お数珠が切れる本当の理由はめったに使わないから？

髪を編み込んで
みたかったな～

 

 

お数珠が切れる理由と
直す意味とは？

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（７５１日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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うらやましい・・・

 

 

 

 

卒園式を前に

長女が

髪を編んでもらってました

 

 

 

 

こんな装飾があるとは

女の子って

色んな髪型があるんですね

 

 

 

 

お兄ちゃん達の時は

髪型どころか

寝グセを直すぐらいで

サッサと終わってました

 

 

 

 

僕にいたっては・・・

 

 

 

 

量も激減したので

乾かすのは早いのですが

隠すのに時間がかかる

 

 

 

 

それはそれで

三つ編みよりも

特殊な技術になります

 

 

 

お数珠も編み込みが必要

 

 

 

 

編み込むといえば

お数珠のお直しでも

房部分で必要な技術

 

 

 

 

お数珠は玉のなかに

細い紐が通してあり

その紐を房部分で

編んでいきます

 

 

 

 

お数珠の形は

ご宗派によって

様々ありますが

 

 

 

 

先ずは

「房」の見た目で

大きく2種類に分かれます

 

 

 

 

一つ目は

紐房（ヒモフサ）と呼ばれて

 

 

 

 

 

 

一番大きな親玉から

編み込みがあって

長いひも状の房が出てきます

 

 

 

 

出てくる紐が

4本・6本・8本と

デザインによって様々

 

 

 

 

二色で

編み込んだものもあります

 

 

 

 

 

 

もう一つは

頭付房（かしらつきふさ）

と呼ばれていて

 

 

 

 

 

 

親玉から

二つの房が出ている

タイプになります

 

 

 

 

この房も
形や色に種類が分かれ

 

 

 

 

素材も

正絹：天然の絹

人絹：合成繊維

2種類があります

 

 

 

 

紐房・頭付房以外にも

梵天房（ぼんてんふさ）や

切房（きりふさ）という

特殊な房もあります

 

 

 

 

 

 

房だけではなく

玉の種類も数多くあり

天然石や銘木

珍しいものでは琥珀など

 

 

 

 

 

 

さらに
大人用から子供用まで

本当に様々な種類があります

 

 

 

お数珠はなぜ切れるの？

 

 

 

 

お直しで

お預かりするお数珠は

基本的に切れているものが

ほとんどで

 

 

 

 

紐が切れるのは

玉と紐が擦れることが

大きな原因です

 

 

 

 

繰り返し

使っていくことで

穴の角が紐が当たることで

徐々に細くなっていき

 

 

 

 

少しずつほつれて

ギリギリで

保っていたところに

チカラが掛ると

 

 

 

 

ある日突然

プッチっと

切れてしまいます

 

 

 

 

 

 

その為

お墓参りやお葬式の時など

久々に使った時に

 

 

 

 

ちょっとチカラを込めて

お参りをすると

切れることが多いんです

 

 

 

 

お墓で切れるなんて

縁起が悪いのでは・・・

 

 

 

 

ということは

全くありません

 

 

 

 

紐が切れるということは

お参りをしたという証

 

 

 

 

切れたことは

なにも気にされなくて

大丈夫です

 

 

 

 

それよりも

普段から使っていない

お数珠は

切れやすくなります

 

 

 

 

しまい込んでいるため

ひもが固くなり

劣化が進んでしまうので

 

 

 

 

なるべく

日々のお参りで

使われることを

お勧めいたします

 

 

 

直してまで使うの？

 

 

 

 

先日も

お数珠のお直しで

ご来店くださいました

 

 

 

「直すほどの

価値があるの？」

 

 

「たいしたものでは

ないんだけど・・・」

 

 

 

 

お数珠をお預かりする時

このように

お聞きすることが多いです

 

 

 

 

高級な素材で作られた

お数珠もありますが

 

 

 

 

アクセサリーではないので

そこに金額をつけることは

難しいです

 

 

 

 

お数珠は

仏様へお参りをする時に使う

大切な仏具

 

 

 

 

お参りをするときは

だれもが

純粋なこころで

手を合わせています

 

 

 

 

さらに

どなたかから頂いた

お数珠であれば

 

 

 

 

贈ってくださった方の

想いもこもっています

 

 

 

 

手を合わせることを

大切にしてほしい

という願いを

受け継ぐ意味でも

 

 

 

 

お直しをして

使っていくことも

大事なことです

 

 

 

 

お参りをするたびに
お数珠の輪っかに

手を通すことで

 

 

 

 

心もまあるく和やかに

過したいものですね

 

 

 

 

 

 

三つ編みは

本数が少なくても

編めますか？

 

 

カミさま

教えてください！！！

 

 

アーメン（編～めん？）