「台風」の雨や風で実家のお仏壇にはどんな影響があるの？

台風一号がやってくる！？

　

　

台風でお仏壇には
どんな影響があるの？

 

　

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（８０７日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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えええ！

 

 

 

 

台風一号がやってくるの！？

 

 

 

 

そんな台風へ挑むように

26日～28日まで

九州へ行ってきます

 

 

 

 

向かう先は

宮崎県の高千穂（たかちほ）

 

 

 

 

あの「天の岩戸」がある

（あまのいわと）

日本神話の里

 

 

 

 

今回

高千穂へ行く目的は

 

 

 

 

ブログの発表会で

登壇者として

参加するのですが・・・

 

 

 

 

台風のように

頭の中がグルグル状態で

冷や汗ダラダラです

 

 

 

台風によるお仏壇への影響は

 

 

 

 

台風によって

お仏壇へ影響があるのは

 

 

 

 

やはり「雨」です

 

 

 

 

お仏壇は

「湿気」に弱い為

 

 

 

 

大量の雨で湿度が高まると

塗装や金箔の状態が

悪化します

 

 

 

 

先日

お納めさせてもらった

お仏壇は

 

 

 

 

だれもいない

空き家状態になった

ご実家に置いてありました

 

 

 

 

 

 

家がある場所は

もともとは

段々畑だったそうで

 

 

 

 

山のそばにあるため

湿気が抜けにくい場所

 

 

 

 

その為

湿気による影響が

お仏壇に現れていました

 

 

 

右の側面

 

左の側面

 

 

 

お仏壇側面の

金箔が剥がれて

下地が見えています

 

 

 

右側の扉

 

左側の扉

 

 

 

金箔にポツポツと

斑点が見えている状態

 

 

 

 

これは

湿気による影響で

 

 

 

 

金箔と下地の密着が弱り

金箔が自然と

剥がれている状態です

 

 

 

 

分解をしてみてみると

 

 

 

 

 

ちょっと当たるだけで

スッと剥がれるほどに

密着が弱っています

 

 

 

 

このような状態の場合

現状の金箔を

全面的に落としてから

 

 

 

 

 

 

新たなに金箔を

押し直しをしていきます

 

 

 

 

 

 

湿気による

悪影響は大きく

 

 

 

 

傷みがひどい場合は

作業時間と材料となる

金箔を使う量が増えるため

 

 

 

 

修復費用が

増えてしまいます

 

 

 

 

空き家にあるお仏壇への

台風による湿気の影響は

想像以上となるので

 

 

 

 

空き家の換気も

大切ですが

 

 

 

 

早めに空き家から

移動をしておくことを

お勧めいたします

 

 

 

 

移動をする前の

3つの確認はコチラから

↓

お仏壇の移動や引越しの前に確認しておく３つのこととは？

 

 

 

台風による水害とお仏壇

 

 

 

 

台風でもっとも

恐ろしいのは

豪雨による災害です

 

 

 

 

広島では

2014年の災害から

何度も被害にあっています

 

 

 

 

音羽屋でも

水に浸かってしまった

お仏壇を

何度か修復してきました

 

 

 

 

 

 

お仏壇の状態を

確認しに行くと

 

 

 

 

畳の上には乾いた泥と

家財が散乱していて

 

 

 

 

壁面には

ここまで水が上がってきた

という跡が残っています

 

 

 

 

 

 

水を被ってしまった

お仏壇の修復では

 

 

 

 

浸った部分の木地を

そのまま使うことは

出来ません

 

 

 

 

水を多く含んでいるため

修復した後から

どのような影響が出てくるか

分からないからです

 

 

 

 

木地を入れ替えて

元の状態を再現していく

通常よりも

時間のかかる修復

 

 

 

 

たとえ

それであってもいいので

修復をして欲しい

 

 

 

 

ご依頼を頂いて

なんとも言えない

気持ちになったのを

覚えています

 

 

 

 

 

 

仕上がったお仏壇を

新しいお住まいに

お納めさせて頂くと

 

 

 

 

お仏壇は
仏さまご先祖に

お参りをするだけではなく

 

 

 

 

手を合わせることを通して

自分の存在を確認すること

 

 

 

 

お客さまが

教えてくださったことは

 

 

 

 

僕たちが
忘れてはいけない
とても大切なことでした

 

 

 

災害から気が付く事

 

お仏壇の前であの震災を振り返る

 

 

東日本大震災の

ボランティアでも

教えて頂いたこと

 

 

 

 

それは

手を合わせるとことで

存在を確認することでした

 

 

 

 

お寺やお仏壇で

手を合わせることで

 

 

 

 

仏さま、ご先祖の

存在を意識します

 

 

 

 

そのことによって

先祖と繋がっているから

今の命があることの確認

 

 

 

 

仏さまは

その命は全て尊い

ということ

 

 

 

 

自分だけではなく

相手の命も尊い

ということを

教えてくださっています

 

 

 

 

災害が起こると

助け合っていた私たちも

 

 

 

 

穏やかな日常では

些細なことで喧嘩をしたり

競い合ったりします

 

 

 

 

お仏壇を通して

自分が生きているという

存在に気が付いて

感謝をすることは

 

 

 

 

目の前にいる相手も

同じ存在である

ということに気が付くこと

 

 

 

 

そういえば・・・

 

 

 

 

ドラマか何かで

いかりや長介さんが

言ってました

 

 

 

 

強くならなくていい

弱いままで自分いい

 

 

 

 

弱いからこそ

相手を思いやれる

 

 

 

 

強くなると

鈍感になる

 

 

 

 

自分に鈍感になると

相手に攻撃的になる

 

 

 

 

自分の弱さと向き合い
それを大事にしなさい

 

 

 

 

人は
弱いままでいい

 

 

 

 

いつまでも
弱いものが手を取り合い

 

 

 

 

生きていく社会こそが
素晴らしい

 

 

 

 

そうやって

お互いの存在を認め合う

 

 

 

 

そんな社会のために

お仏壇という存在を

大切にしていきたいですね

 

 

 

 

 

 

お前のアタマ

ちょースケとるぞ！

って言われたりして