お仏壇を直すと「縁起が悪い」って本当？

「縁起でもない！」

って言われちゃいました

 

 

あなたは縁起のいい人？
それとも縁起の悪い人？

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（５５６日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

---

 

 

 

 

「彼岸の入り」

 

 

 

 

お彼岸前ということで

本日もお仏壇を

お納めさせてもらいました

 

 

 

 

お預かりして

修復している間に

入院をしておられた

というお客さま

 

 

 

 

久々にお会いすると

以前より少し

痩せておられました

 

 

 

 

声も細くなっておられ

 

 

 

 

入院中はほとんど

食事が

とれなかったとのこと

 

 

 

 

今日の納品も

奥様がご対応くださる

予定でしたが

 

 

 

 

設置した瞬間の

輝きをご覧になられた

奥さまが

 

 

とお連れくださり

 

 

とスマホで写真を

撮ってくださったので

ちょっとホッとしました

 

 

 

お彼岸を迎えるにあたり

 

 

 

 

お仏壇を修復する

タイミングは様々あります

 

 

 

・お盆やお彼岸にあわせて

・ご先祖の回忌法要までに

・お引越しやリフォーム時

 

 

 

 

本来であれば

いつ修復をしても

大丈夫なのですが

 

 

 

 

家の中の大切な場所

であり

 

 

 

 

めったに動かしたり

触ることのない場所

 

 

 

 

何かのキッカケが

必要でもあります

 

 

 

 

この度も

入院を前にという

タイミングで

ご依頼を頂きました

 

 

 

 

最初は奥様から

「縁起でもない・・・」

と言われたようですが

 

 

 

と仰られたそうです

 

 

 

 

実際に

お仏壇をさわるのは

なにかご不幸があったとき

 

 

 

 

お仏壇をさわると

なにか良くないことが

あるかもしれない

 

 

 

 

そのように

思っておられる方も

いらっしゃるのでは

ないでしょうか？

 

 

 

 

確かに音羽屋でも

ご不幸があられた時に

ご相談を頂くことが

多いです

 

 

 

 

しかし本来は

家の中に仏さまが入る

 

 

 

 

もしくは

仏さまが綺麗になる

ということは

 

 

 

 

貴重であり

おめでたいこと

 

 

 

 

ご先祖さまも

仏さまもきっと

喜んでおられます

 

 

 

 

わたしたち人間も

自分自身の

姿や居場所が

綺麗になることは

 

 

 

 

喜ばしいこと

 

 

 

 

仏さまやお仏壇が

美しくなることは

お祝いでもあるんです

 

 

 

縁起がいいの？わるいの？

 

 

 

 

「縁起がいい」

「縁起が悪い」

「縁起を担ぐ」

 

 

 

 

「縁起」ということばは

日常でもよく使います

 

 

 

 

「運がいい！」

「悪い予感がする」

そんな意味合いで使われる

ことが多いですが

 

 

 

 

「縁起」とは

仏教の「因縁正起」

（いんねんしょうき）

がもととなった言葉で

 

 

 

 

「因縁正起」は

「因縁果」

であらわされています

 

 

 

 

「あらゆる物事には
必ず原因と結果がある」

 

 

 

 

「物事がそれだけで

存在することは無い」

 

 

 

 

という意味合いになり

 

 

 

 

縁起についての話しでは

「花」の例えばなしが

使われることが多いです

 

 

 

 

「花」は

「種」がなければ

咲くことはできません

 

 

 

 

それに「土や水や気温」

さらに「光」がなければ

花を咲かせる

ということもありません

 

 

 

 

種が「原因（因）」となり

 

水や光などが

「条件（縁）」となって

 

花が咲くという

「結果（果）」に繋がります

 

「因＋縁＝果」

 

 

 

 

自分で動くことが出来ない

植物ではなく

もう少し別のことで

とらえると

 

 

 

 

受験で合格する（果）

そのために

勉強（因）をしますが

 

 

 

 

どんな人に教えてもらうか

どこで勉強をするか

 

 

 

 

という自分以外の周りが

「条件（縁）」となって

結果が変わってきます

 

 

 

 

その縁を導いていくには

勉強への想い（因）が

影響します

 

 

 

 

なんとなく

合格したらいいなで

勉強をするのか

 

 

 

 

なんとしてでも

絶対に合格したいで

勉強に取り組むのか

 

 

 

 

それによって

通うことになる塾や

出会う先生も変わります

 

 

 

 

それによって合格したら

「いいご縁に恵まれた」

となりますが

 

 

 

 

不合格となった時

「あの塾がいまいちだった」

「先生の教え方が・・・」

 

 

 

 

と周りに理由を

求めてしまいがち

 

 

 

 

しかし

自分の行動で塾も先生も

選ぶことができます

 

 

 

 

逆にどれだけ

いい先生に出会っても

自分の心もち次第で

結果も変わってきます

 

 

 

 

縁起がイイや悪いよりも

そのことをどう捉えるか

という

 

 

 

 

自分自身の考えや行動

そこが大事ですよ

と教えてくれているんです

 

 

 

 

自分で書いていて

耳が痛い・・・

縁起がイタイ話です

 

 

 

お仏壇で縁起をよくする

 

 

 

 

縁起において

自分の捉え方や行動が

大切ですよ～

ということは

 

 

 

 

日常生活が

大きく影響をします

 

 

 

 

日々の生活のどこかで

自らを振り返る

場所や時間があるか？

 

 

 

 

縁起の良いものに

囲まれるよりも

 

 

 

 

縁起のもとである

自分を省みること

 

 

 

 

お仏壇という場所で

お参りをする時間は

そのためにあります

 

 

 

 

ご先祖からの繋がりに

感謝をすることで

素直に受け入れる

心もちとなることができ

 

 

 

 

縁起という

仏さまの教えをもとに

自らを振り返り

行動を改めていく

 

 

 

 

お仏壇は

縁起が良いものではなく

 

 

 

 

お仏壇は

縁起を良くしていくところ

 

 

 

 

お彼岸も

縁起を良くする

きっかけとなる期間です

 

 

 

 

お客さまにとって

よりよいご縁となる

お仏壇を

 

 

 

 

これからも

丹精込めて

磨いていきます

 

 

 

 

 

本日の納品で

 

 

降っていた雨が

パッとやんだ時

 

 

「縁起がイイですね～」

と思わず言ってました

 

 

はい

 

なんとも

「都合がイイ」ヤツです