知恩院ツアー三部作が完結!
最終回は「親孝行」
家康とそのお母さんから学ぶ
親孝行ってなんだろう?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(370日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島で
お仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
音羽屋では
まごころこめた
お仏壇の修復をとおして
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキした
ブツダンライフを
お届けしています!
ポクポクが
じょうずにできた
知恩院と徳川家の
繋がりが分かった!
あのデッカイ
鐘をついてみたい!
4枚の瓦の話しが
印象的だったな~
知恩院のおまいりツアー
丸々2時間ありましたが
とっても充実の内容でした
沢山の学びがあったので
3日間連続で書いてきた
知恩院ツアーのお話しは
今日で最終回
最後のテーマは
「親孝行」になります
最終回は長文なので
お時間ある時に
読んでくださいね
第1回目はコチラ
第2回目はコチラ
大河ドラマ「どうする家康」
の主人公である徳川家康
そのお母様のお葬式を
執り行った事から
徳川家との縁が出来た知恩院
家康のお母さまは
於大の方(おだいのかた)と
呼ばれる愛知県出身の女性で
波乱万丈な人生を歩んでます
ドラマでは松島菜々子さんが演じます
戦国時代なので親よりも先に
戦いで死ぬ子供も多い
波乱万丈が当たり前の時代
家康のお母さんは
15歳で家康を産んで
3年後に実家の都合で
ご主人と離縁させられます
幼い家康と離れ離れになり
こんどは別の方と再婚
しかし・・・
織田信長の仕打ちで
再婚相手のお殿様が死亡
ショックから頭を剃って
出家されます
それからは天下統一した
息子家康のもとで暮らして
京都で亡くなられました
幼い家康と離れてからも
手紙や仕送りをしていた
家康のお母さん
家康もそのお蔭で
生き抜いてこられたと
お母さんへの感謝を
忘れなかったそうです
法話の前に木魚でお念仏を唱和
戦乱を生き抜いて天下統一
お母さまを看取ったという
家康の親孝行のおはなし
とは別に
知恩院ツアーでお聞きした
お坊さんのご法話は
少し切ない内容でした
お話しをしてくださった
お坊さんが以前に出会った
ご夫婦のお話しです
そのご夫婦は僕たちと同じく
ツアーで知恩院へ
参拝に来られてたそうです
その日もお坊さんの
法話が終わってから
ご夫婦が挨拶に
来られたそうです
本日はよく
お参りくださいました
今日は
ありがとうございました
実は・・・
私たち夫婦は昨年
子どもを亡くしました
そうでしたか
水難事故だったんです
海に遊びに行って
そのまま海の中へ
いまだに遺体も
帰ってきていません
お辛いですね
どこに向かって
手を合せていいのか
なにに対して
手を合せたらいいのか
自分を責めたり
ずっと
ふさぎ込んでいました
どうして知恩院へ?
妻の友人が
家にこもっていても
よくないからと
このツアーを
見つけてきて
くれたんです
それはそれは
お話しを聞いて
やっと
手を合せるところが
見つかりました
阿弥陀さまに
手を合せれば
いいんですね
そうですね
きっと息子も
極楽浄土にいる
そう思えると
少し気持ちが
楽になりました
間違いなく
阿弥陀さまが息子様を
お救いくださってます
安心しました
もう自分たちを
責めるのをやめます
ありがとうございました
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
このご法話を聞いて
今一緒に来ている
家族が亡くなったらと
想像してしまいました
そして僕自身が亡くなったら
自分の親はどう思うだろう
と考えました
家康のお母さまは
3歳のときに離れ離れになり
いつ死ぬか分からないという
戦場にいく子供の無事を
祈っていた事でしょう
僕自身は両親に対して
ちゃんとした
親孝行をしていませんし
迷惑をかける事が多いです
自分の家族を見ながら
今回のご法話を聞いて
親よりも先に死なずに
生きていることが
第一の親孝行なのかも
と感じました
いい年をして
なかなか親に素直になれない
そんな自分ですが
今は第二第三は考えずに
一生懸命に生きることで
第一の孝行を
していこうと思います
なかなか
完ぺきな生き方って
難しいですよね
知恩院さんのHPからお借りしてます
知恩院の御影堂の
大きな屋根その上には
4枚の瓦が
ポツンと置かれています
満つれば
欠くる世の習い
満月になった月が
やがて欠けていくように
栄華を極めたものは
やがて衰退に至る
この世はすべて無常であり
完成すればあとは
壊れていくばかり
素晴らしいお堂ですが
未完成であることを示すため
あえてこのようにしたと
考えられているそうです
その昔、完璧なものには
魔がすむとされ
このようにして
未完成な部分を残して
難を逃れようと願ったとか
人間も同じで
自分を不完全な人間だと
分かっているからこそ
より頑張ろうとしたり
他人を助けよう
とする気持ちが
生まれるのだと思います
昔の人って
人間の本質をよく知って
それを建物にも
活かしていたんですね
お仏壇でお参りをされる時
ご法話の話しや
瓦の話しのように
完ぺきな自分よりも
生きている自分を
見つめてみてください
お供えのお花のように
イキイキと生きる
その瞬間を
大切にしたいですね
本当に立派な御影堂(国宝)でした
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
知恩院へ入る直前に
落ちている
お財布を発見
新品の黒い長財布でした
交番が無かったので
そのまま知恩院さんへ
お預けしました
イイコトしたので
今夜あたり
年末ジャンボを
確認しようと思います
イエス
ボンノウまみれ
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!