お仏壇を部分的にキレイにする3つのポイントとは？

団十郎親子が共演
副題には奥様の名前が！？

 

 

お仏壇を部分的に
キレイにする3つのポイント

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（６１６日目）
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これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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お母さんそっくり～

 

 

 

 

団十郎さん親子が

来年一月の新春歌舞伎の

舞台で共演されますね

 

 

 

 

演目は「平家女護島」で
（へいけにょごのしま）

平家物語をモチーフにした

近松門左衛門の作品

 

 

 

 

今回は脚本家の計らいで

副題の中に

亡きお母さんの名前が

 

 

 

 

副題

「恩愛麻絲央源平」

（おやこのきずななかもげんぺい）

 

 

 

 

親子愛をテーマに

しているようですね

 

 

 

 

女護島と聞いて

「おおお、俊寛か～」

と思ったんですが

ちょっと違うようです

 

 

 

 

 

 

「平家女護島」といえば

二段目の

「鬼界が島の段」が有名で

 

 

 

 

島に残った俊寛の

あの切なさを演じる

吉右衛門さんが最高

 

 

 

 

僕も大学のときの卒業演目で

「俊寛」（しゅんかん）をやろう！

という話しが出たんですが

セットが大変なので断念

 

 

 

 

最終的には

「切られ与三郎」を

やらしてもらいました

 

 

 

 

「俊寛」や

「切られ与三郎」は

ある演目の

一場面だけのことで

 

 

 

 

歌舞伎では

演目をはじめから

終わりまでやることは少なく

 

 

 

 

「〇〇の二幕目」「五段目」

というように
名シーンがある幕目だけ

上演されることが多いです

 

 

 

 

それにしても

団十郎さん親子の共演は

楽しみですね～

 

 

 

お仏壇も部分的に直せます

 

 

 

 

部分的にやるというと

お仏壇でも一部分だけを

お直しさせてもらうことも

多くあります

 

 

 

 

昨日

お納めさせて頂いた

お客さまも

部分的な修理のご依頼でした

 

 

 

 

 

 

 

お伺いをしてみると

扉が外れてしまうので

セロテープ（↑赤丸）で

固定してある状態

 

 

 

 

どうやら経年劣化と

湿気によるサビによって

金具が破損したようです

 

 

 

お仏壇全体を修復する

となると

予算もかかってきます

 

 

 

 

それに修復したけれど

次の代の方が

引き継げるかわからない

 

 

 

 

でも

年忌法要といった

節目までには

キレイにしておきたい

 

 

 

 

そのようなご相談を

多くいただきます

 

 

 

扉と仏具を部分的に修復

 

 

 

 

お客さまのご要望と

ご予算をお伺いして

 

 

 

 

先ずは扉の修理

そして、仏具の修復を

お勧めさせてもらいました

 

 

 

 

 

 

扉を外して

キレイにする仏具だけを

お預かりさせてもらい

 

 

 

 

輪灯（りんとう）を

お磨きしてピカピカに

 

 

 

 

 

 

灯立や花立などの

具足類は

焼付塗装でピカピカに

 

 

 

 

 

 

その他の仏具とあわせて

並べ方を整えて完了です

 

 

 

 

 

 

この度は

「報恩講」（ほうおんこう）

という浄土真宗のお参りに

あわせてのご相談でしたが

 

 

 

 

様々な節目を前に

お仏壇がキレイになると

気持ちがいいですよね

 

 

 

 

仏さまもご先祖さまも

きっと喜んでおられます

 

 

 

 

お仏壇をキレイにする

タイミングに関しては

こちらをご覧ください↓

 

お仏壇をキレイにするには3つのタイミングがあります！

 

 

 

部分的にキレイする時におススメの3つのポイント！

 

 

 

 

お仏壇を部分的に修復して

キレイな状態にするには

3つのポイントがあります

 

 

 

 

 

 

ひとつずつ

ご説明していきますね

 

 

 

障子の紗の貼替え

 

 

 

 

「障子」（しょうじ）とは

白丸部分のことで

内側の扉になります

 

 

 

 

お仏壇を開いたときには

障子部分が正面となり

全体の外枠となります

 

 

 

 

そのため

ここをキレイにしておくと

見た目の印象が変わります

 

 

 

 

障子をキレイにするには

中の格子に貼ってある

「紗」（しゃ）の

貼替えがお勧めです

 

 

 

 

紗はレースのような

素材のため

ホコリや油煙で黒くなり

破れてきてしまいます

 

 

 

 

 

 

古い紗と

新品を比べてみると

一目瞭然ですね

 

 

 

 

 

 

紗を貼り換えるだけで

スッキリしてみえるので

とってもお勧めですよ

 

 

 

吊下げ仏具の交換

 

 

 

 

吊下げ仏具というのは

写真のように

上から吊下げて飾ってある

仏具になります

 

 

 

 

これらは下からの

お線香の煙があたりやすく

変色しやすいんです

 

 

 

 

また上部に

吊下げてあることから

全体を見たときに

目がいきやすい場所

 

 

 

 

この部分をキレイにする

もしくは交換するだけでも

印象がよくなるんです

 

 

 

 

 

 

特に輪灯（りんとう）は

大きな仏具になるので

ピカピカになると

見た目が美しいです

 

 

 

具足や経机の磨き

 

 

 

 

「具足」（ぐそく）は

香炉、灯立、花立といった

 

 

 

 

お線香、ロウソク、お花

などをお供えをするための

仏具になります

 

 

 

 

これらの仏具は

毎日のように

使うものでもあり

 

 

 

 

下のように経机に乗せて

お使いのご家庭も多いです

 

 

 

 

 

 

お参りをする時に

手前に並べる仏具なので

ここがキレイになると

印象がよくなります

 

 

 

 

 

 

この中でもチーンと鳴らす

お鈴（りん）を磨いて

ピカピカになっていると

気持ちがいいですね

 

 

 

 

ここまでの3つのポイント

 

 

 

 

 

 

 

これは本体ではなく

グルっと

周囲の部分になります

 

 

 

 

 

 

このように

囲ってある部分を

キレイにするだけでも

 

 

 

 

見た目の印象は

すごくよくなります

 

 

 

 

お仏壇を部分的でも

キレイにしておきたいな

という場合は

ご参考になさってください

 

 

 

 

今年もあと1ヶ月ちょっと

綺麗なお仏壇で

新しい年を

迎えたいものですね

 

 

 

 

 

 

 

卒業公演で演じた

切られ与三郎

 

 

松竹さんでちゃんとした

衣装とカツラを

お借りしての大舞台

 

 

 

 

左側で突っ立てるのが

僕ですが

 

 

あのカツラ・・・

 

 

こんな頭になるなら
部分的につけたままに

しておけばよかった