45年振りに更新
過去最高に暑い夏!!
日焼けで肌が変色
実は「金」も焼けるんです
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(527日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
川遊びした!!
気持ちよさそ~
カッパって
川にいるの?
なぜ、お父さんに
聞くの・・・
過去最高に暑い7月
だったそうですよ
ここ最近は毎年
そんな気がしますが
今年の7月は
日本の観測史上で
平均気温が最高数字
これまでで
一番高かったのは
1978年7月で25.58度
今年の7月が25.96度と
45年振りに更新
1978年と言えば
僕と同学年の世代
僕ら世代を産んだ
お母さんは
暑い夏だったので
大変だったでしょうね~
そんな世代に生まれた
かわいい赤ちゃんも
立派に日焼けした
おじさんになりました
昨日の朔日参り
8時前でも日差しが強く
暑かったですね
こままだと
頭頂部の皿が
乾いてしまいます
・・・って
カッパではありません
冗談はおいといて
僕の肌は日曜日の
ソフトボール大会で
こんがり焼けました
日に焼けると
肌が黒くなりますが
実は
お仏壇の金箔も焼けて
変色するんです
上の写真の中央部は
箔が赤紫に変色しています
この状態を
「箔焼け」と言い
拡大して見てみると
茶色に近い赤紫色に
なっています
これは表面の汚れが
原因ではなく
金箔に含まれる
金以外の金属が
反応した結果になります
金箔は
「金」100%ではなく
「銀」「銅」を
混ぜて作られています
合金の割合によって
金箔にはランクがあり
お仏壇には
主に「4号箔」という
22K相当の箔を使います
4号箔の合金率は
純金94.43%
純銀4.90%
純銅0.66%
この5%程度の銀と銅が
酸化によって変色をして
あのような状態になります
原因はなんなのか?
湿気で箔焼けすることも
ありますが
今回は恐らくコチラ
お供え物の果物が
先ほどの金箔面に
接するように
置いてありました
このことによって
一部分の金箔だけ強く
反応をしたようです
「箔焼け」は
表面汚れではないため
洗浄では取れません
そのため
綺麗にするには
金箔を押し直すしか
方法はありません
金箔は材料費も
高騰しているので
それなりの費用がかかります
果物のお供えは
側面に触れることが
ないように
気を付けてくださいね
腕も日焼けをして
こんがりした部分と
白い肌のコントラスト
同じように
お仏壇にも汚れの
境目がくっきりとした
部分があります
先ほどと
同じお仏壇ですが
漆部分には艶もあり
綺麗に見えます
しかし
打ってある金具を外すと
金具の裏側には
ビッシリとカビ
金具と本体の間の
薄いスキマに
たまった
湿気とホコリが原因
放っておくと
カビは徐々に
広がっていきます
全体を分解し
金具を全て取り外して
カビ汚れを取り除きました
今回のお仏壇は
もともとお客さまの
ご実家に置いてありました
しかし
そこはずっと空き家状態
そのため湿気がたまり
お供えの果物からも
悪影響が出てしまった
というわけです
過去最高気温となった7月
今年の夏は
まだまだ暑さが続き
閉め切った空き家の
室内温度は超高温に
なってしまいます
もしもお仏壇が
置いてあるのであれば
早めに動かすことを
オススメ致します
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
首から上も
白黒の日焼けが
あれれ
確かにカッパかも
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!