日常生活で仏さまと出会うの？

口うるさいあの人が

姿を変えて出現！？

 

 

日々のお参りが

アンテナの感度をアップ！

 

　

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（５５７日目）
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先日は当店にて

お仏壇のご供養の

お参りをして頂きました

 

 

 

 

音羽屋では

ご処分のご依頼で

預かりしたお仏壇

 

 

 

 

また

ご不要になった

お仏具やお数珠

 

 

 

 

そして

神棚やお人形などを

ご供養して頂きます

 

 

 

 

このことは

お仏壇としてお参りを

させてもらったことに

感謝の気持ちをこめ

 

 

 

 

これまで

モノに宿っていた魂を

仏さまのお力をお借りして

閉じていただくお参り

 

 

 

 

こうすることでやっと

ご処分をすることが出来ます

 

 

 

 

モノに魂が宿っているのか

その魂が閉じられたかどうか

 

 

 

 

それは目に見える

ものではありません

 

 

 

 

しかし

そのモノによって

何かしら

救われてきたことがあります

 

 

 

 

そのことへの御礼と

後始末として

供養のお参りを

して頂いております

 

 

 

 

このご供養のお参りが

本当に大切だなと

改めてお客さまのお姿から

気づかせて頂きました

 

 

 

手を合せるそのお姿

 

 

 

 

昨日も

ご処分のご依頼を頂き

お仏壇を

お預かりさせてもらいました

 

 

 

 

お住まいには

お客さまのご親戚の方が

いらっしゃったようで

 

 

 

 

お客さまが代わりに

家財の片付けを

しておられました

 

 

なんだか
分かります

 

 

 

 

自分に近しい家族より
少し離れた親戚の方が

話しやすかったりします

 

 

 

 

それに

口うるさい

親戚のおじさんって

 

 

 

 

親戚あるある

みたいなものでしょうか

 

 

 

 

親族みんなが

気づいているけど

ちょっと面倒だしな～と

省いてしまうようなことを

 

 

 

 

それは

ちゃんとしないとダメだ！

とブレずに注意をする人

 

 

 

 

「何を考えてるんだ？」

と説教が長いから

嫌われたりするんですが

 

 

 

 

しかし

お客さまにとっては

とっても大切なことを

教えてくれたおじさん

 

 

 

 

お仏壇を積んだ後

ご挨拶をして

出発をする時

 

 

手を合せて

そう仰られました

 

 

 

 

すこし離れてから

ミラーを見ると

 

 

 

 

暑い中

ずっと手を合せておられる

お姿が見えました

 

 

 

 

僕たちがお預かりした

お仏壇に宿っているもの

その魂の重みを

改めて感じた瞬間でした

 

 

 

口うるさい親戚

 

 

 

 

僕がこの仕事で

独立をするときに

呼び出された親族がいました

 

 

 

 

その人は

僕の親戚ではなく

妻の親戚でした

 

 

 

 

食べていけるのか？

家族を養えるのか？

やる気はあるのか？

 

 

 

 

そんなことを

説教されるのかと

ドキドキして伺うと

 

 

 

 

物事をはじめる時の

最初の緊張感と

丁寧な気持ちを

絶対に忘れてはいけない

 

 

 

 

そんなお話しでした

 

 

 

 

その当時は

分かっているよと

思っていましたが

 

 

 

 

確かに

最初のころの気持ちが

薄れていくこともありました

 

 

 

 

特に忙しくなったり

効率よくやろうと

目先のことにとらわれたとき

危ないんです

 

 

 

 

昨日のお客さまの

お話しとお参りのお姿は

そのことを思い出した

時間でした

 

 

 

 

この仕事を

させてもらっていると

 

 

 

 

仏さまが姿を変えて

指摘をしてくださったり

助けてくださることが

あります

 

 

 

 

いや

本当に仏さまが

お客さまの姿になっているか

どうかは分かりません

 

 

 

 

でも振り返ると

そうかそうだったなと

思わされるような

出来事があるんです

 

 

 

 

変な話ですが

その仏さまというのは

阿弥陀さまやお不動さん

と呼ばれる仏様ではなく

 

 

 

 

先ほどの

独立前に話しをしてくれた

おじさんや

 

 

 

 

信心があって

世話焼きだった

ばあちゃん

 

 

 

 

時には叱ってくれた

転職をする前の

社長だったりします

 

 

 

 

いつも思い出すという

わけではないんですが

 

 

 

 

今回のような時に

フッと思い出す人々

 

 

 

 

本当に沢山の人のお陰で

働けているんだと

感じます

 

 

 

モノを介して伝わる話

 

 

 

 

ご供養をして頂き

そのモノに宿る魂を閉じる

 

 

 

 

目には

見えないかもしれませんが

伝わっている

エピソードはあるはずです

 

 

 

 

口うるさかった親戚や

懸命に生きてきたご先祖

いつも笑顔の家族

 

 

 

 

その表情や仕草とともに

思い出すエピソード

そこに魂が宿っている

のではないでしょうか？

 

 

 

 

お仏壇という場所を通して

その話を

思い出すこともあれば

 

 

 

 

日常生活のワンシーンで

気づくこともあります

 

 

 

 

でもそれは

日頃のお参りがあってこそ

 

 

 

 

お仏壇のお参りは

自分の周りに

姿を変えた仏さまを

宿していく

 

 

 

 

そして

そのことに気が付く

アンテナを確認する時間

なのかもしれませんね

 

 

 

 

 

 

今回も

お参り頂いた後に

ご住職と記念撮影

 

 

 

 

 

う～む

 

 

徐々に

頭のアンテナの形が

近づいてきてます