お仏壇で最も多い浄土真宗でお家騒動！？

浄土真宗本願寺派で

「お家騒動」勃発中！

　

ということを

本願寺派の私たちは

誰も知らない！？

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（４９１日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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昨日の新聞から

 

 

「お家騒動」
という言葉を
久々に目にしました

 

 

 

 

日本で一番大きな
伝統仏教の宗派

「浄土真宗本願寺派」

 

 

 

 

その中でちょっと

いや、だいぶ

揉めているようです

 

 

 

 

今年は宗祖（初代）
親鸞聖人の生誕850年
という大きな節目

 

 

 

 

この記念すべき年に

室町時代から受け継ぐ文章を

時代に合った言葉に変えて

これからはこれでいこう

 

 

 

 

としたところ

内部の上層部から

「取り下げ」を求めて

反発が起きているんです

 

 

 

新しい「領解文」が問題！？

 

 

 

 

 

お家騒動の中身を

もう少し説明すると・・・

 

 

 

ちょっと長いので

パーッと読み進めてもらって

構いません

 

 

 

 

問題になっているのは

「領解文（りょうげもん）」

と呼ばれる約230字の文章

 

 

 

 

領解文というのは

「この宗派の教えは

このように理解しています」

という宣言文のようなもの

 

 

 

 

様々な宗派がある中で

私たちの宗派の「特徴」が

ここに記されている文章です

 

 

 

 

この「領解文」は

第八代蓮如（れんにょ）上人が

室町時代に書かれたとされ

 

 

 

 

そのままの文章だと

言葉も表現も

現代では

意味が伝わりにくく

 

 

 

 

もっと幅広い多くの人々に

分かりやすく

教えを伝えたい

 

 

 

 

ということで

今年の1月に

現代の言葉で内容を変更

 

 

 

 

じゃあ！

これからはみんなで

唱和していきましょう

 

 

 

 

と第25代目となる

大谷光淳門主が発表

（おおたにこうじゅん）

 

 

 

 

老若男女に
分かりやすくなった

 

 

 

 

と、ここまでは

良かったんですが

 

 

 

 

この文章の内容が

まえの領解文から

変わり過ぎていて

 

 

 

 

・それはちょっと違うぞ！

・教えと異なるのでは？

・間違った解釈で混乱する！

 

 

 

 

と一部の僧侶から

批判の声があがり

 

 

 

 

地域のお寺からも

先祖の代からの

文章と変わるのは困る

という不満の声も

 

 

 

 

さらに宗派の最高位の学者

「勧学（かんがく）」と

それにつぐ「司教（しきょう）」

が「有志の会」を発足

 

 

 

 

発表したばかりの

新しい領解文の

「取り下げ」

を求める活動がはじまり

 

 

 

 

何が間違っているか？

間違いから派生する問題！

などを指摘する

抗議文を発表

 

 

 

 

そして5月末には

記者会見まで開く

という事態に

なっているんです

 

 

 

 

会社で言うと

代々の会社の理念を

新しい社長が変更

 

 

 

 

変更した内容が

これまでの理念から

あまりにもズレてるので

役員が抗議している

 

 

 

 

しかし役員側にも

ちゃんとした思いがあって

という感じです

 

 

 

江戸時代にもあった騒動

 

 

 

 

江戸時代にも

「三業惑乱」と呼ばれる

（さんごうわくらん）

同様の騒動があり

 

 

 

 

この時は

大ごとになり過ぎて

江戸幕府が介入して解決

 

 

 

 

この時の反省から

本願寺派は「勧学」という

諮問機関（しもんきかん）

を設けています

 

 

 

 

「新しい領解文」は

この諮問機関を通過して

ちゃんとした

手続きをしている

 

 

 

 

とされているのですが

そこはそこで

組織のおかしな問題が

あるとのこと

 

 

 

組織の中に問題が！？

 

 

 

 

ここまでの様子を

見ていると

TOPが決めたことに

反対しているだけでは？

 

 

 

 

と思われるかも
しれませんね

 

 

 

 

しかし
実際の文章を読んで見ると

これはちょっとという

表現が多いです

 

 

 

 

ここで

反対しておかなければ

コロコロ変えるわけには

いきません

 

 

 

 

そもそも

どうしてこれが

OKされたのか？

 

 

 

 

なんて考えていると

 

 

 

 

むしろ

この組織の問題が

元々の根源の様な気も

 

 

 

 

と、ここまで書いてみて

専門用語が多く

説明が長くなり過ぎて

しまいました

 

 

 

 

もう

お仏壇の話しをする余裕が

 

 

 

 

そして

こんな事が

起こっているなんて

 

 

 

 

浄土真宗本願寺派の

わが家でも知らないし

音羽屋のお客さまも

ご存じないご様子

 

 

 

 

もう少し話題になれば

逆に炎上という形で

知ってもらえる！？

のでしょうが

 

 

 

 

そうなることは

意図してないと思います

 

 

 

 

日本最大の

伝統仏教宗派である

「浄土真宗本願寺派」

通称「お西（にし）」

 

 

 

 

この「お家騒動」は

今後どうなるのか？

 

 

 

 

気になりながらも
今日は「真宗大谷派」

通称「お東」さんの仏壇を

お納めさせてもらいました

 

 

 

 

とっても喜んで頂けたので

音羽屋的には

お家安泰でよかったです

 

 

 

 

 

領解文の「領解」とは

「こう理解した」

という意味ですが

 

 

 

今日のブログが

一番「領解しずらい」

内容でしたね