生活に隠れている
アリの穴とは?
そして雨の日に
商売をした方がいい理由
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(511日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
これでお盆の
準備ができました
お孫さんの分も
あるんですね
わしだけ高い位置は
偉そうじゃからの~
なるほど~
本日は
お参り用のスツールを
納品させてもらいました
膝を悪くされて
正座が難しくなられた
お客さま
同年代のご住職も
お年になられたので
お二人とも
椅子に座ってのお参り
しかし親族の皆さんが
正座をしている中で
自分だけがイスだと
偉そうになる
そのことを気にされて
参加者全員分の
スツールを
ご注文くださいました
実際に座って位置を確認
家長なのだから
高い位置でもいいのでは?
そう思いましたが
謙虚さが足りないこと
思い知らされました
相手が目上だから
立場的に上だから
それだけで
態度を変えてしまいがち
それは謙虚ではなく
心もなく見た目に
へりくだっているだけ
なぜ誰に対しても
謙虚になれるのか?
その答えが
お仏壇の上にありました
お仏壇の上には
「坦懐」の文字が
坦懐(たんかい)
心にわだかまりがなく
穏やかなこと
「虚心坦懐」
(きょしんたんかい)
という熟語に使われる
「坦懐」
虚心坦懐
心にわだかまりがなく
気持ちが素直で
さっぱりしていること
また、そうしたさま
父がお世話になった
校長先生の字です
立派な文字ですね
この言葉を
大事にしろと
父が言ってるようでの
そうなんですね
お父さまを継いで
ご商売をしておられる
お客さま
どれだけ
沢山のお客さまが
来られても
多くの
社員さんがいても
謙虚な気持ちを失うと
虚心坦懐にはなれない
と教えてくださいました
そのためには
普段の生活こそが大事だと
ある失敗から
学ばれたそうです
多くの人から
慕われていたという
お客さまのお父さま
原爆の投下のときに
自転車ごと10メートルも
吹き飛ばされて大やけど
そこから
奇跡的に命を繋いで
ご商売をなさり繁盛店に
そのお店を継いだ
お客さまの商才によって
広島では誰もが知る
洋服店になりました
蟻の穴から堤も崩れる
振り返れば
生活の乱れが原因よ
生活の乱れですか?
調子がいい時ほど
日常生活を慎ましく
謙虚にせんとの
耳が痛いです
時代の流れも変わり
売上が急降下して
支払いが大変な時期も
あったとのこと
しかし
慣れてしまった生活は
そう簡単には
変えられなかったそうです
にっちもさっちも
いかなくなった時
ある先輩の経営者に言われ
朝早くから
仏壇にお参りをするように
原爆投下前の地図を見ながら
ある日の朝
お参り後にふと見上げると
「坦懐」の二文字が
目に入ったそうです
戦後の貧しい中
不自由な体で
商売をしていた父
どれだけ儲かっても
慎ましい生活を
しとったのを
思い出したんです
そんなことが
妻と話をして
生活を改めましたよ
わがままな生活で
謙虚な心を
見失てたんじゃろう
普段の生活が
影響するんですね
見栄もあったんよ
しかしそれこそが
坦懐を見失う
原因じゃった
なるほど
「蟻の穴から堤も崩れる」
小さな不注意や油断から
大ごとになる
という意味の言葉
その小さな穴は
日常生活のことだと
分かったそうです
それまでは
夜型だった生活を
朝型に変え
事業も
業種を一気に変えて
再び繫盛店に
なられたそうです
今でも
お仏壇へお参りするたびに
「坦懐」
の言葉を胸に刻み
心にわだかまりがなく
気持ちが素直で
さっぱりしていること
そうなるように
行動しておられるそうです
人間の心の癖は
変えようと思っても
なかなか変わりません
だからこそ
一日の中において
お仏壇へのお参りの
時間を作ることで
自らを戒める
場所と時間にする
いまの時代よりも
もっと辛い時代を
生き抜いてきた
ご先祖を前にすると
自然と謙虚な気持ちに
なれるそうです
辛いことや
大変なことがあるから
人は謙虚に
なれるのかもしれません
調子に乗りやすい
僕にとって
もの凄く大切なことを
教わった一日
やっぱりお仏壇には
生きるヒントとチカラが
満載ですね
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
商売人にとっての
「お天気」の心構えも
教えてくださり
晴れの日よりも
雨の日の方が
もっと儲かるんで
え?
雨が降るのにですか?
雨が降れば降るほど
「フリ込み」が
増えるいうことよ
最後の〆は
安定の
オヤジギャグでした
な~む~
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!