傾いてる？お仏壇の扉が閉まらなくなる、3つの理由とは？

ストライダーの
不安定がとっても大事！

　

 

扉が閉まらなくなる
3つの理由とは？

　

　

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（７９７日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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まだまだ乗れる！

 

 

 

 

長女が使っていた

ストライダー

 

 

 

 

背の低い

ペダルなしの自転車で

地面をけって進みます

 

 

 

 

小さい頃に

これにのっていたお蔭で

 

 

 

 

あっという間に

自転車に

乗れるようになりました

 

 

 

 

面白いですね～

不安定のお蔭で

安定するようになるなんて

 

 

 

 

自転車に乗れた時の
ブログはコチラ

↓

お仏壇の相談をするきっかけは３つと・・・他は！？

 

 

 

このストライダーは

まだまだ綺麗なので

姪っ子に

あげることになりました

 

 

 

不安定を調整中

 

 

 

 

部品の仕上がった

金仏壇を組立中です

 

 

 

 

不安定といえば・・・

 

 

 

 

お仏壇の修復においては

不安定は

つきものなんです

 

 

 

 

古いお仏壇は

木材で作られているので

 

 

 

 

何十年間も家の中で

安置している間に

湿気と乾燥が繰り返され

 

 

 

 

反ったり

ヒワったりして

木の形が変化します

 

 

 

 

基本的には

もとの素材を修復して

組み立てますが

 

 

 

 

反りが激しい場合や

割れが大きすぎるときは

木地を交換します

 

 

 

 

 

 

全てを交換することも

出来ますが

 

 

 

 

それでは

費用が大幅に

アップしてしまうことに

 

 

 

 

なるべく費用を抑えて

お客さまへの負担が

掛からないように

 

 

 

 

そして

修復後をしたあとに

何十年も

お参りして頂くために

 

 

 

 

不安定にならない様に

バランスをとっていくのも

大事な判断になります

 

 

 

不安定になる原因は？

 

 

 

 

こちらは先日

お預かりしたお仏壇ですが

扉が閉まりません

 

 

 

 

もともとの状態は

ピタッと

閉まっていたはずですが

 

 

 

 

長い年月の間に

いつの間にか

閉まらなくなりました

 

 

 

 

このように

歪んでしまうのは

 

 

 

 

 

 

の3つが原因

となることが多いです

 

 

 

扉の重み

 

 

 

 

お仏壇の部品のなかで

最も重たいのは

一番外側の扉です

 

 

 

 

丁番を使って

側面に吊り込んでおり

 

 

 

 

少しずつズレていき

開閉しにくくなるのですが

 

 

 

 

位置を変えたり

丁番を加工することで

修正することが出来ます

 

 

 

湿気と乾燥

 

 

 

 

こちらは

内部の引き戸部分

 

 

 

 

何も問題ないように

見えますが・・・

開かなくなっています

 

 

 

 

裏側を見ると

板部分が膨らんでしまい

つっかえていました

 

 

 

 

 

 

どうやら
湿気と乾燥のくり返しで

反ってしまったようです

 

 

 

 

この場合は

木地を入れ替えていく

必要があります

 

 

 

仏間のゆがみ

 

 

 

 

仏間そのものが

傾いていくと

ゆがみの原因となり

 

 

 

 

数ミリの傾きであっても

閉めたはずの扉が

スーっと開くことも

 

 

 

 

こういった時は
下に薄い板をかまして
調整します

 

 

 

 

 

 

音羽屋で修復した後に

扉の開閉を確認して

問題がなくても

 

 

 

 

お仏間に納めてから

不具合が

出ることもあり

 

 

 

 

その際には

現地で修正することも

たまにあります

 

 

 

 

私たち人間も

年数が経つにつれて

体に歪みが出てきます

 

 

 

 

お仏壇も同じように

真っ直ぐな状態から

変化をしていくもの

 

 

 

 

まるで

生きているかのような

お仏壇ですが

 

 

 

 

修復や微調整をして

直すことが出来るので

ご安心ください

 

 

 

不安定を乗り越えると？

 

 

 

 

古くからのお仏壇は

不安定な部分を

調整する必要がありますが

 

 

 

 

見違えるようになって

帰ってきたとき

 

 

 

 

お仏間には

今までとはちがった

景色がひろがります

 

 

 

 

 

 

不安定を乗り越えた先の

新しい景色

 

 

 

 

これは

自転車でも同じような
ことが言えると

 

 

 

 

先日、ある御住職から
教えて頂きました

 

 

 

歩けるようなって
上にあるものが見えて
色んなモノを手にする

 

 

 

 

自転車に乗って

遠くへ行けるようになる

 

 

 

 

不安定を乗り越えたから

新しい景色が見えて

 

 

 

 

次の安定を

手に入れることが

出来るんですね

 

 

 

 

大切なのは不安定を

怖がることなく

受け止めて

 

 

 

 

そこに挑んでいくこと

 

 

 

 

私たちのご先祖も

様々な不安定な時代を

生き抜いてきて

 

 

 

 

今日まで

大切ないのちを

繋いでくださいました

 

 

 

 

お仏壇に

手を合わせていると

 

 

 

 

「大丈夫！

ほら、進んでごらん」

 

 

 

 

そんな声が
聞こえてきそうです

 

 

 

 

お仏壇を通して

仏さまやご先祖の

あたたかい応援を受けて

 

 

 

 

色んなことを

乗り越えていく
自分でありたいですね