石田三成が
戦へ持ち込んだ!?
引き継ぐor買いかえる
どっちがお得!?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(1214日目)
↓ ↓ ↓

〈ブログの著者紹介〉
こんにちは!
修復職人の山縣です
広島を中心に
お仏壇のお困りごとを
1,000件以上解決
その他に
お神輿や銅像も修復
このブログでは
作業の様子をはじめ
お仏壇、仏教のこと
日常生活から
神社仏閣巡りなど
お伝えしています!
さ~て
本日のお話しは・・・

かなり
古いんかね~

そうですね

どっちが
ええんかね~

それは・・・

歴史を感じます!
昨日も
お仏壇のご相談を頂き
お伺いしてきました
今では見られない
かなり古い型のお仏壇
修復をするのか?
もしくは
新たに買いかえるのか?
どちらが良いのか・・・
この疑問は
多くのお客様から
ご相談いただきます
そんな時
何を基準に考えると
いいのでしょう?

引き継ぐのか?
新しくするのか?
どちらかを
考えていると・・・
修復に掛かる費用と
新しいお仏壇の価格を
比較した「予算面」
大きなお仏壇だと
置く場所があるかという
「物理的」なこと
そして
ご先祖や故人への
「ご供養」
・予算面
・物理的
・ご供養
これらが気になります
信仰心が篤く
ご供養への想いが
あるけれど・・・
やはり
予算にも設置場所にも
限りがあります
これらをもとに
ご家族と検討して
方向性を決めていく際
僕たちの役割は
お話をお聞きして
様々な方法を
ご提案させてもらい
そこに掛かる
費用をお伝えして
それぞれの
ご家庭にあった方法を
一緒に見つけていくこと
このときに
大切にしていることは
形や見た目に
こだわり過ぎない
こと
なにより
重要なことは
手を合わせる習慣が
受け継がれる
かどうかなんです
どれだけ立派な
お仏壇であっても
そこで
手を合わせなければ
意味がありません

この度の
お客様のお仏壇には
ご本尊に
阿弥陀如来さまの掛け軸が
掛けてありました
ひっくり返すと
お裏書が記されています
(うらがき)

ご本山からお受けした
正式な証拠であり
もう一つ
読み取れるのは
掛け軸は
80年以上前のもの
ということです
すると
お客様のお母さまから

軍隊におった時
台湾へ持っていった
と聞いたけど
そんなことあるんかね~

海外ですか!?
たしかに
持参できる大きさですね
そして
お仏壇の引き出しを
確認していると
もう一つ
阿弥陀様の掛け軸が
出てきました
その掛け軸は
いま現在のよりも
大きく
裏書を確認すると
修復の痕跡があり
ご本山の署名には
「釈寂如」
と記されていました
釈寂如とは
江戸時代前期の
本願寺の門主
なんと
今から300年前です

えらい古いのが
あったね~

ちゃんと
残してありましたね
お母さまのお話と
掛け軸が出てきたことを
合わせると
今のお仏壇の前は
もっと大きなお仏壇で
そこには
300年前から受け継いだ
阿弥陀様が掛けてあり
その掛け軸自体も
修復をして
引き継いできたこと
そして
戦地となる台湾へ
持っていくにあたり
小型のお仏壇へ
買いかえることになり
その際に
ご本尊の掛け軸も
変わったけれど
代々の掛け軸も
ちゃんと残してあった
ということです
戦場の地へ
我が家の仏さまを
持っていくことは
戦国時代から
あったと聞いています
それは
「念持仏」といい
(ねんじぶつ)
かなり前ですが
彦根市に行ったときに
石田三成公の念持仏
千体仏
というのを
拝まさせてもらいましたが
小さな千体の仏さまは
圧巻でした

戦争とは
自らの命の危険とともに
やむおえず
見知らぬ誰かの命を
奪ってしまうもの
その両方の想いを
念持仏に
手を合わせることで
気をしっかり保って
戦に挑んでいたのかも
しれません
そして
台湾から
日本に帰ることができ
原爆投下後も
家を守り抜いて
今に繋がっていく・・・
それがなければ
いまの命は
無かったかもしれません
このようにして
命の尊さというのは
我が家の歴史を
知ることで
分かっていくんですね
300年前の掛け軸の
修復事例はコチラから
↓

お仏壇と
ご本尊の掛け軸
そして
お母さまからお聞きした
エピソード
これらから分かった
わが家の歴史

NHKの番組
みたいじゃね~

そうですね!
こういう話が
大切なんでしょうね
引継いでいくためには
お仏壇という形も
大切ですが
背景にある
ご先祖のエピソードも
重要になります
故人が
生きてきた軌跡から
多くの気づきをいただき
いまの命への
感謝が
はぐくまれていきます
手を合わせる習慣を
引き継いでいく
ということは
先祖代々で育んできた
感謝を繋いでいくこと
そうすることで
日常生活における
他人への接し方が変わり
相手を思いやることへと
繋がっていきます
ご先祖のエピソードから
生きる力をもらい
そのお話を
仏教の教えをもとに
生きるヒントにしていく
我が家のお参りから
穏やかな輪が
広がっていく
そんなきっかけに
なるといいですね

音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました

ととのいました!
戦国武将
とかけまして
ガスコンロ
とときます
そのこころは・・・
どちらも
天下(点火)が目的
でしょう!

戦争はよくないニャン!
な~む~

そんな
お悩みありませんか?
でも・・・
周りに聞いても
誰も分からないし
家庭によって
事情はバラバラ
どうなるかは
分からないけれど
現在、
悩んでいる状態の
話しをするだけ!
音羽屋では
1,000件以上の実績で
どのような
方法があるのかを
お伝え出来ます
お名前を伏せて
頂いて構いません
もちろん
ご相談だけで大丈夫
お気軽に
事前相談してください
解決の
きっかけになれば
嬉しいです

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Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!