山奥の仏像は
いつからあるの?
神さまと仏さまの
役割を分けた場所!
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(963日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
あっちが神さんです
なるほど~
そして・・・
この奥に・・・
あとわずか!
11月に入りましたね
今年も残り二ヶ月
月の始めなので
お朔日参りからスタート
仏さまに関係する
仕事をしていますが
この場所で
続けていけるのも
地域の神さまのお蔭
先月の御礼と
今月のご挨拶から
新たな一歩です
それにしても
よく降りますね
大雨が続くので
何ごとも無いことを
祈ってます
本日
お伺いしたのは
三原市内のとある地域
今回はメールで
お問合せを頂きました
地域の仏さんを
見てもらえませんか?
分かりました!
わたしの先輩方も
同席していいですか?
もちろんです!
ご相談頂いたのは
個人のお仏壇ではなく
お寺の仏像でもなく
集落で
守ってこられた
お仏像
広島市内では
このような仏さまは
数少なくなりましたが
県北や尾三地区では
まだまだ多く
以前にも
地域の阿弥陀如来の
掛軸を修復させて
もらいました
before→after
このような
集落の組織を
「講」(こう)または
「講中」(こうじゅう)
と言って
どこかの家で
ご不幸があった時に
手分けをして
お葬式の準備をしたり
浄土真宗では
報恩講(ほうおんこう)
真言宗ですと
お大師講(だいしこう)
と言った
それぞれの宗派で
大切な日には
皆さんが集まって
お参りしておられます
話しは戻って・・・
勾配のキツイ
坂道を進んでいくと
建物が見えてきました
その横には
小さなお堂があります
こちらには
神さまが祀ってあるので
先ずは
神さまへお参り
そして、いよいよ
仏像が安置してある
建物へ入ります
真っ暗な中に
お仏像がありました
これは
かなり古そうです
ずっと引き継いで
きたんですが
建物は
古くないですね
この建物は
60年位前じゃろう
仏像のほうは
明治の後半には
あったらしいんです
110年以上前ですか!
経年劣化が激しく
台座部分には
虫食いもある状態
そして
仏さまの右手は
指が欠損しています
さらに
左右の指を見てみると
両方とも
人差し指と親指をつけて
OKサインになっています
このような
仏さまの手の形を
印相(いんぞう)と言って
何かを意味する
「手のジェスチャー」
になり
両手の
人差し指と親指で
輪っかを作り
上と下に離れているのは
「来迎印」といって
(らいごういん)
極楽浄土より
お迎えに来るときの
ポーズになります
この来迎印は
阿弥陀如来さま
特有の印
手の形から阿弥陀さまと
判明しましたが
お顔はボロボロ
また
後ろの光背(こうはい)は
円光形ですね
直りますかいの?
大丈夫ですよ!
できれば
春のお接待までに
直してほしいんです
おせったい?
旧暦の3月21日ですわ
なるほど!
旧暦の3月21日は
弘法大師空海さまが
ご入定(にゅうじょう)された日
ご入定とは
長い瞑想に入られた
という意味で
お大師様は現在も
奥の院にいらっしゃると
されています
この地域では
お大師講という
お参りがあり
お接待というのは
お食事などを振舞うことを
意味するそうです
コロナで集まりは
減ったそうですが
そろそろ復活させたいと
いうこともあり
ご相談頂きました
仏像の隣には
何も置いてないですね・・・
ここには
亡くなった方を運ぶ
お棺があったんですわ
おひつぎですか?
今はありませんが
前はみんなで
葬式をしとりましたの~
そうなんですね
お仏像がある建物には
地域でご不幸がある時に
みんなが集まり
隣にあるお堂の
神さまへの
五穀豊穣のお祭りで集まる
神さまは「生」
仏さまは「死」という
役割を分けて
祀ってあるとのこと
生きるために必要な
農作物は
自然に左右されるため
思い通りにいかない事も
そして
私たちの命も
思い通りにいきません
昔の人々は
生と死を
受け入れるために
神さま仏さまを
大切にして
おられたんですね
今年もあと二ヶ月
わたしたちも
神仏への感謝を大切に
過ごしたいものですね
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
建物の上には
スズメバチの巣が
今は空っぽですが
ハチにはち合わせ
なくてよかった~~
な~む~
そんな
お悩みありませんか?
でも・・・
周りに聞いても
誰も分からないし
家庭によって
事情はバラバラ
どうなるかは
分からないけれど
現在、
悩んでいる状態の
話しをするだけ!
音羽屋では
1,000件以上の実績で
どのような
方法があるのかを
お伝え出来ます
お名前を伏せて
頂いて構いません
もちろん
ご相談だけで大丈夫
お気軽に
事前相談してください
解決の
きっかけになれば
嬉しいです
LINEなら
24時間いつでもOK
LINEには
3つのいずれかで
繋がります
↓
もちろん
お電話(8時~19時)でも
082-231-3721
お気軽にご相談ください
作業風景は
InstagramをCheck
ボチボチ更新中
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!