広島で仏壇の修理修復の専門「音羽屋」の
職人が仏教や仏壇のことを楽しく綴る

十五夜はお月さまにお参りを

日常の仏教

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月でツキがくる!?

 

うさぎ、サル、カワウソ

キツネがおしえてくれること

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
(565
日目)
↓ ↓ ↓

 

 

こんにちは!

 

広島でお仏壇のことなら

音羽屋の山縣です

 

わたしたちは
お仏壇をとおして

 

「仏教のおしえ

で生きるヒントを」

 

「ご先祖の想いで

生きるチカラを」

 

イキイキ生きる

ブツダンライフを

お届けしています!

 

 

これまでの修復実績

確認したい方はコチラから

 


うさぎがいるんだよ!

会話

おもちついてるかな~

おもち?お団子だよ!

会話

な~に~
やっちまったな~

 

 

 

 

明日は十五夜ですねわーい (嬉しい顔)

 

 

 

 

一年で最も美しいという

「中秋の名月」

を鑑賞しながら

収穫に感謝をする夜満月

 

 

 

 

お月さまには

餅つきをしている

うさぎが見える目

 

 

 

 

と言いますが

十五夜にお供えするのは

お餅ではなく・・・

 

 

 

 

だ・ん・ご

 

 

 

 

な~に~やっちまったなdouble exclamation

 

 

 

 

むかしむかしの

中国では

 

 

 

 

月のうさぎは

杵と臼で不老不死の薬を

作っている

というのが由来らしく

 

 

 

 

日本に伝わってから

薬がお餅になったのは

 

 

 

 

うさぎが

食べ物に困らないためとか

 

 

 

 

満月を意味する

「望月」(もちづき)から

など諸説あるようですね冷や汗 (顔)

 

 

 

月のうさぎは日本だけ!?

 

 

 

 

うさぎに見えるのは

日本だけなの?

 

 

 

 

中国や韓国でも

うさぎに

見えてるそうですが

 

 

 

 

その他の海外では・・・

 

 

 

 

インド:ワニ
インドネシア:女性
モンゴル:犬
ベトナム:男性
アメリカ:ワニ、トカゲ
カナダ:少女
中南米:ロバ
ヨーロッパ:カニ
中東:ライオン

 

 

 

 

なんと!なんと!

 

 

 

 

色んな見え方が

あるものですね~

 

 

 

 

月の表面の高い所が

こちらからは

白く見えるらしく

 

 

 

 

黒い部分は

「月の海」と呼ばれて

低くなっているそうです

 

 

 

 

同じお月さまを

見ていても

 

 

 

その国々の環境や

日本のように

伝わってきた経緯など

 

 

 

 

様々な条件によって

変わってくるので

 

 

 

 

一つのものごとを

決めつけないことは

大切なことですねわーい (嬉しい顔)

 

 

 

うさぎはお釈迦さまの前世!?

 

 

 

 

仏教では

お月さまのうさぎは

お釈迦さまの前世の姿

と言われていて

 

 

 

ある旅人と4匹の動物の

物語になっています

 

 

おなかがすいた~

旅の途中ですか?

うん・・・

僕がとった
魚をあげますよ!

・・・

ウキッ
僕は木の実をあげるよ!

コンコン
私はお肉をあげるわ!

・・・

ウキキ
うさぎさんは?

どうしよう
・・・
なにもないわたらーっ (汗)

・・・

みんな!

火をおこして!

わかったけど・・・

焚火でどうするの?

・・・

旅人さん!

これから
火の中に飛び込むので
この体を焼いて

食べてくださいね!

エィッ!

!!!

