あの人は叱ってくれるお不動さん

ジャニーズ事務所の

黒い過去・・・

 

 

誰も何も言えないのは
本当に恐ろしいですね

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（５５４日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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先日の

新聞にも出てましたが

ジャニーさんの

性加害の問題

 

 

 

 

1950年代からずっと

行なわれていて

のべ数百人もの

被害者がいるとのこと

 

 

 

 

断ったら

デビューできないかも

脅されるようにして

誘われていたようで

 

 

 

 

知っていながら

「見て見ぬふり」をした

ジャニーズ事務所にも

大きな問題があり

 

 

 

 

本人には口止め

身内が隠蔽

マスコミも報じない

 

 

 

 

自浄能力がなくなり

過激になる一方

 

 

 

 

誰からも

注意を受けない

 

 

 

 

これって

危険な状態なんですね

 

 

 

 

注意や指摘をされると

カチンと

くることもあります

 

 

 

 

でも本当は

危ないよ！と

ブレーキを踏んでる

のかもしれませんね

 

 

 

怒りながら注意する仏さま

 

 

 

 

不動明王（ふどうみょうおう）

誰もが一度は

名前を聞いたことがある

有名な仏さま

 

 

 

 

「おふどうさん」と

親しみを込めて

呼ばれることも多いです

 

 

 

 

そのお顔を見ると

片目をグッと大きく開いて

いつも怒ったような

顔をしていてます

 

 

 

 

ぶっちゃけ

少し怖いですよね

 

 

 

 

 

 

写真は以前に制作した

不動明王の

眼を入れる前の状態です

 

 

 

 

不動明王の表情は

忿怒の相（ふんぬのそう）

と言って

 

 

 

 

悪を仏の道に導く

という決意の表れ

 

 

 

 

この恐ろしい表情を

よ～く見ると

その目には一滴の涙が

 

 

 

 

世のなかには

優しく諭しても

言うことを聞かない人

 

 

 

 

厳しい言葉と

怖い顔で叱らないと

改心しない人

 

 

 

 

そんな人々を

剣で脅しながら

自分の頭の上にある

蓮に乗せて

 

 

 

 

極楽へ

運んであげようとして

くださっているんです

 

 

 

 

不動明王の涙とは

哀れみの涙

 

 

そうやって叱りながら

その人のことを

哀れんで

泣いているんだそうです

 

 

 

 

怖い顔をしているけど

実際はとても

優しいお不動さん

 

 

 

 

厳しいながらも

正しい道へと導くために

注意をしてくれる存在

 

 

 

 

だれもが少なからず

自分の悪いところに

気がついているからこそ

 

 

 

 

ダメなところを

正してくれる

怖い表情の不動明王は

人気があるんでしょうね

 

 

 

煩悩を燃やし尽くす炎

 

 

 

 

以前にお寺からのご依頼で

不動明王の背中にある

炎の金箔入れを

させてもらいました

 

 

 

 

この炎は「火炎光背」

（かえんこうはい）

と言って

煩悩を焼き払う力があります

 

 

 

 

その炎の凄まじさを

表現するため

炎の先端部分に

金箔を入れるという作業

 

 

 

 

先ずは

金箔を押すところに

塗りを入れていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

塗りが乾いてから

金箔をくっつけるための

接着剤を塗っていき

それを薄く拭き取ります

 

 

 

 

この拭き取りの具合で

金の輝きが変ってくるので

調整しながらの作業

 

 

 

 

そこから

金箔を押していきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全ての先端に

金箔を押していくという

地道な作業です

 

 

 

 

しかも

地べたに置いたままでの

作業なので腰が

 

 

 

 

丸二日かけて完成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャンプファイヤーで見る

あの燃え盛る炎の

パチパチしている

先端部分のようです

 

 

 

叱ってくれる人は大切な存在

 

 

 

 

火炎の先端以外の

装飾部分にも金箔を入れて

無事に完成

 

 

 

 

不動明王が

右手に持っている剣は

「利剣」（りけん）といって

 

 

 

 

心のあらゆる迷いを

断ち切るためのもの

 

 

 

 

左手には

正しい方向へと導くために

煩悩を縛り上げる

 

 

 

 

「羂索」（けんさく）

という縄を持っています

 

 

 

 

体の青い色も

調伏（ちょうぶく）といい

悪を正すという

意味があるそうです

 

 

 

 

表情から持ち物まで

その全てにおいて

私たちを正そうとする

お不動さんの姿

 

 

 

 

なんとしてでも

道を外れた人間を

仏の正しい道へ

戻してやりたい

 

 

 

 

自分で自分を

戒めることが出来れば

イイのですが

 

 

 

 

大人になって

自由がきくようになり

権力も手に入ると

おかしな方向へ行きます

 

 

 

 

誰しもがそういう

心を持っていることを

自覚して

 

 

 

 

身のまわりにいる

叱ってくれる人の

存在を大切にしたいものです

 

 

 

 

 

 

お気付きかもしれませんが

 

 

お不動さんの

作業をしたのは9年前

 

 

 

 

若いし

 

 

毛がある