こだわりの唐木仏壇を引き継ぐことで分かった事とは？

うそ！
人生初ペイペイ！？

 

 

父がこだわったお庭に
込められたATMとは？

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（６３２日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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は、はじめてなんです

 

 

 

 

本日、生まれた初めて

ペイペイを使いました～

 

 

 

 

いまさら・・・

 

 

 

 

ですよね～

なかなか使う機会もなく

気付いたらお初でした

 

 

 

 

どうやって

チャージするのかも

よく分からず

近くのコンビニへ

 

 

 

 

店員さんに

教えてもらいながら
ATMでチャージして

 

 

 

 

無事に送金することが

出来ました

 

 

 

 

そのあと

コンビニでのお買い物は

ニコニコ現金払い

 

 

 

 

店員さんが

不思議そうな顔を

してました

 

 

 

 

よく考えたら

コンビニATMを使うのも

初めてかも

 

 

 

 

どうやら

かなり時代遅れな

男のようです

 

 

 

ATMな父親

 

 

 

 

 

先週、お仏壇を

お納めさせてもらった

お客さまのお父さま

 

 

 

 

ことあるごとに

「人生はATMが大事！」
と仰っておられたそうです

 

 

 

 

お金が大事？

現金主義？

という意味ではなく

 

 

 

 

 

 

のゴロあわせでした

 

 

 

 

豪快で

何にでもこだわりのある

お父さまだったそうで

 

 

 

 

お庭も一流の庭師に

頼まれたという

こだわりのお庭

 

 

 

 

 

 

スケールが違いすぎて

ビックリです

 

 

 

なぜ、モノにこだわるのか？

 

 

 

 

そんなお父さまが

お仏壇でこだわったのが

この窓

 

 

 

 

障子と呼ばれる

内側の扉を閉じると

細工の美しい窓に

 

 

 

 

お父さまにとって

こだわりがあっても

 

 

 

 

お客さまにとっては

手間がかかるだけ

 

 

 

 

特に

お庭はそうでしょうね

 

 

 

 

池はメンテナンスが

大変過ぎて

水を抜いてありましたが

 

 

 

 

他の植物の

お手入れだけでも

それなりの労力と

費用がかかりそう

 

 

 

 

お庭に関しては

他のお客さまからも

よくお聞きします・・・

 

 

 

 

そうだよな～

と思いながら

返答に詰まっていると

 

 

 

 

お父さまは

戦争で東南アジアに行かれ

命からがら生き残り

 

 

 

 

帰国して
焼け野原となった

実家を立て直して

いかれたそうです

 

 

 

 

いずれは死にゆくけれど

ここに生きた証を

残しておきたい

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

お父さまは

何を子孫に

伝えたかったのでしょう？

 

 

 

父が伝えたかったこととは？

 

 

 

 

折角なので

お父さまが残して

くださったお仏壇の

 

 

 

 

修復による

ビフォーアフターも

ご紹介させてください

 

 

 

 

 

 

お預り前は

お線香によるススや

ロウソクの油煙で

くすんだ状態でしたが

 

 

 

 

汚れを取り除いくことで

縞黒檀（しまこくたん）の

美しい木目がハッキリと

見えるようになりました

 

 

 

 

 

 

また、お仏壇の内部は

お花の花粉や

カビがビッシリと

付着した状態でしたが

 

 

 

 

分解して洗浄をしたことで

細工の奥まで

キレイになりました

 

 

 

 

 

 

お父さま

お気に入りの窓も

キレイになりましたが

 

 

 

 

光りの当たり具合が

違うだけで

大きな違いはありません

 

 

 

 

じつは

お預かりする以前から

 

 

 

 

この窓だけは

お父さまがいつも

磨いておられたとのこと

 

 

 

 

本当に気に入って

おられたんでしょうね

 

 

 

 

お客さまのお話によると

 

 

 

 

生前のお父さまは

戦争の話しは

一切されなかったそうです

 

 

 

 

そして

焼け野原となった畑を

耕すことから初めて

 

 

 

 

食べるモノもなく

苦労した話しの思い出を

話すことも

無かったそうです

 

 

 

 

辛い思い出や

苦しかったことを

口にすることはなく

 

 

 

 

いつも
ＡＴＭ

明るく、楽しく、前向きに

 

 

 

 

それが

口ぐせだったそうです

 

 

 

生き抜いてきた

命を受け継ぎ

 

 

 

 

こだわってきた

モノを引き継ぐ

 

 

 

そうすることで

生き様そのものが

語り継がれていくんですね

 

 

 

 

さ～～て

 

 

 

 

僕も

今日も明日の明後日も

ＡＴＭな生き方を

心がけたいと思います

 

 

 

 

 

 

 

ＡＴＭな生き方を

続けていれば

 

 

立派なお庭を

手にすることが

出来るのかな～

 

 

なんて

ゲンキンな事ばかり

考えていると

 

 

お尻ペイペイですよ