佐渡金山の「金」
を換算すると!?
お仏壇の「金」
2つの意味とは?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(871日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
金の価格が
上がりましたね~
そ、そうなんです
金の意味を
ご存知ですか?
教えてください!
よかったですね!
佐渡島の金山が
世界遺産に登録決定
おめでとうございます
1601年に山師3名が
発見した佐渡金山
1989年(平成元年)の
閉山まで388年間
金や銀などが採掘された
歴史ある場所です
この期間に
どれほどの金が採掘され
現在の金額にすると
幾らになるんでしょう?
道遊の割戸と呼ばれる
(どうゆうのわれと)
金山の採掘場
江戸時代に
どんどん掘り進めて
割れたようになった山
スゴイ姿ですよね~
わたしたち人間の
金への執念を感じます
佐渡島には
いくつかの採掘場があり
徳川家康により
江戸幕府の天領となり
奉行所が置かれ
小判も製造もされて
幕府の財政を支えました
最後は資源枯渇になり
閉山をしましたが
その期間に産出された
「金」の総量が78トン
金の価格は
常に変動していますが
最近の金額が
1グラムがおおよそ
13,000円前後
1トンが
1,000,000グラム
なので・・・
総額で
1,014,000,000,000円
なんと
1兆140億円です
これを採掘期間の
388年間で割ると
年間で約26億円になり
1日に換算すると
約700万円になります
採掘量もまばらで
昔に比べると
金も高騰しているので
単純計算通りでは
ありませんが
山を削っていくと
毎日のように
700万円がでてくる
そう考えると・・・
山が割れるまで
掘り進めてしまうのも
分からなくもないです
佐渡金山の採掘現場は
とても過酷な労働で
なかには
無理やり連れてこられた
人たちもいたようです
様々な歴史とともに
多くの人たちによって
掘り出された「金」
江戸時代には
小判を作るための
材料として使われ
そして
金箔の材料にも
なっていたでしょうね
僕たちが金仏壇を
修復する時も
大量の金箔を使用します
金仏壇は
江戸時代ごろから
生産が増えはじめ
少しずつ
お参りの場として
流通していきました
そう考えると
佐渡金山での採掘は
仏壇製造の発展に
少ならからず
影響していたのかも
しれませんね
世界遺産登録の
ニュースを見ていると
遠く佐渡島での
採掘があったからこそ
僕たちの仕事がある
そんな
不思議な繋がりを
感じてしまいました
本日も
お盆前の納品にむけて
箔押し作業中です
お仏壇に
使われている金には
・価値ある物
・不変である
という
2つの意味があり
そこには
阿弥陀如来さまの
願いのひとつ
「悉皆金色の願い」
(しっかいこんじき)
が込められています
これは
すべての「いのち」を
変わらず
価値あるものとして
光り輝かせるという願い
この願いについて
ある仏教系の学校の
お話しがあります
卒業する生徒には
「ものみな金色なり」
とノートに
書いてもらいます
どんな意味ですか?
いついかなる時でも
いのちはみんな
金色に輝いている
という意味です
ステキですね!
あるとき・・・
ひとりの卒業生が
この言葉に救われたと
言ってきました
何があったんですか?
その女の子は
卒業をして結婚
やがて
待望の赤ちゃんに
恵まれましたが
そのお子さんは
生まれながらにして
重い障害を
抱えていたそうです
最初は
二人で頑張って
育てていましたが
次第に
夫婦仲もこじれ
別れることに・・・
お子さんと
二人になった彼女
一生懸命に
頑張りましたが
障害者への
世間の目は冷たく
時には心ないことを
言われることも
彼女は
ほとほと疲れて
もうだめだ
この子と二人で
死ぬしかない・・・
そこまで
思い詰めてしまいます
呆然としたまま
身辺整理をしていたとき
学生時代の
ノートが目にはいり
何気なくめくっていると
ノートいっぱいに
「ものみな金色なり」
と書かれた文字
その言葉は
絶望していた彼女の心に
深く染み入りました
そして
先生が教えてくれた
いついかなる時でも
いのちはみんな
金色に輝いている
という
言葉を思い出します
障害を持って生まれた
我が子のいのち
この命もすべて
金色に輝く
尊いいのちである
いま、この子は
そのいのちを
精一杯輝かせて
懸命に生きている
彼女は
大粒の涙を流しながら
我が子を強く強く
抱きしめたそうです
私たちは
自分を中心にしながら
都合のいいものは
山を割るほど掘り進めて
大切にしますが
都合の悪いものは
排除しようとします
「ものみな金色なり」
という
阿弥陀さまの願いは
この世の
すべてのいのちは
私たちにとって
なくてはならない
必要なものである
お仏壇に
手を合わせて
金の輝きを見つめ
周りにいる
あの人もこの人も
先立ったあの方も
みんなみんな
なくてはならない
命であると気付いて
お互いを大切に
いきたいものですね
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
世界遺産となった
佐渡金山
行ってみたいけど
結構遠いですよね・・・
さ~どうする?
そんな
お悩みありませんか?
でも・・・
周りに聞いても
誰も分からないし
家庭によって
事情はバラバラ
どうなるかは
分からないけれど
現在、
悩んでいる状態の
話しをするだけ!
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Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
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