連日、全国各地から
京都の本山へお参り!
今年は開宗800年
生誕850年の節目ですよ
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(465日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
よろしく
お願いいたします
は、はい!
何年振りに?
40年かな
分かりました
力を込めて!
本日も山口県のお寺で
親鸞聖人の銅像の
修復作業に来ています
裏側の文字盤によると
昭和58年建立と
書かれていますので
40年前の銅像
その当時の即如門主が
お寺にお越しになった
記念に建てられたようです
「門主(もんしゅ)」
と言うのは
浄土真宗本願寺派の
トップのことでして
現在の御門主は
専如門主と言われて
お寺に来られた即如門主の
息子さんです
銅像の親鸞聖人を
初代として
現在の専如上人が
第25代になられるので
長いですね~
今年は親鸞聖人が
浄土真宗をはじめて
800年という大きな節目
また御誕生から
850年となる
キリの良い節目
ということで現在
京都の東・西本願寺では
立教開宗800年
御誕生850年慶讃法要
が開催されており
全国各地の
浄土真宗のお寺から
京都の本山へ
参拝者が集っておられます
偶然にもこの二日間は
ご住職も京都へ
参拝に行って
おられるようです
40年間
ずっと外にあったので
酸性雨や日差しによって
銅像も変色していました
よく見るとお顔には
ハチの巣がついてますね
これはツチバチと言う
泥で巣をつくるハチです
「ごめんね!」と言って
ツチバチの巣を除去して
お顔をゴシゴシと
洗っていきます
銅像を乗せている
台座もゴシゴシして
初日は完了です
二日目からは
DO塗装による
塗装作業です
DO塗装では
乾性油を使用するので
現地での調合が必須
洗い終わった後の
表面素材の色をみて
顔料粉末で色を合せます
この乾性油による
「DO塗装」は
当社における
銅像修復の特徴です
なぜ乾性油(かんせいゆ)を
使用するのかというと
通常のラッカーや
ウレタンなどの塗料の場合
何年後かするとパリパリと
剥がれ落ちてきて
もう一度塗る時には
剥がし落とす剥離作業が
必要になります
この剥離作業は
非常に手間がかかり
また素材である銅像に
傷をつけてしまいます
それに対して
乾性油をつかった
DO塗装の場合は
表面の塗装が
年月をかけて
自然に溶けていきます
それによって
今後の剥離作業の
負担を減らすことができ
銅像を守ることが出来る
文化財保護でも採用された
優しい塗装方法なんです
その代わり・・・
乾性油によるDO塗装は
吹付が出来ない為
通常の塗装よりも
手間がかかります
また乾燥するには
適温で丸一日かかるので
天候と時間との勝負です
本日は
黄砂は満載でしたが
天候にめぐまれました
一日かけて
一気に塗装完了
明日は最終仕上げに
もう一度行ってきます
引き締まったお顔です
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
10メートル上での
高所作業なので
黄砂によるカスミが
よく見えますね~
それにしても
高所作業は
フラフラよく揺れる
足場作業はあしばやに
終わろうと思います
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!