すみっコぐらし
は日本人のDNA!
紙の端を揃えて折ると
神が宿るカモ!?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(559日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
お仏壇をとおして
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
とんかつが
どっかいった
まくらの下じゃない?
えびふらいの
しっぽも・・・
あ、お兄ちゃんの
おしりの下に・・・
すみっコぐらしって
ご存知ですか?
すみっこが落着く
すみっこに集まってくる
なかまたちという
キャラクター
長女のお気に入りは
とんかつと
えびふらいのしっぽ
いつも
UFOキャチャーで
ゲットしたぬいぐるみを
握りしめて寝てます
これがトンカツ
こちらが
エビフライのシッポ
とんかつは
端っこが脂っこいので
残されがち
えびふらいのしっぽも
固いので残されがち
のこりもの仲間
として
気が合うらしいんです
アジフライのシッポ
もいるらしく
みんなで
「やめよう食べ残し」
運動を頑張ってます
なんだか
ホッコリしますね
あ!僕は
アジフライのシッポ
以外は食べる派です
宮島の商店街に
すみっコぐらしの
ショップが出来てたので
人気があるんですね
そんなすみっコぐらしの
サブタイトルは
「ここがおちつくんです」
隅っこが落着くのって
なんだかわかります
日本人ならでは
なんでしょうか?
電車の長い席とかも
空いていたら
端から座りたくなります
先日お伺いした
霊園の方にお聞きすると
お墓も両端から
売れるそうです
確かに電車に乗って
いきなり
ど真ん中にドカッと
座ることってないかも
端っこや隅っこが落着く
ということから
このキャラクターも
人気があるんでしょうね
お仏壇の
隅っこや端っこといえば
集まりがちなのは
ホコリさん
上の写真のように
ホコリが積もって
白くなっていることが
よくあります
内部のすみっこにも
ホコリがたまって
積もり積もっていくと
カビの原因に
気がついたら
扉にまでカビが
広がることもあるので
要注意ですよー
特にお仏壇が置いてある
仏間という場所は
風が周りにくいので
湿気が抜けにくいです
音羽屋でお預かりした
お仏壇は
このように分解をして
金具も全て抜いていき
隅っこという隅っこを
全て綺麗にしていきます
本日、分解したお仏壇は
湿気が原因で
金具に緑青が
出てしまっていました
こうなると
釘が朽ちてしまい
扉がゴトッと
突然、外れてしまいます
そんな時でも
金具の修復や交換も
出来ますので大丈夫
とはいえ
そうなる前に
隅っこのホコリさんには
気を付けてくださいね
なんと!
すみっコぐらしにも
「ほこり」という
キャラがいるんですね
こんなかわいい子なら
いいんですが
席が空いていたら
「端っこ」と「真ん中」
どっちに座る?
という調査をすると
やはり
9割以上(92.3%)が
「端っこ」
と答えるそうです
端っこを選ぶのは
・身を守るための安心
・他人との距離をとる
という心理からですが
古代民俗研究所代表の
大森亮尚先生の
(おおもりあきひさ)
興味深い話によると
「端」は
異世界につながる境界線
とのこと
日本人には
ウチとソトの境目を
明確にするという考えがあり
境目をはっきりすることで
日本人は自分の世界を
守るんだそうです
たしかに!
神社の鳥居やお寺の山門
家の垣根や玄関の敷居
家の中に入れば畳の縁など
日本の生活の中には
多くの境界線がありますし
紙を折るときに
端を揃えるのも
実は
日本人だけなんだそうです
それだけ日本人は
端や境界を大切にして
そのことへの意識が強く
そこから
「〇〇の端くれ」
といった謙譲語が生まれたり
「はしたない」
という
感覚が育まれたりして
「端っこの席が落ち着く」
となったんだそうです
日本人に組み込まれた
DNAって面白いですね~
お仏壇という場所も
仏さまご先祖さまと
私たちの境目を繋ぐ場所
境目を整えることで
心が落ち着くのは
もともとの遺伝子から
きてるんですね
隅っこや端っこが
気になるということは
一線を画した
私たち「らしさ」の証
お仏壇の隅っこを整えて
折り目正しく
謙虚なすみっコぐらしを
していきたいものですね
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
僕とカミさまの
境界線は
進行形で薄れており
ぬけっコぐらし
進行中です
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!