卒業式で長男が
答辞を読み上げると・・・
江戸時代から受け継ぐ
本来の姿とは?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(730日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
うちの仏さんは
かなり古いんですよ
そうなんですね!
いつ頃のものか
分かりますか?
調べてみましょう!
体育館はさむい!
長男の中学校の
卒業式がありました
彼は
生徒会長だったので
答辞を読んでましたが
自分の言葉で
とてもいい内容でした
ただ・・・
ひとつ残念なのは
ギャグもダジャレも
なにひとつ
入っていませんでした
「卒業証書は
しょうしょう
お待ちください!」
なんて言ったら・・・
ダダすべりでしょうね
いやいや
公立の発表がまだなので
スベってはイケません
だれか~
「校長先生が絶好調!」
よりも
ウケるダジャレを
教えてくだシャレ
答辞のなかで
中学三年間を
振り返っていましたが
入学をしたのは
世間がまだ新型コロナに
怯えていた頃
ランドセルを
背負っていたのが
懐かしいです
マスクの徹底
アルコール消毒に
ディスタンス
彼らの中学校生活は
僕たちが
味わったことのない
雰囲気で始まりました
コロナ対策が厳しい時期は
部活動も少なくなり
学校行事も
これまでとは違った形で
開催されたり
中止となる事も
保護者側からすると
自分たちの頃との違いに
残念な気持ちも
ありましたが
当たり前のように
過していた彼らからすると
特に違和感は
無かったかもしれません
今回の卒業式には
1・2年生も全員参加で
保護者の制限もなかったので
逆に今年のほうが
いつもと違うと
感じていたでしょうね
なにが本来の姿なのか?
そもそも
その行事や活動は
何のためにやっているのか?
コロナ禍が
あったことで
慣例となっていることの
本来の姿を振り返る
きっかけになりました
お仏壇に置きかえて
考えてみると
何十年という年月から
その状態は徐々に変わり
気がつけば
本来の姿ではなくなります
さらに
世代をまたいで
先祖代々と
引き継いでいた場合
すでに
元の姿を覚えている人が
いらっしゃらないことも
こちらのお仏壇ですと
ご本尊の
阿弥陀如来様は
かなり古いもので
その掛軸を
代々のご先祖が大切に
受け継いでこられました
そのお仏壇を
修復させてもらった際
阿弥陀さまの掛軸も
表装をお直し
させてもらいました
その掛軸の裏には
お裏書きと呼ぶ
阿弥陀さまを証明する
文字が記されています
ここから推察をして
300年以上前と判明
お仏壇とご本尊を
振り返ってみると
十代以上前のご先祖から
代々と引き継いで
こられたことになりますね
そもそも
300年前といえば
元号は「享保」(きょうほう)
ときは江戸時代
徳川吉宗公のころです
その当時に
阿弥陀さまを
お受けになられたご先祖は
掛軸だけを掛けて
お仏壇そのものを
安置していなかった
かもしれません
お仏壇を引き継ぐという
本来の姿を考えると
お仏壇本体も大切ですが
ご本尊を繋いでいくことが
もっとも重要なこと
ご先祖の生きた時代に
コロナは
無かったかもしれませんが
疫病や飢饉に災害
そして
大きな戦争もありました
それを乗り越えて
代々が繋いできた
仏さまを
受け継いでいくことが
引き継いでいくことの
本来の姿になります
修復された新しい姿の
ご本尊をとおして
遠くのご先祖との
繋がりに感謝をして
受け継いだ世代が
新たな歴史を
作っていきます
無事に中学校を
卒業をした彼らも
これから
新しいステージへと
羽ばたいていって
ほしいですね
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
卒業式で
親子写真を
撮りましたが
アタマは
受け継いでいないようで
安心しました
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!