中尾さんのねじねじを
やってみると・・・
お仏壇の「障子」で
知っておきたい3つの事
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(803日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
仏壇の扉なんですが
どうされましたか?
開けたままでいいの?
それはですね・・・
ご冥福をお祈りいたします
中尾彬さん
いつも奥さまとご一緒で
ステキなご夫婦でした
トレードマークと言えば
あの「ねじねじ巻き」
ネクタイが苦手だった
という中尾さん
ある時、撮影現場で
タオルをねじねじと
巻いたところ
神田正輝さんに
「かっこいいですね!」
と言われてから
巻き始めたそうです
ねじねじ巻きと言えば
中尾彬さん
「〇〇と言えば」
というものがあるって
ステキですね
「巻く」と言えば
お仏壇の中でも
巻いてる場所があります
それがコチラの
障子(しょうじ)
組子(格子)がついていて
中にアミ状の紗(しゃ)が
貼ってある扉のこと
日本家屋と同じように
お仏壇の
外側の大きな扉を雨戸
内側の扉を障子と呼び
障子は開いたときに
内側に折れるように
なっているのですが
この折ることを
「巻く」と
表現するんです
これはお寺にある
「巻障子」からきています
仏さまがいらっしゃる内陣
私たちがお参りする外陣
その境にあるのが
巻障子です
普段は
巻いてある状態ですが
広げるとこんな感じです
折りたたむとき
巻くと表現することから
お仏壇においても
障子を巻く(折る)と
言うようになりました
↓↓↓
・・・といいつつも
普段は巻くではなく
折ると言ってますね
その方が伝わりやすいので
障子の内部にある
アミ状の布を
紗(しゃ)と呼び
この紗は年数が経つと
黒ずんできて
破れたりします
ここからは
・張り替えはいつ
・お手入れの仕方
・開けておくの?
について
お話ししていきますね
古い紗と新しい紗を
比較してみると
色の違いがよく分かります
ホコリ汚れや
お参りによるケムリで
黒ずんでいき
金色の柄も
見えなくなります
おおよそ
15年~20年位が
張り替えのタイミングで
このように障子の紗を
張り替えるだけでも
スッキリと見えるので
おススメですよ
その他にお仏壇を
部分的に綺麗にする方法は
↓
黒ずんでくる前に
気になるのがホコリ汚れ
赤丸の組子(格子)に
ドンドンとホコリ汚れが
たまっていくんです
これを取り除くには
小さなハケで
掃っていくのがおススメ
上から順に掃っていくと
ホコリ汚れが
落ちていきます
ただし
湿気がある時期だと
ホコリがこびりついて
掃いにくいので
乾燥した時期の
お掃除がおススメです
続いて、障子で
よく聞かれるのは
開けておくかどうか?
いつも
開けっ放しですが
それでもいいですか?
大丈夫ですよ!
その方が風が周りますね
閉めると中にいる
仏さんや主人が
息苦しそうでね~
そうですよね!
お仏壇の大敵は
湿気と日光です
日光は変色の原因
湿気はカビの原因
となります
お部屋の掃除をする時は
ホコリが入らない様に
閉めてもイイのですが
普段はなるべく
開けっ放しにしておくのを
おススメしています
障子についての
・張り替えはいつ
・お手入れの仕方
・開けておくの?
いかがでしたか?
参考にして頂けると
嬉しいです
障子の形やデザインは
さまざまあります
三方開き仏壇であれば
組子が上下に分かれていて
下部分には蒔絵があり
親鸞聖人の物語が
描かれているものや
唐木仏壇ですと
組子(格子)ではなく
細工が彫ってあることも
↓↓↓
またこのように
丸い窓になっている
障子もあるんです
それぞれに違いがあって
面白いですよね
ねじねじ巻きと言えば
中尾彬さん
と言われるように
家のお仏壇も
その家らしさが出ています
ご先祖が気に入って
求めたお仏壇
あなたの家にしかない
仏さまとご先祖のための
わが家らしいお仏壇
手を合わすときに
ゆっくりと
眺めてあげてくださいね
きっと
あのねじねじのように
愛着が湧いてきますよ
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
ためしに
ねじねじ巻きを
やってみましたが
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!