 

 

そう言って

ウサギはパッと火の中に

飛び込みました

 

 

 

 

ところが

 

 

 

 

その炎はウサギを

焼くことはありませんでした

 

 

 

 

実はその旅人は

帝釈天の仮の姿

 

 

 

 

ウサギの命がけの慈悲の心

布施の行いに感動し

 

 

 

 

その素晴らしさを

後の世に伝えるために

月にウサギの姿を

描いたのでした

 

 

 

 

 

 

このお話しは

「今昔物語」にもあるので

聞かれたことが

あるかもしれませんね

 

 

 

 

なにもなくても

いのちを捧げてまで

旅人を助けようとする

尊い行いから

 

 

 

 

うさぎは生まれ変わって

お釈迦さまになられた

とされています

 

 

 

 

その身を捧げるという

くもりのない行いの

尊さは理解できるのですが

 

 

 

 

ちょっとレベルが高すぎる

というか

 

 

 

 

そ、そこまでやるの?

と思ってしまいますあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

 

カワウソは魚を

猿は木の実を

キツネはお肉を

 

 

 

 

と他の動物たちも

自分たちの大切なものを

渡しており

 

 

 

 

その3匹の動物たちは

お釈迦さまの

三人の弟子に

生まれ変わっています

 

 

 

 

困っている人に

出会ったら

 

 

 

 

優しい言葉で話す

笑顔でいる

ただそばにいる

 

 

 

 

先ずは出来る範囲で

いいのかもしれませんね

 

 

 

月を見ながら

 

 

 

 

今朝は

唐木仏壇の障子を修復し

高さ調整をしていました

 

 

 

 

その時に掛かってきた

一本のお電話

 

 

 

 

お世話になっている

お客さまの奥様からの

ご連絡でした

 

 

 

 

お彼岸の中日に

ご主人がお亡くなりに

なられたとのこと

 

 

 

 

すぐにお伺いしました

 

 

 

 

手を合せていると

ご主人との

思い出がよみがえり

 

 

 

 

顔をあげることが

出来ませんでした

 

 

 

 

強面の方で

少し言葉もキツイので

最初は怖かったのを

思い出しました

 

 

 

 

お体を患われてからも

お会いしてましたが

ドンドン痩せていかれ

 

 

 

 

ここ最近は点滴だけで

過しておられたとか

 

 

 

 

胃ろうは大変だから

自分の容体が悪くなっても

それはしないでくれ

と仰ってたそうです

 

 

ああ見えて
気をつかうひとでね

お彼岸に亡くなるなんて
何度も墓参りを
しなくていいよう

みんなが
集まりやすいように
考えたのかもね~

 

そう

奥さまが仰っておられました

 

 

 

 

ただお話しを

聞かせてもらうだけの

時間ですが

 

 

 

 

それがいまのぼくに
出来ることだったのかも

しれません

 

 

 

 

月にいるうさぎは

炎の中に自らのいのちを

投げだして

 

 

 

 

目の前にいる

旅人を助けようとした

というお話しでしたが

 

 

 

 

うさぎを

亡くなられた方

 

 

 

 

旅人を

その周りの人ととらえると

 

 

 

 

人は

命を燃やして生きることで

 

 

 

 

どこかで

誰かの役に立っている

のかもしれません

 

 

 

 

そしてその働きは

太陽という明かりのお蔭で

映し出されるもの

 

 

 

 

自分のはたらきを

自分で言うのではなく

誰かに照らされて

分かること

 

 

 

 

明日は

お月さんを眺めながら

 

 

 

 

お世話になった人を

思い出す時間にしても

いいかもしれませんね

 

 

 

 

 

 

音羽屋では
お仏壇をとおして

 

 

 

仏教の教えで
生きるヒントをひらめき

 

 

 

ご先祖さまからは
生きる力を黒ハート

 

 

 

イキイキできる
ブツダンライフを
お届けしますdouble exclamation

 

 

 

本日もお読みいただき
ありがとうございましたexclamation

 

 

 

 

 

 

ちなみに・・・

 

 

 

月にツキっきりに

ならくても

 

 

明日のお月さまが

最大になるのは

夜の7時ごろ

 

 

綺麗な月に

こころが

ツキ動かされるかも

 

 

 

な~む~うれしい顔

 

 

 

 

 

 

 

 

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仏教大好き職人

                               
名前山縣 俊二
住まい広島県

Profile

お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。

中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。

お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。

音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
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