お仏壇だけではなくお位牌もお数珠も丁寧に修理しています

今日は
千切り大根の日！？

 

 

お仏壇で厳しかった

「躾」を思い出すと・・・

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（７０９日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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これ、なんだろう！？

 

 

 

 

今日が何の日か

ご存知ですか？

 

 

 

 

「千切り大根の日」

だそうですよ

 

 

 

 

関東では切り干し大根

関西では千切り大根

と違うようですが

 

 

 

 

僕は「切り干し」

って言いますね～

 

 

 

 

昨日も

お弁当の端っこに

紅白なますを入れました

 

 

 

 

記念日を制定したのは

「こだま食品」という

福山市の会社さん

だったんですね

 

 

 

 

大根って

大きく切って

おでんでも美味しいし

 

 

 

 

小さく刻んで

切り干しや

お刺身のツマとしても

美味しいですよね～

 

 

 

 

あ～～～

大コンロで炊いた
大根が食べたいです

 

 

 

大きなことから細かいことまで

 

 

 

 

大きなものから

細かいものまでといえば

 

 

 

 

僕たちの作業も

多岐にわたります

 

 

 

 

先ほどまでは

金箔押しの仕上がった

お仏壇を組み立てて

いましたが

 

 

 

 

その直前は・・・

 

 

 

 

 

 

４ｍｍの釘を使って

回出位牌（くりだしいはい）の

丁番の修理をしており

 

 

 

 

 

 

その隣では

数珠に１ｍｍちょとの

紐を通して編み込んだり

 

 

 

 

 

 

時には、大人4人で

やっと持ち上がる位の

お仏壇を修復することも

 

 

 

 

大根に

負けないぐらいに

 

 

 

 

大きな作業から

細かい作業まで

色々とこなしてます

 

 

 

 

最近は

老眼でしんどい時も

出てきましたが

 

 

 

小さなことからコツコツと

 

 

 

 

障子と呼ばれる

扉の格子に詰まった汚れを

一つずつ取り除いています

 

 

 

 

洗うと変形してしまう

素材の場合は

細かい作業で

対応するしかありません

 

 

 

 

見えない部分とはいえ

そこに汚れがあると

気持ち悪いですよね

 

 

 

 

 

 

 

お仏壇は分解をしていくと

沢山の部品に

分かれていきます

 

 

 

 

 

 

打ってある金具だけでも

数十種類のモノが

100枚以上はあります

 

 

 

 

 

 

それぞれの素材によって

作業内容も異なり

 

 

 

 

仏壇金具専門の

メッキ業者さんや

 

 

 

 

蒔絵師さんのような

専門職人さんに

お願いするモノもあります

 

 

 

 

そのようにして

一つずつ

綺麗になった部品を

 

 

 

 

また

元の状態に戻していきます

 

 

 

 

 

 

見えないところまで

綺麗にしているからこそ

 

 

 

 

自信をもって

仕上がったお仏壇を

お納め出来るんです

 

 

 

お仏壇と一緒によみがえるもの

 

 

 

 

修復によって

お仏壇がよみがえる

ということは

 

 

 

 

お仏壇本体が

綺麗になるという

それだけではありません

 

 

 

 

そのお仏壇をとおして

思い起こされる

 

 

 

 

故人とのエピソードも

よみがえってきます

 

 

 

 

 

 

大阪で

この仕事をしていた頃

ある場面に出会いました

 

 

 

 

修復したお仏壇の

納品が終わった時に

 

 

 

 

その家の

奥様と息子さんが

 

 

 

 

厳しかった

おじいちゃんのことを

教えてくださったんです

 

 

 

 

明治生まれの

むちゃくちゃ厳しい

おじいちゃん

 

 

 

 

特に

食事中の作法には

厳しかったそうです

 

 

 

 

ちょとでも

肘をついて

ご飯を食べようものなら

 

 

 

 

孫であっても

容赦なく叩いて

大きな声で叱りつける

 

 

 

 

食事の時間は

毎日ピリピリ
シーンとしていたとか

 

 

 

 

そのお孫さんが

社会人になり

ある日

上司と食事をしていると

 

 

 

 

「丁寧な食べ方だね

食べ物を大切する

家で育ったんだろうね」

と褒めてもらったそうです

 

 

 

 

この時に初めて

おじいちゃんが

なんであんなに

厳しかったのかが分かった

 

 

 

 

そんな話を

綺麗になったお仏壇の前で

話してくださいました

 

 

 

 

お仏壇が

よみがえることで

 

 

 

 

故人との思い出も

よみがえってくる

 

 

 

 

よみがえってくる

そのエピソードは

 

 

 

 

お参りする側が

年を重ねていくと

感謝へと変わっていきます

 

 

 

 

僕自身も

育ててくれた祖母との

思い出は

 

 

 

 

自分が親になったことで

よりありがたく

感じるようになりました

 

 

 

 

それに

申し訳なかったな～と

謝りたい

気持ちにもなる事も

 

 

 

 

そのことは

取り返せませんが

後悔のこころがあると

ちょっと謙虚にもなれます

 

 

 

 

細かい積み重ねで

修復された

お仏壇をとおして

 

 

 

 

お参りする方と

ご先祖との

些細な思い出も

よみがえるように

 

 

 

 

これからも

丁寧にむき合い

続けていきます

 

 

 

 

 

 

厳しかった

おじいさんですが

 

 

ある日

酔っぱらって

 

 

白い箸置きを

かまぼこと

勘違いして食べてしまい

 

 

折れて

歯無しになったという

 

 

おハナシでした