錦市場が大混雑!
左側通行って通用するの?
お花とロウソクは
右と左どっちがドッチ?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(624日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
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お花とロウソク
なんだけど・・・
お供え物ですね
どちらが右で
どちらが左?
それはですね~
食べ歩きしないで~
京都の台所と言えば
「錦市場」(にしきいちば)
インバウンド効果と
紅葉のシーズンで
ごった返してるみたいです
混雑を減らすために
・左側通行
・食べ歩き禁止
をお願いしているらしく
まだ実験段階で
どうやったらスムーズに
人が流れるかを検討中
僕も数年前の年末に
子どもたちと
行ったことがありますが
スッゴイ人の数でした
錦市場は
もともと幅が3メートルと
かなり狭いんですが
そこに
体の大きな外国の方が
沢山来られたら
大変でしょうね~
しかも
右側通行に慣れてると
日本の左側通行には
違和感があるはず
市場にとって
いちばんイイのは
なんなんでしょうね~
日本の道路は
基本的に左側通行
世界を見わたすと
おなじ左側通行の方が
少ないらしく
アメリカ
ヨーロッパをはじめ
ほとんどの国が右側通行
「右と左が逆になる」
で言うと
日本においては
「左上右下」(さじょううげ)
という言葉があるように
伝統においては
「左を上位、右を下位」
とする「左上位」の
しきたりがありますが
これも
ほとんどの国が逆で
「右上位」らしいです
日本の左上位は
中国からきた伝統らしく
当時の中国の
偉いさんである皇帝は
南の方を向いて
北側に座るとされていて
南向きで座ると
左側の東から日が昇って
右の西に沈むので
日の昇る側である
左が上位となりました
これが日本に伝わって
生活にも反映されて
和服の「右前」は
着る人から見て
左襟を右襟の上にして
着る作法のことで
相手から見ると
右側の襟が前になるので
「右前」と言ってます
あと
襖や障子も同じ理屈で
襖側から見て
左側を前にするのが基本
つまり
こちらから見ると
右側が手前に・・・
あああ
右左がややこしく
なってきた
ひーーだりか助けて~
お仏壇の中で
大切なお供えとして
お香、灯明、お花という
三種類があります
灯明というのは
ローソクのことで
これらには
ちゃんと順位があり
お香→灯明→お花
という順番になっています
ご法要や法事などの
大切な節目の時は
灯明とお花を1対ずつ
つまり2つ並べるので
合計すると5つになり
五具足(ごぐそく)と呼びます
その時の並べ方は
中央の順位が高くなり
中央に香炉
その両側に灯明
さらにその両側にお花
となります
そして
普段のお参りの時は
それぞれを1つずつにして
三具足(みつぐそく)で並べます
その時の並べ方は
まん中にお香で
向かって右側が灯明
左側がお花となるんです
これも
先ほどの「左上位」の
理屈と同じで
仏さまから見て
左側の方が上位となるので
そこに灯明を
並べているんです
つまり
私たちから見ると
向かって右側が
灯明となるわけです
三具足で
お参りをされる時は
ちょっと
気を付けてみてくださいね
そもそもなぜ
お香→灯明→お花の
順番になっているのか?
これには
諸説あるようですが
僕が先輩から
教えてもらったのは
お香は仏教発祥の
インドから伝わったもので
仏さまへの最も大切な
お供えとなるそうです
また、仏さまやご先祖は
香食(こうじき)といって
香りを召し上がる
とも言われています
そして
お花と灯明(ローソク)
ですが
どちらが
手間がかかっているか
ということで
順番があるんだそうです
手間暇かけて作られた
灯明(ローソク)と
自然から切ってきたお花
ということでしょうか?
とはいえ
これは覚え方の
口実かもしれませんね
お花も決して
簡単に咲いたわけではなく
一年をかけて咲きます
寒い冬に耐えて
暖かくなる春を待ち
キレイに咲きほこるお花
人生においても
耐えることは大切だよっと
美しい花々は
教えてくれてるんですね
は~なるほどな~
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
前に錦市場に行ったのが
いつなのかを
調べてみると
4年前の年末でした
確かあの時は
本能寺にお参りをしに
行ったような
・・・あ
これぞ
本能寺の「へ」
ん?
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!