あのカラフルな景色が!?
見えるものと
見えないものという
あやしくないお話し
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(516日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
あのカラフルな
季節になるわね~
カラフル?
お墓に置いてある
赤とか黄色のあれ
盆灯篭ね!
そろそろこの景色が
見られる時期ですね
広島のお盆といえば
赤や黄色の折り紙の
「盆灯篭」(ぼんとうろう)
初盆のときには
白い盆灯篭を用意し
お墓参りに行って
灯篭を立てていきます
この風習は日本でも
広島の西部方面だけ
大阪出身の妻が
この景色を見たときには
「お祭りでもあるの?」
と聞かれました
墓所の近くを通って
色鮮やかな風景を見ると
「お盆がきたな~」
と感じますね
なぜ、盆灯篭が
飾られるようになったの?
その由来は諸説あり
最もよく聞くのは
「紙職人の娘の供養」
江戸時代の広島城下で
娘を亡くした父親のお話
亡くなった娘のために
石灯籠を立ててやりたい
と思ったがお金がなく
紙職人であった父親が
自ら灯籠をこしらえて
お供えしたことから
この説が一般的ですが
僕がお聞きしたのは
もう少し商売的な話
「紙屋を救済せよ!」
火事で商品が
燃えてしまった紙屋
それを知った
当時の藩主が
紙屋を救済するために
それと合わせて
お盆の供養をしたいけど
お金がないという
庶民の悩み
これらを解決するべく
お盆には
紙を使った灯篭で
お参りをしましょう
これを推進したのが
はじまりである
と聞いたことがあります
盆灯篭が広まった
理由としては
こちらがしっくりきますが
さすがにこれが由来では
お盆らしくないので
紙職人の娘さんのお話しが
定着したのかもしれません
いずれにしても
お盆にお参りをするという
風習が広まっていくのは
大切なことですね
お盆の時期の
お仏壇の飾りといえば
盆提灯(ぼんちょうちん)
帰ってこられる
ご先祖様への目印として
お仏壇の前に
明かりを灯します
お仏壇は仏さまを
お祀りする大切な場所
ではありますが
お盆は
ご先祖さまが主役
となる時期
ご先祖というと
自分の知っている
お爺ちゃんお婆ちゃん
を思い浮かべますが
その先には
多くのご先祖の命があります
声を聞いたことがない
顏も知らない
どんな人物だったか
全く知らないご先祖も
それでも
そのご先祖とは
必ず繋がっています
知っているご先祖よりも
知らないご先祖の方が
圧倒的に多いはず
そう考えると
私たちは見えていることより
見えていない事の方が
もの凄く多いんですね
お墓を彩るあの盆灯篭も
色紙などの材料を作る人
材料で灯篭を作る人
出来た灯篭を運ぶ人
お店で灯篭を販売する人
そしてそれを購入する私
この繰り返しを
脈々と繋いできた人たち
多くの
見えない人たちによって
目の前の景色が作られます
私たちもその流れの
一人として
私たちの行動が
誰かの景色を作っていく
「諸法無我」(しょほうむが)
全てのものごとは
他と関係なしに
自分のいのちも
お盆にお仏壇やお墓で
多くの因果で
自分の行動も
穏やかに
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
音羽屋では
盆灯篭を販売していません
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Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!