お仏壇を自分で
動かす時は〇〇に注意!
「上から目線」を直すには
マンに気付こう!?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(585日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
自分で動かしても
いいかしら?
大丈夫ですよ!
壊れたりするの?
取り扱い注意です!
お世話になりました!
後任を紹介します!
10月になると
異動の時期ですね
銀行さんは
3月と9月に辞令が出て
異動になることが多く
引継ぎがあるので
前任者と二人で挨拶周り
先日も担当の方が
後任者とあいさつに
来てくださいました
僕も営業職で
働いていたことがあり
あの頃は
20代前半だったので
先輩から引き継ぐときに
心がけていたのは
可愛がってもらう事
担当の方が
ダジャレ好きな方だと
一緒に連発したり
これは得意分野
受付の方には
コッソリと
甘いものを持参したり
呼ばれたらスグに行って
とにかく
何でも受けてました
どうでもいいような
積み重ねが影響して
ライバル社よりも
先に情報を頂けたり
トラブルのときに
助けて頂けることに
繋がったりしてました
人間関係は繊細なので
気づかいって大事
だったりしますよね
家でもっと気をつかえ
というカミさまの声が
聞こえてきそうです
異動といえば
「お仏壇の移動」に関する
ご相談も多く頂いており
家族で動かそうと
考えてるんだけど
注意点はありますか?
という
ご質問がありました
お仏壇の移動は
簡単にできる部分と
繊細なところがあり
間違ってさわると
破損することもあるので
注意が必要です
これは移動のプロである
お引越し屋さんも
ご存知でないことが多く
大手の
お引越し業者さんからも
お仏壇を動かした時に
壊してしまい・・・と
修理のご依頼が入る
こともあります
お仏壇の移動では
気を付けないといけない
いくつかのポイントがあり
その中から今回は
上から
吊下げている仏具の
3つの注意点を
ご紹介致しますね
知っておけば
安心して動かすことが
出来ると思います
↑写真のように
お仏壇の中には
上から吊下げている仏具が
いくつかあります
これらの仏具は
お仏壇の内部に取り付けた
ヨートというフックに
引っ掛けてあるだけで↓
この吊下げている
3つの仏具それぞれに
注意点があるんです
1、灯篭(とうろう)
2、瓔珞(ようらく)
3、輪灯(りんとう)
それでは一つずつ
見ていきましょう
灯篭はこのように
明かりが灯るように
なっています
そのための電気配線が
お仏壇の外側と
繋いであるのですが
この配線が
お仏壇の内部で
「外せる」か「外せない」
ものに分かれます
「外せる」場合でも
プラグと差込みが固い時は
外すときに注意が必要
また配線自体が長い時は
お仏壇の細工に
引っかからない様に
気を付けましょう!
そして下の配線のように
コードが「外せない」とき↓
絶対にコードを
切断しないでください!
ショートしてしまいます
その時は引越し用の
梱包資材やタオルなどで
くるんであげて
横に揺れた時に
傷つかない様にしましょう
その際にも
決して!側面にテープで
張り付けないでくださいね
そのテープによって
側面の金箔が
剥がれてしまいます
引越し業者さんが
貼り付けたことで
剥がれてしまったことも↓
瓔珞は
ジャラジャラッとした
装飾の仏具ですが
小さな部品を
一つ一つ細い針金や糸で
繋いであります
そのため
20年近く経ってくると
自然と繋ぎ部分が
切れやすくなるんです
↑部品の一部が
黒ずんでサビていたら
要注意
ちょっとのチカラで
ポロっと取れてしまいます
自然落下するほど
弱々しい仏具なので
慎重に取り外してください
万が一
切れてしまった場合でも
お直しできますので
ご安心ください
輪灯は装飾が美しく
ズッシリとして
存在感のある仏具
一番上の
傘の様な部品から
柄のように長い部分
下の大きなお皿まで
全てをフックで
引っ掛けてあるだけです
取り外すと
これだけのパーツに
分かれるようになっていて
それぞれが
真鍮という重たい素材で
作られているので
一つでも落ちると
ゴンッといって
お仏壇に傷がつきます
とくに
お皿部分は一枚ずつ
乗せてありますので
降ろすときは
慎重に外しましょう
ここまでが
吊下げてある仏具を
外すときの注意点
ご紹介した
灯篭、瓔珞、輪灯は
ご宗派によって形が異なり
様々な種類があります
また輪灯には
明かりが灯るタイプもあり
その時も
配線にご注意くださいね
ご紹介をした
吊下げ仏具があることで
お寺やお仏壇の
荘厳(飾り)は見上げると
とても綺麗ですよね
これらは
仏さまを「見上げて」
お参りするために
飾られています
このことは私たちに
常に「謙虚」である
ことが大切なんだよ
ということを
教えてくださっています
有名な心理学者の
アドラーさんが言うように
人間を本質的に
動かしているのは
優越のこころである
私たちはもともと
「人より優れていたい!」
という心が原動力に
なっています
いわゆる
「上から目線」
というやつです
お釈迦さまはこれを
「慢」(まん)という
煩悩であると仰います
「慢心」の「慢」
「高慢」の「慢」
「怠慢」の「慢」
ヒーーー
マンダラケのぼくには
耳が痛いです
何も分かっていない
若いころは
上から目線になることは
なかったのに
年齢を重ねて
知識がついて
経験が増えて自信がつくと
自然と〇〇マンに
なっていました
お仏壇で仏さまを
見上げてお参りすることは
生まれ持った
「慢」に気が付くため
人の出来ていないことに
気がついて
指摘をするよりも
相手のこころに対して
気が利く人間で
ありたいものですね
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
この季節といえば
「実るほど
首を垂れる稲穂かな」
ですが
「ハゲルホド
シセンガキニナル
ウスゲカナ」
ヤマケン心の俳句
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!