アレも巣をつくる
菊と牡丹が彫られた
欄間の洗浄が完了です!
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(427日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
見事に
綺麗になりました!
よかったです!
菊も牡丹も
美しいですね!
はい!
安心しました~
欄間がキレイに仕上がりました
山口県平生町のお寺の
欄間の洗浄作業が無事完了
本日、最終確認と
後片づけが終わりました
今日のブログは
洗浄の様子や
洗浄のビフォーアフター
といった内容になります
今回、最もよかったのは
「お天気」
春のように暖かく
心地よい風で乾燥も早まり
本当に天候に恵まれました
これも日ごろの行いのお蔭
と言いたいところですが
思い当たる節がないので
仏さまのご加護ですね
今回は現地に毎日通っての
作業ということで
業者さんにお願いをして
ローリングタワーと言う
移動式の足場を
組んでもらいました
この足場を
ゴロゴロと移動させて
全部で7枚の欄間を
3回~4回ずつ
洗浄していきました
洗浄と言っても
スプレーで吹きかけたり
上からバサッとかけたり
ではなく
洗剤を含ませた
刷毛でゴシゴシ
↓
浮きあがったホコリを
タオルでゴシゴシ
素材が傷まない様に
せまい範囲の一部ずつ
ひたすら
この繰り返しです
また欄間の色合いと
柱や長押の色合いの
バランスに
違和感が出ない様に
乾燥させてから
離れて仕上りをみて
確認しながら進めます
上の写真のように
柱と長押と欄間の
色合いがマッチしてます
上の写真は
1回目の洗浄作業で
1枚の欄間を
洗う前と洗った後の様子
洗浄前はホコリ汚れで
全体的に灰色ですが
洗浄でホコリが浮き出で
木の色が見えてきました
次は同じ部分を
比較してみましょう
〈洗浄前の菊の葉っぱ〉
↓
〈洗浄中の菊の葉っぱ〉
↓
〈洗浄後の菊の葉っぱ〉
もう少し広い
範囲で比較してみましょう
〈洗浄前の菊〉
↓
〈1回洗浄後の菊〉
↓
〈3回洗浄後の菊〉
こびりついた
ホコリを落すことで
白くぼけ感が無くなり
きれいに仕上がりました
上の写真の赤丸のところ
これが何か分かりますか?
・・・
じつはハチの巣なんです!
ドロバチと言うハチで
お外の泥を持ってきて
欄間のスキマにせっせと
マイホームを
作っていたようです
こちらの巣は
既に空き家だったので
ガシガシとつついて
壊させてもらいました
ハチさんごめんね
そんなハチたちも
住みたくなるような
欄間に描かれていたのは
菊の花(上)
牡丹の花(下)
この二種類だけでした
牡丹は百花の王といわれる
「花の王様」
豪華な花を咲かせて
しかも品格があります
お仏壇や掛軸の表装柄にも
よく使わていて
仏教装飾にも
頻繁に使われることから
牡丹そのものが
仏の言葉をあらわす
とも言われています
そして「菊」の花
菊はお仏壇やお墓
ご葬儀のなかでも
使用されることが多く
仏花とも言われています
菊が使われるたのは
日持ちがして
丈夫だからと言われますが
仏さまのお話しを
「聴く」
という意味あいからも
使われているそうです
綺麗になった欄間の下で
ご法話を聴くことで
この地域の皆さまが
よりよく続いていくことを
心より願っています
最後は歪んだパノラマ写真です
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
お菊と言えば
いちま~い
にま~い
さんま~い
の番町皿屋敷!
今では僕の頭も
頭頂皿やし~!
いっぽ~ん
にほ~ん
さんぼ~ん
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!