突然切れた!?
いつどうなるかは
誰にも分かりませんね
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(507日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
切れましたね
なんか不吉な・・・
よかったですね!
良いことですか?
音羽屋ではご処分で
お預かりしたお仏壇や
ご不要になられた仏具を
供養して頂きます
昨日は供養のお参りの日
そのお参り中に
ご住職が使う仏具の房が
プチっと切れました
鉢(ハチ)という梵音具で
儀式において音を出す仏具
楽器のシンバルの形状で
両側から叩いて
すり合わせながら
振動で音を出します
ご供養の儀式中に
房が切れるとは
何か意味があるのかな?
と思ってしまいますよね
今回のご供養では
お仏壇以外に
神棚をはじめとして
マリア様や白ヘビ様まで
様々な信仰の
対象物がありました
先ほどの鉢は
房が切れてしまうと
ちゃんとした音を
出すのが難しくなります
房が切れたことで
「音を出す」という
役目を一旦終えた仏具
それぞれの信仰の対象物が
お客さまの手から離れ
今この時に役目を終えた
房が切れたのは
そういう意味合い
かもしれませんね
心の中では
お客さまに代わって
「今まで
ありがとうございました」
と感謝の気持ちを込めて
お参りさせてもらいました
お仏壇や仏具といった
信仰に関するモノに限らず
役目を終えたモノへの
供養は大切ですね
モノの供養についての
ブログはコチラから↓
お参りが終わり
ご住職が「切れる」で
あるお話しを
教えてくださいました
それは
とあるご夫婦のおはなし
とても仲の良い
ご夫婦だったそうですが
ちょっとしたことで
喧嘩をしてしまいます
あまりにも
腹が立った奥さまは
きついひと言を
ご主人に言い放ちました
その日の夕方
突然、倒れたご主人
脳梗塞のため
数日後には帰らぬ人に
呆然とする奥様
あのひと言が・・・
喧嘩したから・・・
わたしのせい・・・
その時から
後悔の涙は止まりません
お通夜のときも
ご葬儀のときも
焼き場に行っても
後悔の思いと
涙は止まりません
そして
いよいよご遺体が
炉に入る時
その扉が閉まった瞬間
手にしていた
数珠の紐が切れ
コツン、コツンと
地面に珠が
転がり落ちました
ああ・・・
やっぱり主人は
あの事を許していない
そう言って
泣き崩れる奥様に
ご住職はお声をかけます
そんなことはないよ
もう
そんな考えを断ち切れよ
ご主人は
そう言ってくれてる
のではないですか?
しかし
奥さまのなかでは
許してもらえていない
その思いが強いようで
その後の
四十九日の法要の際も
数珠が切れたことを
気にしておられたそうです
ものごとには
色んな捉え方があります
仏教では
自分が何かに
とらわれていることに
気付き
そこから
覚めることを
教えてくれます
気付くまでに
時間がかかることも
あるかもしれません
とらわれていることに
気づくことが出来れば
覚めることも出来ます
お仏壇にお参りをして
自分を見つめる
時間があると
そのことに
気付くことが
出来るかもしれません
そんな時間を
大切にしたいですし
覚めるきっかけを
大事にしたいですね
そして
今日、出会う人が
明日も会えるとは
限らない
和顔愛語で
接することが
どれほど重要なのか
考えさせられました
そういう気付きと
行動が出来る
自分でありたいものです
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
ご住職のお話しを
一緒に聞いていた妻
優しい声かけ
して欲しい
ですよね~
大きくうなずきながら
僕の方を
ギッと見てました
さ、覚めました
心がけます
な~む~
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!