釘も人間も力加減が大事！

「ひと言がいらない！」

6歳に諭されました・・・

 

 

及ばざるは

過たるよりまされりですね

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（５７６日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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昨日は「酒まつり」に

行く予定だったんですが

 

 

 

 

朝起きたら

長女の体調がすぐれない

 

 

 

 

雨も降りそうだし

これ以上悪化しても

良くないな～

 

 

 

 

というコトで

家のことをすることに

 

 

 

 

それでも

遊びには行きたい

というので

 

 

 

 

サンリブで買い物ついでに

室内の遊び場に行って

ご本人は満足

 

 

 

 

僕もたまたまやっていた

神楽を見ることが出来て

リフレッシュ

 

 

 

 

舞っていたのは

10年前に少しだけ

所属していた神楽団で

 

 

 

 

仕事の兼合いで

参加が難しくなったので

辞めることに

 

 

 

 

気合いを入れて
やるのも楽しいんですが

見ている方が

落着いて楽しめるので

 

 

 

 

これはこれで

よかったのかな～

なんてことを

思い返してました

 

 

 

気合いを入れ過ぎて空回り

 

 

 

 

妻と次男は

ソフトボールの試合へ

行っていて

 

 

 

長男は試験勉強

家に帰った長女は

ゴロゴロとお休み

 

 

 

 

僕はここぞとばかりに

朝昼晩ごはんを作り

掃除に洗濯と

慣れない家事に奮闘

 

 

 

 

よっしゃー

やりきったー

 

と思っていたら

 

 

 

 

帰ってきた妻と

洗濯もので言い合いに

 

 

 

 

洗剤の量が多い少ないの

どうでもいいこと

なんですが

 

 

 

 

こちらは

やってやったのに

なんだその言い方は！

 

 

 

 

とまぁ

一方的な恩着せがましい

感情と疲れもあって

カチンとしてしまい

 

 

 

 

普段できてないから

今日ぐらいは

色々やっておこう！

 

 

 

 

と気合いを入れるのは

いいんですが

 

 

 

 

結局

気合いを入れ過ぎて

相手に期待してしまい

イライラという結果

 

 

 

 

余裕が無いのは

疲れているのが

原因なんでしょうが

 

 

 

 

疲れる原因になったのは

慣れていない事へ

気合いの入れ過ぎ

 

 

 

 

気合いが入るのは

いいんでしょうが

 

 

 

 

それで

自分のエゴが強くなると

押し付けになるんです

 

 

 

 

その様子を

そばで見ていた長女から

 

 

 

 

と6歳に諭される始末

 

 

 

 

さすがに

子供はよく見てますね～

 

 

 

 

お兄ちゃんたちは

なにも言いませんが

 

 

 

 

女の子は上手に

頑固者のお父さんを

なだめてくれました

 

 

 

 

「子は鎹（かすがい）」とは

よく言ったものです

 

 

 

 

はい

石頭おやじ反省中です

 

 

 

ほどよい力加減が大事

 

 

 

 

「かすがい」とは

部品をつなぎとめる

建築資材のひとつ

 

 

 

 

上の写真は

先日お預かりした

お仏壇に打ってあった

かすがいですが

 

 

 

 

ちょっと

打ち方の角度が悪く

片方がひん曲がってます

 

 

 

 

お仏壇においては

「台輪」（だいわ）と呼ばれる

上下に位置する

大きな外枠部分と

 

 

 

 

側面の板を繋ぐ時などに

かすがいを

使うことがありますが

 

 

 

 

力加減を考えて打たないと

繋ぎの部分に隙間が

できてしまいます

 

 

 

 

 

 

仏壇の組立で使用する釘は

小さいものだと

6ミリ以下もあり

 

 

 

 

金具を打ちこむ時には

10ミリを使うことが

多いのですが

 

 

 

 

このときも

力加減が重要

 

 

 

 

弱すぎると

抜けてしまうし

 

 

 

 

強すぎると

金具に傷がついたり

木地にヒビが

入ることもあります

 

 

 

 

慣れてくると

力加減は

自然と身につくのですが

 

 

 

 

慣れない時は

失敗もありました

 

 

 

 

人間関係はもっと繊細で

 

 

 

 

一方が

気合いを入れ過ぎると

相手にはプレッシャー

となってしまい

 

 

 

 

関係性にヒビが入る

恐れもあります

 

 

 

 

ここまでやったけど

後は好きにしてと

 

 

 

 

ほどよく力を抜くことも

大事なんですね

 

 

 

ひとり相撲は迷惑になる

 

 

 

 

この手羽元は好評でしたよ！

 

 

 

 

それにしても
世の中は上手くできてて

 

 

 

 

今朝

お店の外を掃除してたら

近所のお客さまが

 

 

 

ということで

早めに謝罪の

一報を入れた次第です

 

 

 

 

仏壇作りの力加減は

大丈夫ですが

 

 

 

 

身近な人間関係の

力加減はまだまだ練習中

 

 

 

 

頑固頭を叩いて

柔らかくしていきます

 

 

 

 

 

徳川家康のことばで

 

 

「及ばざるは
過たるよりまされり」

 

 

不足しているほうが

やり過ぎよりも良い

 

 

とあるので

 

 

ちょっとぐらい

抜けてる方がいいのかも

 

 

・・・

 

 

毛（もう）だいぶ
抜けてるんだけどな～