仏具のチーンと鳴らす「おりん」を落として音が出なくなったら？

おりんの音が鳴らない？
※動画付き

 

 

探し物が見つかる
不思議なおまじない！？

　

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（８９１日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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送られてきました！

 

 

 

 

どのご家庭の

お仏壇でもよく見かける

こちらの仏具

 

 

 

 

「チーンと鳴るやつ」

「カネの叩くあれ」

「オトがするの」

などなど

 

 

 

 

お客さまからは

色んな呼び方をされますが

 

 

 

 

正式名称は「おりん」

 

 

 

 

という

可愛い名前が

ついています

 

 

 

 

数ある仏具でも

子供に一番人気

 

 

 

 

叩いたら

綺麗な音がするので

小さなお子さまは大好き

 

 

 

 

それなのに

もしも・・・・

音が出なくなったら

 

 

 

三重県から届いたおりん

 

 

 

 

こちらの「おりん」

三重県のお客さまから

修理の依頼がありました

 

 

 

送られてきた

おりんを見てみると

 

 

 

 

・・・あ！

 

 

 

 

たしかに

亀裂が入ってます

 

 

 

 

 

2㎝位のヒビが

見えますでしょうか？

 

 

 

 

おりんの素材には
様々な金属がありますが

真鍮製が多く

 

 

 

 

そう簡単に

ヒビが入ることは

ありませんが

 

 

 

 

どうやら

固い床に当たったようです

 

 

 

 

こうなると

本来のチーーンという

音色が鳴らなくなり

 

 

 

 

カン、カンという

金属を叩く音に
なってしまうんです

 

 

 

 

実際に割れたおりんを
叩いてみると・・・

 

 

 

 

 

 

なんとも

寂しい音です

 

 

 

 

お母さまから
受け継がれたという

大切なおりん

 

 

 

 

わざわざ
三重県から送って頂き
ありがとうございます

 

 

 

なぜ、広島の音羽屋へ！？

 

 

 

 

こちらは

以前に修理させてもらった

おりんです

 

 

 

 

割れた部分を接合して

磨き上げています

 

 

 

 

修理前は

こんな音でしたが

 

 

 

 

 

 

修理後には

ここまでキレイに

 

 

 

 

 

 

これぞ

おりんの音ですよね

 

 

 

 

これから
修理していくのですが

 

 

 

 

そもそも

 

 

 

 

なぜ三重県の方が

わざわざ広島の音羽屋に？

 

 

 

 

現物が届いてから

お電話をしてみると・・・

 

 

お客さまの

ご出身は栃木県

 

 

 

 

その地方では

失くなったものが

見つからない時に

 

 

 

 

「おとわのくにの・・・」

とお唱えしてから
探してみると

 

 

 

 

必ず見つかる
そうなんです

 

 

 

 

お母さまから
教わったという

おまじない

 

 

 

 

おばあさまの代から

もしくは

それよりももっと前から

 

 

 

 

言い伝えられて

教わっているとのこと

 

 

 

 

おりんを

修理できるところを

探していたら

 

 

 

 

「おとわや」

という名前を見つけて

 

 

 

 

ここだ！
となられたそうです

 

 

 

 

口伝のおまじないと

不思議なご縁

なんだか興味津々です

 

 

 

探しモノはなんですか？

 

 

 

 

こちらの写真は

京都は「清水寺」にある

音羽の滝

 

 

 

 

当社「音羽屋」の由来
にもなっている滝です

 

 

 

 

音羽屋の由来については
コチラから

↓

花火の「たまや」「かぎや」の意味と音羽屋の由来とは？

 

 

 

調べてみると・・・

 

 

 

 

お客さまが

教えてくださった

おまじないも

 

 

 

 

じつは「音羽の滝」に

ルーツがあるようで

 

 

 

 

 

というのが

もとのおまじないらしく

 

 

 

 

 

 

と〇〇の部分に

探し物の名称を入れて

お唱えするとか

 

 

 

 

 

こちらを

三回お唱えするなど

様々あるようです

 

 

 

 

どうやら

この言葉が人から人へ

伝わっていくうちに

 

 

 

 

「音羽の滝」が

「おとわのくに」へと

変化したようですね

 

 

 

 

なんてステキな

おまじない

 

 

 

 

意外と

知られているようですが

僕は初めて知りました

 

 

 

 

一生懸命に

探しても探しても

見つからない時って

ありますよね

 

 

 

 

あ～も～

どこいったのーーー！

っと思ったら・・・

 

 

 

 

さっき探したはずの場所に
ポンッと置いてあったり

 

 

 

 

おまじないを唱えると

そんなあるあるな体験で

見つかるとのこと

 

 

 

 

是非、みなさんも

ど～しても探し物が

見つからない時

 

 

 

 

お唱えしてみてくださいね

 

 

 

 

探し物はなんですか？

見つけにくいものですか？

 

 

カバンの中も

つくえの中も

 

 

探したけれど

見つからないのに

 

 

 

 

いがいと・・・

仏壇の中にあるかも？

 

 

 

 

ウフフッフ～

 

 

 

 

音羽屋という屋号

 

 

僕が歌舞伎をしてたから

とお伝えすると

 

 

お客さまの地元は

名優 七世 松本幸四郎の

出身地

 

 

「歌舞伎公園」
まであるとのこと

 

 

歌舞伎までも

か～武器になるとは