掛軸の裏側から
出てきたのは・・・
江戸の絵師が
描く表情とは?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(1269日目)
↓ ↓ ↓

〈ブログの著者紹介〉
こんにちは!
修復職人の山縣です
広島を中心に
お仏壇のお困りごとを
1,000件以上解決
その他に
お神輿や銅像も修復
このブログでは
作業の様子をはじめ
お仏壇、仏教のこと
日常生活から
神社仏閣巡りなど
お伝えしています!
さ~て
本日のお話しは・・・

これは?

裏から・・・

ということは

そうなりますね~

これもアリ!?
お雑煮を食べると
お正月だなぁ~
ってなりますよね
今年も
大阪にある妻の実家で
迎えましたが
具材を
スーパーで揃えて
急ごしらえ
でも
とっても美味しく
頂けました
最近の
カット野菜って
便利ですね

カットする
と言えば
昨年末に
お仏壇用掛軸のカットで
ご相談を頂きました

掛軸を小さくして
小型の仏壇に
お祀りしたくて・・・

わかりました!
高さは・・・
お話によると
ご実家にあるお仏壇が
大きすぎるので
小型の仏壇に
買い替えをされて
中の掛軸三幅を
受け継いでいくことに
なられたそうです

ご宗派は
浄土真宗本願寺派で
両側には
親鸞聖人、蓮如上人の
掛軸がありますが
中央に掛ける
ご本尊の阿弥陀さまは
かなり丈が長く
新しいお仏壇には
納まらないので
寸法直しをすることに

掛軸本体は
かなり古いもので
御絵像も表装も
ボロボロで
穴が開いてます
掛軸の裏側を
確認してみると・・・

両上人の二幅は
手書きではないので
最近のもの
一方
阿弥陀如来さまの
掛軸を見ると

写真の右側だけ
本紙よりも
かなり茶色くなっており
これは
以前にも修復をした
痕跡になります
濃くなっている
「裏書き」を
さらによ~く見ると

一番右側に
「本願寺 釋寂如」
と書いてあります
釋寂如とは
(しゃくじゃくにょ)
浄土真宗本願寺派の
ご本山「西本願寺」の
第14世御門主
なんと!
江戸時代の前期
になるんです
・・・というか
本当に
文字が読めてるの?
って思いますよね
じつは
本願寺派の総合研究所の
「寂如」の文字と
花押という
現代で言うサインが
一致しているんです
↓
つまり
阿弥陀さまも
江戸時代のまま・・・
う~ん
意外と青色が鮮明に
残っていますね

話しを
掛軸のリメイクに
戻しましょう
新しいお仏壇に
納まるように
もとの掛軸より
丈をかなり短くして
幅も変えました

以前の状態と
比較してみると
before→after

かなり
短くなっているのが
よく分かります
もちろん
先ほど説明をした
裏書きも残してあり

寸法が
小さくなったので
向きを変えました
両脇の
親鸞聖人、蓮如上人は
コチラ


三つ並べると
こんな感じです

寸法も色合いも
以前とは
全く変わりましたが
ご本尊という
手を合わせる対象として
仏さまの
本質はそのままです

いつもであれば
話しはここで終わり
なんですが・・・
驚くことが
修復中に
起こりました
じつは
阿弥陀如来さまの
裏から
もう一枚の
阿弥陀如来さまの絵が
出てきたんです

京都の先生に確認すると
ごくまれにある
とのこと
おそらく
前回の修復の時に
絵の状態が悪いので
そのまま上から
新しい阿弥陀さんを
重ねたようです

つまり・・・
江戸時代前期
最初の仏さまは
こちらの阿弥陀さま
ボロボロと
剥がれてしまう前に
黒和紙に貼ると
金泥(きんでい)の
輝きが残っているのが
分かります

本当の仏さまと
それをカバーしていた
正面の仏さま
お客様に
お話しをさせてもらい
二つとも大切に
受け継いで頂けることに
なりました

そういえば・・・
先生が
仰ってましたが
昔の絵師が描く
仏さまは
とっても素晴らしく
表情が
ものすごく素敵
見てください
柔和でお優しい顔の
阿弥陀さま

見ているだけで
ほっこりして
救われるような気分
どちらも
大切な仏さまですが
裏をめくって
このお顔が出てると
嬉しくなりませんか?
お雑煮は
カット野菜でも
ササっと作れますが
ちゃんと調理して
出汁からとった方が
深い味わいになるはず
私たちも
大人になると・・・
建前の表情と
家に帰ってからの
裏の顔が出てきますが
辛い、嬉しい
苦しい、楽しい
それらを繰り返して
徐々に柔らかくなり
周りを和らげる
顔に変わっていきます
今年も一年
さまざまあると
思いますが
手を合わせることで
穏やかな仏さまを
見習って
いつでも
和やかに過ごせるように
したいですね

音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました

ととのいました!
「キレイだね!」
と妻をおだてる
とかけまして
お雑煮の次は・・・
とときます
そのこころは・・・
どちらも
持ち上げる(餅揚げる)
でしょう!
揚げ餅
美味しいですよね~
な~む~

そんな
お悩みありませんか?
でも・・・
周りに聞いても
誰も分からないし
家庭によって
事情はバラバラ
どうなるかは
分からないけれど
現在、
悩んでいる状態の
話しをするだけ!
音羽屋では
1,000件以上の実績で
どのような
方法があるのかを
お伝え出来ます
お名前を伏せて
頂いて構いません
もちろん
ご相談だけで大丈夫
お気軽に
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解決の
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嬉しいです

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Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!