どうして、お仏壇や神社で手を合わせることが大切なの？

ムカデは
どうやって歩くの！？

 

 

「生きている」と
「生かされている」の違い？

　

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（９０３日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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今月もここから！

 

 

 

 

今朝は練習試合に行く

長男を送迎してから

朔日参り

 

 

 

 

先月の御礼と報告

今月のご挨拶で

スタートです

 

 

 

 

それにしても

やっぱり暑いですね

 

 

 

 

台風一過で

涼しくなるかな～

と思ったら・・・

 

 

 

 

残念ながら

もと通りの気温に

戻ってます

 

 

 

元に戻す前に・・・

 

 

 

 

元どおりに戻すといえば

 

 

 

 

僕たちは

修復をして元に戻すのが

仕事になります

 

 

 

 

現在も

お彼岸にむけて

お仏壇を修復中

 

 

 

 

修復においては

必ず分解作業があり

 

 

 

 

先ずはお仏壇を

バラバラにしていきます

 

 

 

 

 

 

扉を取り外して

ここから

本体をバラしていき

 

 

 

 

 

 

さらに

ここから金具を

取り外します

 

 

 

 

 

 

ざっと

180枚ありますが

これは少ないほうです

 

 

 

 

お盆前には

1000枚近くの金具がある

お仏壇もありました

 

 

 

 

 

 

お仏壇が

出来上がるまでには

 

 

 

 

金具を作る職人だけでなく

多くの職人が

携わっています

 

 

 

 

考えてみれば

それはお仏壇に限らず

 

 

 

 

どんな製品にしても

どんなお仕事でも

同じこと

 

 

 

 

コンビニに行って

手にする商品ひとつも

 

 

 

 

購入するのは

ペイペイなどで

楽になりましたが

 

 

 

 

製造から梱包

配送から販売と

色んな人の手を介して

 

 

 

 

やっと

自分の手元に届きます

 

 

 

 

便利になればなるほど

多くの人のお蔭で

生活できていることを

 

 

 

 

忘れてしまいそうに

なります

 

 

 

 

月の始めに

神社でお参りできるのも

 

 

 

 

その場所を

守って来てくださった

多くの人々のお蔭

 

 

 

 

繋がりがあることを

忘れないようにしないと

いけないですね

 

 

 

ムカデの足

 

 

 

 

多くの人のお蔭で

成り立っている

 

 

 

 

その繋がりの中で

生かされている

 

 

 

 

自分ひとりの力で

生きているのではない

ということを

 

 

 

 

お釈迦さまは

ある虫を例えに

話しをしておられます

 

 

意識をしてしまうと

突然動けなくなる

 

 

 

 

自然とできていたのに

自意識過剰で

上手くできなくなる

 

 

 

 

なんとなく分かります

 

 

 

 

自分で出来ていると

思い込むと

意識しすぎてしまい

 

 

 

 

逆に不安や

恐れも出てきます

 

 

 

 

ムカデの足だけではなく

私たちのカラダも

 

 

 

 

心臓を動かそう！

胃で消化しよう！

 

 

 

 

などと

思わなくても

自然と動いてくれている

 

 

 

 

身の周りだけではなく

自分の体の中も

生かされているんですね

 

 

 

立ち止まって感謝が大事

 

 

 

 

お客さまと

お話しをしていて

よくお聞きする言葉は

 

 

 

 

 

「生きている」

　ではなく

「生かされている」

 

 

 

 

仏教では

「無為の境地」が

大切であるとされます

 

 

 

 

「無為」とは

「自分の作為が無い」こと

 

 

 

 

その場に自分の意志を

持ち込まないこと

 

 

 

 

すべては

周りの人との「繋がり」

によって生活できている

 

 

 

 

ムカデの様に

自分のカラダですらも

自分の意志ではない

 

 

 

 

自分で

「生きている」

というより

 

 

 

 

何かに

「生かされている」

と捉える

 

 

 

 

このことを

多くのお客さまが

教えてくださいます

 

 

 

 

神社やお寺

そしてお仏壇で

手を合わせることは

 

 

 

 

そのことを忘れずに

感謝をするため

なのかもしれませんね

 

 

 

 

生かされていることに

感謝をする

大切なお仏壇

 

 

 

 

僕たちも

貴重なお仕事を

させてもらっていると

 

 

 

 

受け止め方を変えながら

新しい月も

精進していきます

 

 

 

もしも

ムカデがむかっで来たら

 

 

「歩くのが上手だね！」

 

 

と褒めれば

止まるかもしれませんね