映画「国宝」で
思い出した師匠!?
自分の宝を
見つける方法とは?
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(1168日目)
↓ ↓ ↓

お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
職人のぼくたちが
お仏壇や仏教のことを
お伝えするブログです!
さ~て
本日のお話しは・・・

宝はなんですか?

う~ん

見つかるかな~

見つけたい!

泣きました・・・
「国宝」
いま最も話題の映画を
観てきました
当社の屋号は
歌舞伎から頂きました
映画に出演している
寺島しのぶさんの
生まれた家
こちらの屋号が
「音羽屋」
人間国宝である
お父さんの
七代目尾上菊五郎
そして
弟さんの八代目菊五郎
僕自身が学生時代に
歌舞伎を
やっていた時
八代目の前の名前が
尾上菊之助
だったのですが
同世代と言うこともあり
ビデオを見て
型を真似てましたね~
自分がこの仕事で
独立するにあたり
大事な「芸」を
代々受け継いでいく
歌舞伎のように
大切な「お仏壇」を
代々受け継いで
いくことで
手を合わせる文化を
繋いでいく
そんな想いを込めて
この屋号を
名乗らせてもらってます
映画を見て
あらためて思ったのは
もしも
学生歌舞伎を
やっていなかったら
この仕事を
してなかったはず
それほど
歌舞伎と出会ったことは
運命でした

一人の数奇な運命と
それを取り巻く
歌舞伎の裏側を描いた
3時間という
長丁場の映画ですが
背もたれどころか
ずっと前のめりで
買った飲み物を
飲み忘れるほど圧巻
なによりも
主人公が歌舞伎の家に
入ることになり
若かりし主人公と
その家の嫡男が
稽古をしている場面
まさしくあれは
「車曳」(くるまびき)
という演目
僕たちも
イヤと言うほど
練習した型でした
義太夫の
「おおでをひろげ~」
が聞こえた瞬間
ブワーっと
あの頃の思い出が
フラッシュバックして
思わず
ウルウルと
懐かしい
というよりも
押さえていた
記憶が引っ張り出された
そんな感覚
映画に比べたら
恥ずかしいほどの
練習量ですが
何度も何度も
叱られて
注意された場面なので
グッと
きちゃいました
そこから
教えてくださっていた
師匠を思い出して
気づいたら
泣いてましたね
不思議なもので
厳しくて
きつい御方でしたが
いまだに
こんな僕でも
感極まってしまいます

キャー
恥ずかしながら
卒業公演の一場面
立っているのが
僕です
僕らの師匠は女性で
日舞の先生
教わっていた頃は
すでにある程度の
ご年齢で
稽古の時は
厳しかったのですが
普段は
面食いのカワイイ女性
男前の役者さんが
大好きで
まだ有名になる前の
片岡愛之助さんを
可愛がっておられました
愛之助さんは
藤原紀香さんと
ご結婚されましたが
まちがいなく
師匠、あの世で
グチってるやろなぁ~
師匠は
僕たちが引退後
しばらくして
お亡くなりに
なられましたが
先輩から
訃報のお知らせを
メールで頂いた時も
電車の中で
思わず涙したのを
覚えています
僕は部長を
していたこともあり
現役の頃は
よく連絡をしたりして
可愛がって
もらっていたんですが
僕らが引退した後で
師匠も
退かれてしまい
久々の連絡が
あんなお知らせだなんて
後悔はありませんが
もの凄く
寂しい感情になったのは
これまでで一番です
映画の中では
田中泯さん演じる
万菊という
人間国宝の
歌舞伎役者が
主人公たちの
人生に
大きくかかわるのですが
まさしく
そんな存在が
学生歌舞伎の師匠です
ちなみに僕が
この映画でもっとも
印象に残っているのは
田中泯さんの
妖艶で不気味すぎる
演技でした

そういえば
メイキング動画の
YouTubeで
田中泯さんが
こんなことを仰ってました

人間国宝・・・
そもそも
宝ってなんでしょう?

なんだろう?

それも
人間が宝って
どういうことでしょう?

う~ん

あなたにとって
宝とは何か?
それを考える
チャンスでもあります

宝か・・・
仏教には
「明珠在掌」
(みょうじゅ
たなごころにあり)
という
禅の言葉があります
これは
素晴らしい宝物は
すでに
あなたの手のなかにある
という意味で
これは
幸せや成功といった
価値あるものは
外の世界へと
探し求めるのではなく
すでに
自分自身の中にある
という教えですが
そもそも
宝とは幸せや成功で
合っているのか?
さらに
「明珠在掌」には
もう一つ
正しい判断は
自分で出来る
という
意味もあるそうです
外に求めずとも
頼りしなくても
よい生き方の
中心となるモノが
自分の中にある
お釈迦さまが
最後に仰られた
「自灯明」
(じとうみょう)
己を拠り所にせよ
という教えも同じこと
また
映画の中では
主人公の喜久雄が
「芸」という
自分の宝を見つけて
磨き上げるまでに
とんでもない数の
周りの人々の
支えがありました
自分の中にあるけど
自分だけでは
見つけられない
それが「宝」
なのかもしれませんね
そのためにも
人と関わりながらも
自分を見つめ直す
時間が重要になります
お仏壇で
手を合わせることは
己を見つめ直す時間
そして
ご先祖から繋がる
宝に気が付ける場所
そんな
大切なお仏壇を
繋いでいけるように
まだまだ精進を続け
あの世から
師匠に叱られないように
しないとですね

音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました

ちなみに・・・
歌舞伎
とかけまして
暗い夜道には?
とときます
そのこころは・・・
どちらも
伝統(電灯)がある
でしょう!
ぜひ、
見に行ってくださいね
な~む~

そんな
お悩みありませんか?
でも・・・
周りに聞いても
誰も分からないし
家庭によって
事情はバラバラ
どうなるかは
分からないけれど
現在、
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話しをするだけ!
音羽屋では
1,000件以上の実績で
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お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
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