仏壇屋が実際にお葬式に参列して感じたこと

あなたの人生はいくら？

をテーマにした映画が公開

 

　

同じく、そんな事を

考える出来事がありました

 

　

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（４２２日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

 

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９．１１後の実話の映画です

 

 

 

WORTH「命の値段」
という映画の公開が
始まりました

 

 

 

 

９．１１テロの被害者

その遺族への補償金額が

幾らになるのか・・・

 

 

 

被害に遭われた方の

それぞれの人生を
独自のプログラムによって
金額を算出するのですが

 

 

ひとの一生って
一律に計算できる
そんなもんなんでしょうか？

 

 

 

 

と当たり前のような

疑問を持ちながらも

 

 

 

 

自分にとって

得か損か・・・で

 

 

 

 

人の命を

計算しようとしている

自分がいる事に

ガッカリしました

 

 

 

お葬式の連絡があったら・・・

 

立派な祭壇でした

 

 

 

22日の夜に
妻の親戚の方が
お亡くなりになられた
という連絡がありました

 

 

 

 

 

翌日がお通夜で
その翌々日がご葬儀
場所は滋賀県です

 

 

 

 

家族葬でやるので
遠いから来なくても
大丈夫だよ
と言われたそうです

 

 

 

 

様々な

選択肢を考えました

 

 

 

 

妻はもちろんですが

僕も子供たちも
知っている方

 

 

 

 

滋賀県まで車で

ノンストップで6時間

電車でも4時間近く

 

 

 

 

仕事も入っていました

子どもたちも

学校があります

 

 

 

 

妻が一人で電車で行く

そうしようかな・・・
と一旦は決めたんですが

 

 

 

 

でも

なにか違うと思って

家族全員で

車で行く事にしました

 

 

 

 

連絡があってすぐに

考えたのは

「遠いな・・・」と

「仕事があるな」でした

 

 

 

 

移動する自分の労力と

見積りに行く仕事の内容

と
人が亡くなったことを
比較していたんです

 

 

 

 

毎日、毎日

お仏壇に関することを

ブログに書いていても

実際の場面でくわすと

 

 

 

 

損か得か？

効率的かどうか？

目的は何か？

 

 

 

そんな考えが

先に出てくる
ものなんですね

 

 

 

 

ただ、

毎日毎日ブログを

書いていたおかげで

それは違う・・・
と感じました

 

 

 

 

そうして

保育園と学校を休み

お客さまにご連絡をして

夜中に出発しました

 

 

 

仏縁は比べるものではない

 

同じ宗派でも地域で節が違いました

 

 

 

お通夜には
間に合いませんでしたが

ご葬儀から火葬まで
参列することが出来ました

 

 

 

 

読経がおわり

ご住職の法話がはじまり

 

 

そしてその後に

仏説阿弥陀経にある

 

 

青色青光、黄色黄光
赤色赤光、白色白光

 

 

のお話しを
してくださいました

 

 

目の前で

人がお骨になるのを見て

 

 

 

 

それを見ている

周りの反応を見て

 

 

 

 

焼き場の熱さを

体感することで

 

 

 

なにか

感じるものがあるんです

 

 

 

 

それが

青色青光のように

 

 

 

 

死を知ることで

お互いを

尊重するということ

なのかもしれません

 

 

 

 

「死」を知って

「生」が輝きはじめる

 

 

 

 

子どもたちにとっても

大人にとっても

 

 

 

 

故人による

「仏縁」のお蔭で
値段や比較ではない

生きると死ぬを知った
貴重な一日でした

 

 

 

無事に帰って今日は納品でした

 

 

 

真っ暗な夜中の

サービスエリア

 

 

 

顔出しパネルで

写真を撮りたいという

5歳の女の子

 

 

 

 

 

 

いちいち
変な顔をする

 

 

 

この子の
親の顏が見てみたいです