日々の出来事
日々の作業や出来事を、出来るだけ毎日綴ってます…。
-
職人の日記 2014.06.07
熊野町で修復したお仏壇を
お納めさせて頂きました。
筆の全国一シェアを誇る
熊野筆の産地。
工房以外でも町内の方が自宅内職で
筆の生産を支えておられるそうです。
書の文化を支えてきた伝統を
大切にしていきたいですね。
-
職人の日記 2014.06.06
お仏壇にお供えする
仏飯器を磨いています。
今日は、楽器の日なんですね。
「芸事の稽古はじめは、
6歳の6月6日にする」という
習わしに由来しているそうです。
この日から始めると
上達が早いんだそうですよ。
-
職人の日記 2014.06.05
房と紐が切れてしまった
お念珠のお直しが仕上がりました。
広島もいよいよ梅雨入りですね。
雨は降りますが、少し涼しいです。
-
職人の日記 2014.06.04
お仏壇の前に飾る
灯明(ローソク)立てに
こびりついた蝋を溶かしています。
特に芯針部分を外すと中に
沢山の蝋が垂れ流れていることがあります。
また、ローソクの火は吹き消したり、
手で仰いだりするとピッピッっと
蝋が飛び散ってお仏壇についてしまいます。
火消しという、火を押えて消す道具を
使われると便利ですよ。
-
職人の日記 2014.06.03
注意点その1
決して、金の部分を
拭かない様にしましょう。
塗仏壇の金箔部分はとても弱いので、
布でちょっと拭いただけでも
こんなに剥がれてしまいます。
小さくて、柔らかい筆などで
ホコリを払う事だけを意識して
お掃除してくださいね。
-
職人の日記 2014.06.02
お戸帳に房を縫い付けています。
お戸帳は、お仏壇の最上段の小柱に
ご本尊様を囲うように取り付けます。
そして、この房はご本尊様のお顔の
真ん前に垂れさがるので
お顔が隠れてしまいます。
そのおかげで、
お仏壇の前で立ち上がっても
お顔を見下ろしてしまうことがありません。
お参りする時に座って、見上げると丁度
お顔が見える様になるんですね。
-
職人の日記 2014.05.31
5月も最終日になりましたね。
暑さが増してきていますが、
皆さん、体調にご自愛くださいね。
そんな気温上昇中に
ココロ涼しくなるお手紙を頂きました。
絵手紙を始められたお客様から
綺麗なさやえんどうの絵と素敵な言葉を。
学校の先生をしておられたお客様から
筆で達筆のお手紙を。
本当にありがとうございます!
自分の字を見るのが恥ずかしい~
-
職人の日記 2014.05.30
洗浄と修復をした
お仏壇が組み上がりました。
小さなホコリや金粉を
払いながら最終チェック中です。
本日、今年初の
エアコンを使用しました。
6月まで待ちきれず…
-
職人の日記 2014.05.29
お仏壇の格子扉の
枠部分を磨いています。
状態もよく、磨き上げるだけで
写り込むような艶に戻りました。
黄砂が多いんですかね~
車の窓に砂埃が沢山ついています。
-
職人の日記 2014.05.27
お仏壇内部の宮殿という場所の
屋根部分を洗浄しています。
長い間、お参りしていただいた事で
お線香やローソクの油煙が付着して
全体が茶褐色になっています。
洗浄剤を吹き付けることで
金の輝きが戻っていきます。
今日はとても暖かいので
乾燥が早そうです。
-
職人の日記 2014.05.26
今日は、雨が降っていますね。
梅雨になるとジメジメしてきます。
お仏壇も通気が悪いと
カビが発生してしまいます。
そうなる前に晴れの日には
扉を開けて、引き出しも出して、
風を通しておきましょうね。
写真は、残念ながらカビが発生してしまった
お仏壇の扉部分です。
-
職人の日記 2014.05.23
お仏壇をお納めさせて頂いた
お客様から御礼のお品を頂戴しました。
萩焼の煎茶道具。
驚きました!嬉しいです!
本当にありがとうございます。
「家でお茶を飲むときに使ってね。
もしくは、あなたもお茶を習ってね。」
お稽古に行きましょうか?