お坊さんに仏壇でお参りをしてもらう意味とは？

アツいお坊さんが
お経を解説！

 

 

自惚れ注意という

身に染みるお経でした

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（４９９日目）
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昨日は祖母の

三回忌法要に参列

 

 

 

 

ばあちゃんの命日が

2021年7月21日

あれから２年

 

 

 

 

ばあちゃんにとっての

ひ孫もみんな大きくなり

 

 

 

 

あっという間に

月日が経っていることを

実感しました

 

 

 

 

法事で親族が集まると

「おおきくなったね～」

「もう、中学生！？」

この言葉をよく耳にします

 

 

 

 

子どもたちは

成長していきますが

大人も精神的に

成長できているのか

 

 

 

 

自問自答の法事でした

 

 

 

アツくて丁寧なお坊さん

 

 

 

 

僕が今まで参列した

法事では

 

 

 

みんなが揃ったら

僧侶の方が入ってこられて

厳かにお経が始まって

お焼香して・・・

 

 

 

 

と、流れるように

進んでいくのですが

 

 

 

 

昨日のお坊さんは

ちょっと違いました

 

 

 

 

お参りをはじめる前に

本日の「お経の解説」を

してくださったのです

 

 

 

 

 

 

観無量寿経

（かんむりょうじゅきょう）

 

 

 

 

浄土宗や浄土真宗

という宗派で重要な

浄土三部経の一つで

 

 

 

 

・お釈迦さまの苦悩

・お経の中の物語

を教えてくださり

 

 

 

とお経の見どころまで

熱心に教えてくださり

本当にありがたい時間でした

 

 

 

 

観無量寿経は

王国の親子の争いがあり

お釈迦さまに相談する

といった内容

 

 

 

 

僕はなんとなく内容が

分かっているのですが

この分ったような人間が

一番危険なんです

 

 

 

 

まっさらな気持ちで

素直に聞けるか

分かったようなふりで

ナナメから聞いているか

 

 

 

 

大ちがいということに

反省の時間でした

 

 

 

自惚れから間違いがはじまる

 

 

 

 

お経の中では

我が子に裏切られた母親が

お釈迦さまに相談し

 

 

 

 

どうしてわが子が

実の母を裏切るなんて

 

 

これってもともとは

お釈迦さんのせいですよね

 

 

 

 

と自分のことを棚に上げ

人や周りを責める

韋提希（いだいけ）という

ご夫人が出てきます

 

 

 

 

これこそが私たちのこと

 

 

 

 

大人になると

世間を知って

何でも出来ているようで

何にも分かっていない

 

 

 

 

要するに

自惚れているんです

あ～耳が痛い

 

 

 

 

自惚れの強い人間は

指摘をされても

素直に受け止めないので

 

 

 

 

自分で気付くしかないよね～

とお釈迦さまは黙ったまま

韋提希夫人のいうことを

聞いておられます

 

 

 

 

 

 

これぐらい分かってる！
やればできるから！

 

 

 

 

やりもしないで

「やる気になれば

何でもできる！」と

自惚れている私が

 

 

 

「何にもできない

自分であった」と

本当の自分のことを

知らせるには

 

 

 

 

実際にやらせてみて

身をもって知らせるより

他に道がありません

 

 

 

 

知ったような

ふりをしている

自分のことを

言われているようで

 

 

 

 

ハッとするお経でした

 

 

 

教わることで出来ない自分に気付く

 

 

 

 

お経は漢字ばかりで

読んでみても

どういう意味かさっぱり

 

 

 

 

それでも

スナオに声に出して

読んでいくことが大切で

 

 

 

 

難しい漢字の

フリガナを目で追いながら

読経していると

 

 

 

 

「しゅ」とか「じゅ」

「しょ」や「じょ」が

分けわからなくなって

カミカミになることも

 

 

 

 

カムたびに少し恥ずかしく

間違うたびに焦りながら

 

 

 

 

カメばカムほどに

少しずつ出来ない自分に

気づかせてもらえる

時間になっていました

 

 

 

 

お仏壇に

お参りをすることは

とっても大切ですが

 

 

 

 

お参りしている！

やっている！

という行動への自信が

自惚れにならぬように

 

 

 

 

ご法事や月参りといった

機会を活かして

お坊さんに

お参りして頂くことで

 

 

 

 

まだまだ出来ない自分に

気づかせて頂くことは

もっと大事なことですね

 

 

 

 

子供の成長を

目の当たりにして

「もう立派な中学生！」

という時には

 

 

 

 

「まだ愚かな中年です」

と言える謙虚なこころを

持っておかなければと

 

 

 

 

ばあちゃんが教えてくれた

三回忌法要でした

 

 

 

 

ばあちゃんありがとね～

 

 

 

 

 

 

予定どおりに

お菓子をもらった長女

 

 

 

嬉しさのあまり

強く握りしめすぎて

チョコがドロドロに

 

 

 

 

手放した甘い煩悩を
ありがたく頂戴しました