お盆に味わう
シズメとフルイ!?
部分修復で
おすすめの方法とは?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(1188日目)
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〈ブログの著者紹介〉
こんにちは!
修復職人の山縣です
広島を中心に
お仏壇のお困りごとを
1,000件以上解決
その他に
お神輿や銅像も修復
このブログでは
作業の様子をはじめ
お仏壇、仏教のこと
日常生活から
神社仏閣巡りなど
お伝えしています!
さ~て
本日のお話しは・・・

どうしようかいの?

そうですね~

部分的な方法は
あるんかいの?

わかりました!

並んでますね~
ホームセンターには
「盆灯ろう」
がズラーーっと
この光景を見ると
広島ならではの
お盆を感じますね
今年は
戦後80年という
節目の年
原爆投下から80年
どんな8月6日
になるのでしょう?

先日も
お仏壇を綺麗にして
お盆を迎えたいと
ご相談をいただきました

親父が亡くなって
80年経つけぇの~
ここで法事をやるんよ

80年ですか

原爆で
亡くなったんよ
色々あったが
みんな生きてこれたわ

原爆で・・・
お客様のお父様は
原爆でお亡くなりに
なられたそうです
それにより
お父様がやってこられた
事業を閉じることに
残されたのは
お母様と
お客様のご兄弟だけ
女手一つ
家族みんなで
苦しい戦後を生き抜き
大人になったご兄弟は
お父様と同じ事業をはじめ
現在は次の世代へ
ここまで
やってくることが
出来たのも
お亡くなりになられた
お父様という
存在があったから
そして
父のことを
いつも話してくれた
お母様がいたから
そのお陰で
80年経った今でも
幼いころに聞いた
お父様の話し声や
抱っこしてもらった
その感触を
覚えておられるそうです
そんな父と母のことを
次の世代にも
伝えておきたい
そのために
戦後80年という節目は
お仏壇の前で
法事をしたいと
ご相談いただきました

お仏壇は
大型の三方開きという
立派な造り
しかし
次の世代には
これだけの大きなお仏壇を
引継ぐのは難しい
とのこと
そこで
全てを修復してしまうと
費用が掛かりすぎるので
部分的に整えることを
提案させてもらいました
まず
お客様が
気になっておられたのは
雨戸(大きな扉)の
金箔のハガレ

こちらは
扉を外して
お預かりをすることに
それ以外は
お仏壇を部分的に直して
整える方法として
・吊り下げ仏具の修理
・障子の紗の張り替え
をすることに

お仏壇を
部分的に修理をして
整えるには
目に入ってくる
上側:吊り下げ仏具
外側:障子扉
を綺麗にすることで
全体的に
綺麗になっているように
なります
この方法は
・費用を抑えて
・見た目を綺麗
にする際におすすめです
そして、こちらが
仕上がったお仏壇

扉の金箔は
全面を押し直しして
ハガレを補修
障子の紗も
張替えてあります

吊り下げてある
両側の輪灯は
汚れを落としメッキ再生
灯篭、瓔珞は
交換をしております

ご覧いただいた
お客様からは


これで
ご法事も大丈夫ですね

ほ~じゃの~
親父も喜ぶでよ!

はい!
今回のように
大型のお仏壇の修復は
そのお仏壇を
受け継いでいくことが
出来るのであれば
全体を修復することも
いいのですが
それには
予算がかかります
部分的に
修理することで
整えることができるので
気になる方は
お気軽にご相談ください

お客様の
お仏壇にはいつも
大きなコップに
お水が
お供えしてありました

原爆で
お亡くなりになられた
お父様へ
水を求めていた
その渇きを
潤してあげたいと
お母様が
お供えしておられた
コップのお水
辛い別れとともに
相手を想う気持ち
その両方が含まれた
大切なお水

先日
仏教伝道協会が主催の
「死を考えるシンポジウム」
という
勉強会に参加した時
「シズメ」と「フルイ」
という用語を
神道の神主さんが
話しておられました
これは
東京大学の西村明教授の
言葉で
シズメとは
亡くなった方と
上手に離れていくこと
フルイとは
亡くなった方の課題を
受け継ぐこと
亡くなられた方と
段階を経て離れていき
離れるだけでなく
その人の想いに
繋がること
残された人が
悲しみを受け止めて
生きていくために
どちらも
とても大切なこと
そのために
お盆や法事といった
節目があり
そこにこそ
宗教の役割があると
仰ってました
戦争という
理不尽な時代があり
原爆という
14万人の
残酷な死がありました
14万という数字は
全てではなく
そこに
一人一人の命があり
それぞれの家族がいました
その家族が
死を受け止めて
どう生きてきたのか
一つ一つの
物語があったはずです
声やぬくもりも
忘れられない人
あの子
あの人
あいつ
悲しみをシズメ
残された課題を知って
行動をフルイたたす
80年目のお盆という
フシメに
向き合うことを
大切にしたいですね

音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました

ととのいました!
お盆
とかけまして
通学
とときます
そのこころは・・・
どちらも
送りと迎えがある
でしょう!
そろそろ
お盆の準備を
はじめましょう
な~む~

そんな
お悩みありませんか?
でも・・・
周りに聞いても
誰も分からないし
家庭によって
事情はバラバラ
どうなるかは
分からないけれど
現在、
悩んでいる状態の
話しをするだけ!
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方法があるのかを
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頂いて構いません
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お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
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