にお伺いしてきました
納品をさせてもらったのは
修復のご依頼を頂いた
阿弥陀如来様の掛軸です
もともと先祖代々の
大きなお仏壇が
お祀りしてあったそうです
家の建て替えにともない
これまでよりも
コンパクトなお仏壇へ変更
しかし、ご本尊さまは
もともとの掛軸をちゃんと
引き継ごうということで
寸法のお直しと
傷んでいる表装の
お直しをさせてもらいました
こちらは元の掛軸ですが
上の部分がちぎれています
また裏側を見てみると
かなり傷んでいるのが
わかりますでしょうか
継ぎ目の状態から
以前にも修復した痕跡があり
裏書きも解読不可の
状態になっています
ここから表装の幅を
なるべく細くして
全体の寸法を小さくしました
その際に表装には
阿弥陀さまの絵の雰囲気と
違和感が出ない様に
錆金仕上げにしました
錆金(さびきん)とは
本金(ほんきん)の金糸を
燻すことでキラキラした
輝きをおさえてあります
本金と錆金を並べて
見てみましょう
〈本金仕様〉
〈錆金仕様〉
うーん
お写真では錆金の良さが
全然伝わりません・・・
また以前の修復で
阿弥陀様の周りの青色に
上から絵の具を塗ってあり
パラパラと剥離していました
こちらも表面加工で
剥がれを抑えました
裏側もこの通り
キレイに仕上がりました
それではもう一度
並べてビフォーアフターを
見てみましょう
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
お客さまも完成品を
ご覧になられた瞬間に
「うわぁすごいすごい!」
とiPadで沢山のお写真を
撮ってくださいました
お喜びいただけると
とっても嬉しいです!
その後お仏壇の中に
かけさせてもらいました
そしてご用意いただいた
お戸帳とケマンを
小柱に取り付けます
より一層
厳かな雰囲気になりました
両側の親鸞聖人と
蓮如上人の掛軸よりも
大きな絵になるのですが
迫力があって今にも
お迎えにきてくださる
そんな雰囲気です
「いやー本当によくなった
お仏壇は変わったけど
こうやって代々の先祖と
同じ阿弥陀さんにお参りできる
これは本当にありがたいね」
嬉しいですね!
ご依頼頂き
ありがとうございました
お仏壇はご先祖さま
そしてご本尊さまという
私たちの本(もと)に繋がる場所
絶対に変わらない
変えてはいけないもの
その一つがご先祖であり「本」
「本」であるご先祖を
否定するということは
いま現在の自分を否定する
ということになります
自分自身の本来の力を発揮し
輝かしい人間になるには
ご先祖を大切に
ご先祖がお参りしてきた
ご本尊やお仏壇を大切に
してくださいね!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
奄美大島に
住んでおられた
というお客様
納品後には
「黒糖じょうひ餅」という
とっても美味しい
お菓子を頂きました
じょうひ餅で
お上品になったことは
いうまでも
ありませんですわね
おホホホ
-
職人の日記 2022.08.02
バッテリーあがり!
だけじゃくなくて・・・
トラブルがあった
そのときの心境は?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が214日連続
ブツブツ言ってます
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋ではお仏壇をとおして
「仏教のおしえ」
「ご先祖の想い」
「今・ここ・自分」
に向き合うことで
生きやすくなる
ブツダンライフを
提供いたします!
―――――――――
今朝は朝一番で
福山市へ行ってきました
朝の用事が終わって
エンジンをかけようと思うと
バッテリーがあがり!
ガーン!
お見積やお仏壇の納品と
この後も予定が詰まってます
でも仕方ないですね
なんとななるでしょう
と思っていたら
知り合いが
「バッテリーあがりなら
大丈夫ですよ」
とすぐに
対応してくれました
ありがとうございます!
ところが
バッテリーを充電して
エンジンをかけても
すぐになくなる状態
「これは
バッテリーじゃなくて
オルタネーターですね」
なんですかそれは?
デデンデンデデン?
ターミネーター?
じゃなくて
オルタネーターは発電
バッテリーは充電
つまり発電部分が
ダメになっているとのこと
たとえここで
新品バッテリーに交換しても
広島へ戻るまでに
バッテリーが空になる状態
オルタネーターを
常備している車屋さんや
修理工場などはそうそうない
とのこと
ガーン!
ますます予定変更
しかありません
とはいえ
ま、これも何かの経験
なんとかなるでしょう
ということで
ロードサービスを利用して
車をレッカーしかありません
ただ・・・
車内には次の納品予定の
お仏壇も積んでいるので
そのまま連れていかれても
この後が困ります
とおもったら
偶然にもすぐ近くに
レンタカー屋さんを発見
その場で車を借りて
荷物を乗せかえることに
よっかったです!
それと同時ぐらいに
相棒はレッカー車で
広島の修理工場へ
引っ張っていかれました
16万キロを超えて
移動を助けてくれた相棒
この暑さの中で
酷使しすぎてました
ごめんねーー(涙)
その後は無事に移動でき
納品も完了しました
レンタカーは
広島の支店へお返しして
当面は修理工場から
お借りした代車で過ごします
今日はイレギュラーな
ことが続きましたが
偶然にも
バッテリーに詳しい方が
おられたり
偶然にも
レンタカー屋さんの近くで
荷物を載せれる車があったり
偶然にもそのやり取り中に
次に訪問予定だったお客様から
予定変更のご連絡があったり
なんとかその後の納品には
時間ピッタリで間に合ったり
トラブルがあっても
なぜかラッキーと思うような
ことが続きました
これもすべてチョットした
気持ちの捉えようですね
なんとかなるでしょう
この心境のおかげでした
毎朝お仏壇で
今日もよろしくお願いします
と御挨拶してます
それもあって
困ったときは
何とかしてもらえるだろう
どうにもならない時は
それも経験になるだろう
そんな心境に
なれたのかもしれません
とはいえ
なんとかなったから
そう思えたのであって
これが山奥での出来事だったら
それどころではなかったかも
もしも・・・
山奥でこんなことになったら
それそれで
なんとかなるでしょう(笑)
皆さま!
今年も暑い夏なので
車の移動はお気を付けください
それでも何かあれば
あわてることなく
なんとかなるでしょう
で対処してみてくださいね
そして
本日助けてくださった皆さま
本当にありがとうございました!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
ちょっと前までなら
こんなにたくさんの
トラブルの写真は
残していません
今日もトラブル中
困ったなー
暑いなー
と思うよりも先に
これは今日のネタになる!
これが一番先に
思いつきました(笑)
おかげで冷静に
なれたのかもしれませんね
ただ・・・
自撮りするのを
忘れていたので
まだまだ修行が足りてません
ということで
トラブル中に見つけた
可愛いデザインの
ペットボトルで一枚!
生姜とハーブのぬくもり麦茶ムーギー